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「レジェンド」の新伝説

2004年11月11日 22時00分16秒 | 俺のそれ
今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーはホンダの「レジェンド」と決定したそうです。そういえば、いつからか2つに別れたんだよね、カー・オブ・ザ・イヤー。もう一つは・・・・
RJCカー・オブ・ザ・イヤーだそうな。

対立勢力が二つに割れて、それぞれ賞を発表するから、何だか混乱するね。
1つに戻れないものなのかな?

受賞した車やメーカーは広告に「~~賞受賞」とか入れるから、余計にどれがどの賞だったか覚えてないかもね。

ちなみに去年は・・・マツダのRX-8で、もう一つは・・・やっぱ忘れてるわ。何でしたっけ?


ホンダは高級車セダンではここ暫くヒットが出ていない。というより、明らかな大苦戦。

アコードクラスより上級車種はホンダ関連企業の重役くらいしか買わないんでないの?っていうくらい少ないような気がする。正確な販売台数とか調べてないからわからんが、街中であんまり見かけないな。ミニバンの高級車種の成功がウソのようです。

インスパイアは出てすぐと、次のモデルチェンジくらいまでは良かったが、それ以降は先進技術を投入したり、排気量アップしたりといろいろやったがダメっぽい。国内では稀にしか見かけない。米国では売れてるのかな?

レジェンドはホンダの旗艦車種として登場した時はインパクトあったね。ホンダに高級車作れるのか?って思ってたけれど、新マーケットを開拓したんではないかな?特に積雪多い地域ではFF強いからね。昔高級車種は全部FRって決まってたからねえ。次のモデルチェンジもまずまずであったと思うけれど、クーペ投入して、ソアラに対抗していこうと(そんな気はなかったのかもしれないけれど)高級路線で頑張りすぎたのかもね。その後はまるで売れてなくて、見かけなくなっちゃったような・・・。その後のモデルチェンジはどんなんだか、全く思い浮かばない。

これらのグレード高めのセダンで成功と敗北を味わったホンダが、威信をかけて高級セダン市場に戻ってきた。日本市場全体でもセダンは落ち込みが大きく、ミニバンや軽自動車にマーケットを食われているという。

そんな中、満を持して登場したのが今回のレジェンドだ。日産フーガやトヨタのMARK X に対抗するモデルとして投入され、滑り出しは好調と伝えられている。今回の受賞で注目度もアップするし、気になるユーザーも増えるだろう。きっと数日中には、新聞に全面広告が打たれるんじゃないかな。

 「日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞  私たちの車作りが評価されました」
くらい謳ってくるかもね。いいんですよ、それくらいしても。

今回のレジェンドは好みが別れるかもしれないけれど、長きにわたり眠っていたホンダファンや旧レジェンドユーザーがカムバックしてくれる期待が持てそうですよ、ホンダさん。


全然関係ないけど、中国だかで海賊版「カブ」もどきが売られてて、メーカー名が「HONGDA」だったんです。確かに「Hong」はホンだもんね。笑えるけど、訴訟になったはずです。コピー海賊帝国は凄いね、本当に。なんでもコピーなんだね。

教育庁の「奉仕活動」

2004年11月11日 19時53分50秒 | 教育問題
読売新聞の一面に次の記事が出ていました。見出しに「おっ」と目を奪われました。

「奉仕活動」必修科目に

一歩前進だな、って思いました。賛否両論あるとは思いますが、東京都は全国の教育現場に改革意識を投げかけているように思います。以前私が書いた記事に似ていて、自分の意見が採用されたような気分です。

参考までに読んで頂ければ幸いです(全て10月の記事です、URLうまく入れられずごめんなさい)。

 ニート
 若者の訓練1
 若者の訓練2


読売新聞の記事を以下に引用します。

東京都教育庁は、都立高校の授業で「奉仕活動」を必修科目にする方針を固めた。近年、進学も仕事も職業訓練もしない「ニート」と呼ばれる若者が増えていることから、社会から必要とされる活動体験を通じて、生徒に前向きな進路選択を促すのが狙い。2007年度には約2百校の全都立高校を対象とする予定で、まず来年度に20校で試験的に導入する。同庁によると、都道府県単位で奉仕活動を必修化するのは全国で初めて。

「奉仕活動」の授業時間は、卒業に必要な一単位分にあたる年間35時間を予定している。活動内容としては、老人施設や障害者施設などでの介助、手伝いのほか、森林の維持管理、地域のお祭りの運営などを想定しているが、具体的な内容と時間の割り振りは各校の判断に任せる。
 活動の中身は通常のボランティア活動と同様だが、同庁では「自分の意思で行うわけではないので、ボランティアという表現は使わない」と説明している。

