日本オリジナルのヨット

2007年08月06日 | 風の旅人日乗


愛知県の衣浦に行ってセーリングしてきた。
Kオーナーの31フィートの新艇。
艇種名は、VITE。
名古屋の老舗ヨット造船所、坪井造船と横山一郎氏、金井亮浩氏による、渾身の新開発艇だ。

朝5時。
舵社のMo編集長とMiカメラの乗った車が葉山まで迎えに来た。ちょっと眠いけど、爽やかな夏の朝、逗葉新道から横浜横須賀道路を経て東名高速に入り、名古屋手前のジャンクションから中部国際航空方面へ。
途中牧の原で桜海老&シラスかき揚げそば大盛りを食べて、目的地・衣浦ヨットクラブには、10時過ぎに到着した。

我々と同じように関東から車を飛ばしてきた横山さんと金井君の到着を待って、すごくいい人柄が伝わってくるKaオーナーの操船で、早速出艇。
クルー全員が的確にキビキビ動く。気持ちいい。
出入港とメインセール・ホイストの様子を見ているだけで、そのチームのレベルが分かる。

沖に出る。
衣浦沖の三河湾に、6から8ノットの、気持ちのいい夏のシーブリーズが入っている。
ふと、ニッポンチャレンジでトレーニングをしていた三河湾の暑い夏を思い出す。

この日、楽しいセーリングになりそうだった予感は大当たり。
艇は気持ちよく走るし、クルーの皆さんの動きもそつがない。
久し振りに思いっきりセーリングを楽しんでから、翌日も東海地方で取材を続けるMo編集長とMiカメラマンと豊橋駅で別れ、東京行きのひかりに乗り込んだ。

この日の取材は、舵誌の新連載記事の第1回目。10月発売の11月号から連載開始予定。
まだタイトルも決めてないけど、どんな外洋ヨットを買えばいいか迷っているオーナーに読んでもらえるような連載にしたいねと、Mo編集長と話し合っている。

どんなタイトルにしようかな。