2014年8月14日 格闘

2014年08月14日 | 風の旅人日乗
暗い夜明け。
一人書き仕事に励む。



今月のテーマは、この艇、J/88



銀行の担当者と
ペイメントゲートウエイについて話したり、
お客さんからの電話に答えたり
ネット販売ページを編集したり
ライフラフトの搭載物について
調べ物をしたり、
商品を梱包したりする、
昼間の時間には、到底できない仕事。

書き仕事。

こんなに時間効率が悪くて、
取り組むときには
大体いつも眠くて、
苦労する割には読んでくれる人も少なくて、
ときに虚しくもなるこの仕事、
もう止めよう、
もう止めようと思いながら
はや、数十年。

いまでは
降参するのは悔しいから、
依頼主から断わられない限り
死ぬまで続けろ、
と自虐するようになった。

2014年8月13日 お盆

2014年08月13日 | 風の旅人日乗



この夏、
大学生や小学生たち
日本の次世代と、
セーリングを共にする
濃密な時間を
過ごしているうちに、



セーリングを通して、
自分が彼らに何を伝えたいのかが、
見えてきた。



ヨットは本来、
風をつかまえて水の上を走る、
その純粋な喜びや感動を味わうための
乗り物。



スピードやフィニッシュラインでの勝ち負けを
人と争うのは確かに面白い。

しかしそれは、
セーリングの面白さの本質の先にある
二次的な遊び方の一つに過ぎない。

昔のぼくを知っている人には、
驚くような意見かも。

熟成に向かう時間の中で、
人の考えも変わるのさ。


2014年8月12日 Volvo Ocean

2014年08月12日 | 風の旅人日乗
日航機事故の日。
悲しい日。

ウエブサイトのページを、
わざわざ東京から
助っ人に来てくれたK氏と共に、
ひたすら作る作業に没頭する。

今年のボルボオーシャンレースの
スタートが徐々に迫って来て、
各チームから頻繁にニュースがメールで届く。



今年のレースも
日本には関係ない。

残念だな。

2014年8月11日 野尻湖セーリングキャンプ終了

2014年08月11日 | 風の旅人日乗


2014年夏の、
野尻湖セーリングキャンプ終了。



台風11号の動きを睨みながらの、
難しい判断が続いた。



文字通り、
大切な次世代の
命を預かるわけだから、



ひとつひとつの判断に
大きな緊張が伴うのは覚悟の上。




プールの中から湖に飛び出した
子どもたちも、
胸に小さな自信を刻み込んだ。



みんなで一緒にスタートして、
湖に浮かぶ島を回って、
風上にあるフィニッシュラインまで



帰ってくることも
できた。



大自然と向き合うセーリングでは、
大自然には逆らえないことも学んだよね。



よく頑張ったね。




たくさん食べたしな。






新しい友だちもできた。

みんな別れが悲しくて、
まだ帰りたくないと
グズったらしい。



次はいつ会えるかな。




大人2人も野尻湖で
見事にセーリングデビューを果たした。



おめでとうございます。


ナウマン象博物館で
考古学の勉強をした後、

大雨と大風の中、
艇をクルマの屋根に積んで
命からがら関東に戻る。

子どもたちも大人たちも、
それぞれの日常に帰る。

2014年8月7日 高さ75.8m

2014年08月07日 | 風の旅人日乗
野尻湖での
ちびっ子セーリング合宿を前に、
気を揉む。



直接影響は、
ギリギリで避けられそうだけど、
間接的に影響は、かなり受ける。

セーリング以外の
アクティビティーで
ちびっ子軍団を
楽しませたい。

本日、
目を覚まさせてくれた
写真は、これ。



合成写真かと思った
高さ75.8mの
マストトップ部。
フィーチャーファイバー社製。

2014年8月5日 台風11号

2014年08月05日 | 風の旅人日乗
今週末のイベントに関連するので、
台風11号の動向をチェック。

気象庁の予想と、



米国海軍の予想を比べると、



特にスピードが、
だいぶ違う。

いずれにしても、
いざとなれば我々のイベントは
中止にすれば済むことだけど、
これまですでに降雨量が多い
九州や四国地方の、
雨による災害が心配。

2014年8月4日 東京築地

2014年08月04日 | 風の旅人日乗
一昨日の大阪は、
一日中雨、無風。
セーリング不可能。



昨日の、
いいダウンウインドの練習になった
相模湾でのセーリングの疲れも癒えて、
本日は東京に出て打ち合わせ。

久し振りに長いズボンをはき、
靴と靴下も履かねばならないので、
今日はきっと汗だくの一日。