よわいはざいさん(日本ペンクラブ編)

2012年01月11日 | 風の旅人日乗
今日明日の関西出張に持ってきた本は、
「年齢(よわい)は財産」
というタイトルのエッセイ集
(日本ペンクラブ編/光文社)。

話せば長くなる理由で、
年末にふと気弱になったことがきっかけで
手に入れた本。

羽田空港に向かう京浜急行電車の中で
初めてページを開き、
その最初の編でいきなり
感動の涙を抑えることができず、
混んだ電車の中で、滂沱。
座席の両隣に座る見知らぬ人たちが、
たじろいでおった。
確かに不気味だったことだろう。
悪いことをした。

いやいや、長い説明は省くけど、
その通りだと思うのである。
年齢は財産、である。

若い人たちには到底受け容れがたいことだとは思う。
ワタクシもそうであった。
そんな馬鹿なことがあるものか、
若いが一番に決まっとる、
なんて思っておった。

しかしな、
若いだけがベストでないこともあるんじゃよ
世の中には、
たくさん。

それが事実だとすれば、
これからどんどん年老いていく
老人予備軍のキミたちにとっても
嬉しいことではないかと思うのじゃ。

仕事の合い間に
ガシガシ読み進めるので、
適宜、感想文を書きたいと思う。

その前に、
明日の関西でのセーリング仕事に
全力を尽くすぜ。