以下省略


このような取り組みを東京都教育庁が考えてくれたことに感謝です。これが全国的に広がり、地域社会との関わりが持てる若者がもっともっと増えてくれることを期待します。

地方に行けば「こんなことは普通にやってきたことだよ、当たり前」と言われそうですが、都市部には、特に大都市部にはお互いの関係が希薄になった地域社会と子供達が取り残されてしまっていると思うのです。

教育とかって大袈裟に言うわけではなくて、そこに住んでいる人達のお互いの顔が見えるような活動を、その地域特性を生かした形で行っていければ子供達も大人達も一緒に変わって行けるような気がするのです。



「日の丸」でちょっと焦ったかもしれないけど、東京都教育庁、よくやった!これからも注目していますよ。

続・海警行動発令!

2004年11月11日 14時20分49秒 | 外交問題
海上警戒行動の発令によって、海上自衛隊は国籍不明原潜を追跡しました。

領海侵犯は明らかにあったようです。

スクリュー音などから中国の漢級原潜と見てほぼ間違いない、との報道もありました。



原子力潜水艦は推力等のエネルギーを得るのに原子力機関を搭載していますから、機関を動かすのに酸素は必要ありません。浮上する必要性がまるでないのです。長期間深海で作戦行動できますし、その方が発見される可能性が小さくなるはずです。監視衛星からも探知されにくいのです。日本の保有する潜水艦はディーゼルエンジンとバッテリーの組み合わせの通常型で、海中ではバッテリーでスクリューを動かします。バッテリーが切れると浮上しディーゼルエンジン動かして、充電しなけりゃ潜れません。酸素が必要なディーゼルだからです。

水中性能ではイルカとドン亀の違いくらいになってしまいます。攻撃型原潜は水中での作戦行動が命ですから、すごい水中運動性能を持っていなくては意味がないのです。通常型は比較的浅い海域で、入り組んだ地形とかでないとあんまり価値がありません。原潜との性能に違いがありすぎて、大海原ではあっさり負けてしまうでしょう。唯一の方法は待ち伏せくらいでしょうか。

中国原潜が浅い深度を保ち航行していたのかは、何かのメッセージと受け止めるしかないでしょう。他の潜水艦の事故とかなら、引き上げ船とか必要でしょうし、もっと多くの艦船があの近辺に投入されるでしょう。単独行動の原潜にそんな任務があるとは考えられませんね。

台湾への軍事行動とも見る可能性はないわけではありませんが、過去の例では、台湾への政治的圧力をかけるとか、米軍との合同演習時期などに中国海軍の活動が活発になるので、今回は関係なさそうでしょうね。


今問題になっている東シナ海ガス田開発では、中国側の強硬姿勢が変わっておらず、日本は及び腰で遅れをとっています。これを何とかしなければならないでしょう。中国側の意図は軍事力誇示の面と、ガス田へのかなり強力な牽制をしてきたと見てよいのではないでしょうか。首脳会談や六カ国協議をちらつかせながら、日本の出方を窺うための一つの戦術かもしれません。


サッカーでもあると思うのですが、試合中にキーパーが飛び出してくる限界ゾーンの見極め。

どのくらいのパスなら、飛び出してくるのかを見極めたい時に、何本かのフリーキックやコーナーキックなどでおびき出す。数本の反応で、ここなら飛び出せないって所に決めのパスを出す。すると、するとキーパーは少し躊躇するが飛び出さず守ろうとするけど、キーパーいなけりゃ競り勝てるチャンスは増えて得点の可能性は高くなるでしょう。


そんな感じで、相手の反応を見るため、「ここまで踏み込んでも怒らない」「ここまで言及しても反論しない」などの心理戦を仕掛けてきている可能性すら感じます。そうでもなけりゃ、原潜を浮上させてわざわざ自衛隊に追尾させたりはしないでしょう。
自衛隊の探知能力を測った意味も多少あるでしょうが、潜行深度が浅けりゃ発見できるしね。


日本の海上自衛隊を少し見直したのは、スクリュー音のデータがあったことです。あくまで推測ですが、1)米軍にデータをもらった、2)海上自衛隊独自のソナー施設が東シナ海等に設置してある、かのどちらかでしょう。漢級のデータを他の経路から入手は出来ないでしょう。ひょっとして、比較的浅めの海峡とかにパッシブソナーとか隠してあるのかな?スクリュー音データは重要ですから、米軍の解析データと合わせてみて一致したんでしょうね。



まあ、海上自衛隊はよくやったと言うべきです。以前に記事(カテゴリー:俺のそれ)にも書きましたが、『沈黙の艦隊』を読むと潜水艦に少し詳しくなれるし、潜水艦戦の重要ポイントもちょっとは判った気になれますよ。