国籍不明潜水艦が日本の領海内を航行しているのが確認された。
海上自衛隊に「海上における警備行動」が発令され、追跡及び監視を続行した。
領海内から出たとのことだが、現在も追尾活動を行っているとの報道。
潜水艦は中国ではないかとの情報(産経新聞)があるそうです。
どうやら中国の攻撃型原潜であるらしいのですが、原潜なのに何故浅い深度で航行していたのか?
軍事的示威行動なのでしょうか?
日本の海上自衛隊の探知能力に探りを入れたのか?
それとも、海上ガス田開発の牽制?
さまざまな憶測が出来ますね。タイミングとしては、対中外交を考えることと、防衛計画に影響してくることが考えられます。中国批判がある日本政府与党へのメッセージなのでしょうか?不明なことだらけですね。
参院調査報告によると、中国へのODA推進は必要性は見当たらないとの結論となったようです(読売新聞)。確かに中国の経済成長率は8~9%と高い水準で、今更日本が開発援助をする必要性はあまりありませんね。既に自らの成長で国内経済や開発は十分できるでしょう。富裕な資産階級がどんどん増えているとも言われてますしね。対米輸出でも貿易黒字額は日本より多くなっていますし、原潜配備ができるほどの軍事力(要するに軍事費)を持っているわけですから、ODAは止めるべきですね。民間レベルの経済活動で十分中国の成長に寄与しているはずですし。
今後気をつけることは、アメリカが現在より更に中国政策に柔軟姿勢をとり、アジア戦略の中心が中国にシフトしてゆく可能性があることです。このままの経済成長が続けば、中国は市場規模でも経済活動の総額でもあらゆる面で日本を凌駕します。原油消費量も二酸化炭素排出量も。しかも、中国は安全保障理事会の常任理事国ですから、国連内の地位も日本とは違います。
以前の記事にも書きましたが、BRIC諸国は今後の世界経済や外交面で重要な役割となってくる可能性が高いですから、当面中国外交は日本の戦略が必要です。中国側は、日本に対して決して妥協的外交はありません。比較的強硬姿勢と言ってもいいでしょう。戦争責任問題や、靖国問題、尖閣諸島問題など事あるごとに厳しい態度を崩しません。日本人留学生の事件で暴動発生にまで到った時もそうです。北朝鮮問題でも日本に協力的な態度を明確に示さず、外交カードとして使いそうな感じさえ受けます。特に重要なのは日本領海近辺のガス田開発問題でしょう。基本的には「主張して譲らない」という態度が鮮明で、これは民族的特徴なのでしょうか。
日本は強硬姿勢を見せることなく経済協力は推進してゆく必要がありますし、いらぬ刺激は避けておきながら、ガス田問題や今回の領海侵犯(まだ未確認ですが)のような事態では、国家としての厳しい姿勢も見せる必要があるでしょう。こういった所は外交が専門の外務省でうまくやってもらいたいと思いますが。
アメリカ頼みで、そちらばかり向いていると近所を見る目が曇ってしまうのではマズイですね。最近は韓国との感情的わだかまりは昔に比べ減少しましたから、そうした所をうまく利用して、協調して対中戦略を考える必要があるかもしれません。歴史的に見てもそうですね。
アメリカ、中国と難しい外交問題に違いありません。
外務省の腕の見せ所ではないですか?私利私欲に走っている場合ではありませんよ。
海上自衛隊に「海上における警備行動」が発令され、追跡及び監視を続行した。
領海内から出たとのことだが、現在も追尾活動を行っているとの報道。
潜水艦は中国ではないかとの情報(産経新聞)があるそうです。
どうやら中国の攻撃型原潜であるらしいのですが、原潜なのに何故浅い深度で航行していたのか?
軍事的示威行動なのでしょうか?
日本の海上自衛隊の探知能力に探りを入れたのか?
それとも、海上ガス田開発の牽制?
さまざまな憶測が出来ますね。タイミングとしては、対中外交を考えることと、防衛計画に影響してくることが考えられます。中国批判がある日本政府与党へのメッセージなのでしょうか?不明なことだらけですね。
参院調査報告によると、中国へのODA推進は必要性は見当たらないとの結論となったようです(読売新聞)。確かに中国の経済成長率は8~9%と高い水準で、今更日本が開発援助をする必要性はあまりありませんね。既に自らの成長で国内経済や開発は十分できるでしょう。富裕な資産階級がどんどん増えているとも言われてますしね。対米輸出でも貿易黒字額は日本より多くなっていますし、原潜配備ができるほどの軍事力(要するに軍事費)を持っているわけですから、ODAは止めるべきですね。民間レベルの経済活動で十分中国の成長に寄与しているはずですし。
今後気をつけることは、アメリカが現在より更に中国政策に柔軟姿勢をとり、アジア戦略の中心が中国にシフトしてゆく可能性があることです。このままの経済成長が続けば、中国は市場規模でも経済活動の総額でもあらゆる面で日本を凌駕します。原油消費量も二酸化炭素排出量も。しかも、中国は安全保障理事会の常任理事国ですから、国連内の地位も日本とは違います。
以前の記事にも書きましたが、BRIC諸国は今後の世界経済や外交面で重要な役割となってくる可能性が高いですから、当面中国外交は日本の戦略が必要です。中国側は、日本に対して決して妥協的外交はありません。比較的強硬姿勢と言ってもいいでしょう。戦争責任問題や、靖国問題、尖閣諸島問題など事あるごとに厳しい態度を崩しません。日本人留学生の事件で暴動発生にまで到った時もそうです。北朝鮮問題でも日本に協力的な態度を明確に示さず、外交カードとして使いそうな感じさえ受けます。特に重要なのは日本領海近辺のガス田開発問題でしょう。基本的には「主張して譲らない」という態度が鮮明で、これは民族的特徴なのでしょうか。
日本は強硬姿勢を見せることなく経済協力は推進してゆく必要がありますし、いらぬ刺激は避けておきながら、ガス田問題や今回の領海侵犯(まだ未確認ですが)のような事態では、国家としての厳しい姿勢も見せる必要があるでしょう。こういった所は外交が専門の外務省でうまくやってもらいたいと思いますが。
アメリカ頼みで、そちらばかり向いていると近所を見る目が曇ってしまうのではマズイですね。最近は韓国との感情的わだかまりは昔に比べ減少しましたから、そうした所をうまく利用して、協調して対中戦略を考える必要があるかもしれません。歴史的に見てもそうですね。
アメリカ、中国と難しい外交問題に違いありません。
外務省の腕の見せ所ではないですか?私利私欲に走っている場合ではありませんよ。