いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

ウェルカム!ダルビッシュ

2004年11月17日 23時35分06秒 | 経済関連
日ハムに入ることになりましたー!祝入団!!!前の記事(プロ野球の壁)で書いたように私はハム応援してます。今まで内緒にしてきましたが、セ・リーグは巨人なんです。。。




今期(というか終わったので昨期?)は割りと頑張ったんですが、最後はプレーオフで力尽きました。投手力がどうしても弱い。これは何とかしないといけない。ダルくんに頑張ってもらわねばなりませんね。


正田も高校の時は良かったんですけどねー。その後は、投げても勝てるんだかどうだかわからない試合が多くてねー。ダルくんにはそうならないようにがんばってほしいぞ。


「北海道の印象は?」

「寒いってことだけです」

そうりゃそうだ。仙台も十分寒いと思うけれど。イメージの問題なのかな?





日中首脳会談実現へ

2004年11月17日 22時52分27秒 | 外交問題
日本の外務省は、珍しくタイミングのよい切り出しをしたようです。相手が少し引いた所にこちらの次の一手を打ち込んだのは正解でしょう。外交にすこしリズムが出てきたのかな?



先ほど産経新聞によるとチリ会談へ向けて中国側が実施に応じる姿勢を表明し、実現見通しとなった、と伝えた。日本が原潜問題で決着姿勢を見せたことを中国側が評価したと考えていいだろう。

タイミングとしては原潜は日本にとっての試金石となった可能性があり、謀略説が好きな私としては中国側が見極め材料として用意したと考えます。これで中国側は日本に対する外交シナリオがある程度見通しが立ったのではないかと思います。

首脳会談という一つのカードは日本に有利に働いたと見るべきです。原潜問題で日本が堪えた結果でしょう。

首脳会談で日中間の関係改善が少しでも進展すれば、今膠着状態を抜け出せない北朝鮮への態度を決められるようになるかもしれません。経済制裁等は中国の協力度を確かめた上で、日本は決めることができるようになるでしょう。北朝鮮に対しては、制裁措置以外に中国ルートを活用できるオプションを持つことができるようになる可能性が出てきます。これは大きな収穫です。


六カ国協議に向けても北朝鮮の強硬路線を封じる方向に働くでしょう。これも日本に有利に作用します。北朝鮮から軟化姿勢を引き出すことができたら、米国のライスさんのような強硬派の抑制に役立つかもしれません。

外交戦術はやっぱり難しいです。どのような方向に転んでも次の想定シナリオと可能なオプションを考えねばなりませんからね。

私のような素人が考えて答えが出せるようなものでないことは、十分承知してますから。切腹!


毒まんじゅうの抵抗

2004年11月17日 22時20分40秒 | 政治って?
在宅起訴されている村岡元官房長官が、民主党の会合に出席予定と報じられた。民主党は国会証人喚問を封じられたため、擬似喚問で自民党の人柱として差し出された「毒まんじゅう」の毒を吐き出させることにしたようです。

民主党はイラク問題や原潜問題などでも、ここ一番でポイントを挙げられずにいますから、起死回生の一撃を叩き込むチャンスにしたい思惑があるはずです。そして、村岡さんは後がない上に、「野中憎し」のはずですから、どうせだめなら一蓮托生でせめて道連れを増やそうと思うはずです。助かる唯一の方法が対立政党の擬似喚問だけとは、悲しい限りですね。


以前書いたように(鏡に映った日歯連続・鏡に映った日歯連)、日歯連献金疑惑では検察当局は本丸橋本に迫る道が今のところ閉ざされています。「特捜部などによると」という報道が見られますが、情報リークは検察当局の正当性を公判前に知らしめておくということと、野党の自民党批判をかわそうという政治的配慮によるものではないのか、と思ってしまいますね。村岡さんにターゲットを絞っていることが当然のようなニュアンスの記事が多いのです。


また変な例えで申し訳ありませんが、一応考えてみましょう。

仮におとーさんと息子2人が会合に出席して、おとーさんが現金で100万円もらったとします。一家の大蔵省(今は使いませんね、それに財務省だしー)であるおかーさんに、「これ、入れといて」といって手渡した。会計担当のおかーさんは入金しておきましたが、使い道などを相談する時に息子の一人に「どうしようかねえ」と聞いたら、おとーさんの知らない所で息子同士が勝手に相談して息子の一人が決定してしまった。

その決定した息子は「毒まんじゅう」であったという訳です。おとーさんはもちろんハシ~ですね。うーん、現実的に考えて手渡した時になにがしかの指示があったのは普通ではないかな、と思いますよね。限りなくグレーというかほぼブラックでないのー?息子が勝手に決めて処理できるかなあ?本当に金庫番の実権が村岡さんにあったのでしょうかね?一般人の感覚とはかけ離れていることは確かです。

兎に角「毒まんじゅう」の最後の抵抗を見守ってみることにします。


中国原潜の結末

2004年11月17日 18時05分54秒 | 外交問題
各報道によると中国側の発表は「調査の結果、中国の原潜であることを確認した。通常の訓練課程で、技術的原因により、日本の石垣水道に誤って入ったもので、事件発生を遺憾に思う」との内容であった。日本側の「謝罪」要求は、ちょっといなされてしまって、完全に外された格好だ。ただ、これにも背景があるのかもしれない。



読売新聞によると、日本側の考えは以下のようなものであった。
小泉首相は
「中国の原潜であることを認めて陳謝したということ」という解釈を付け、「この問題が今後の日中友好発展の支障にならないよう、再発防止にしっかりとした対応を求めていきたい」と強調した
と記者質問に答えた。


最初の中国への「謝罪」を求めた声明は、日本の立場を貶めないことと、日本国内に配慮した結果なのかもしれない。一度目は、正当性は日本側にあるのでそれを主張することにしたのではないか。同時に中国側発表で「謝罪」は引き出せないことはある程度考慮に入れて、中国籍であることを認めないという場合以外はどんな内容の発表でも、日本側の解釈として概ね「謝罪」に相当するものであるという声明を出せば、日本側の「面子」は潰れないと判断したのかもしれない。


続いて、日本国内の中国非難姿勢を抑えこみながら、中国側を必要以上に刺激しない路線を選択したと見ていい。首相からの厳しい非難声明は二度目以降出していない。「陳謝したということ」という解釈を付けたのは、「日本側の面子は保てました、納得しましたよ」というメッセージでもある。この問題に一応の決着をつけた形をとることで、日中首脳会談が頓挫するのを避けた意味もある。

このオプションは賢明な選択であったと思う。外交戦術としては、目先の小利に囚われるより、将来にむけた大利を確保することの方が重要と考える。大局的に考えて、強硬姿勢を貫くのは相当の困難を伴うであろう。必要以上にこじれるより、今日本に有利なポジションを占めることの方が遥かに意義がある。


今回のマスコミの報道を見ていると、日本のためになる考えを持って、客観的かつ冷静に考慮するという姿勢に欠ける場面があった。おまけに、とんでもない社説もあれば国民感情を煽るような報道もある。こういう報道ではいたずらに国民が振り回されてしまい、下らない先入観を形成してしまう危険性があるのではないか。

もう一つ、今回の事件で、ちょっとどうなの?って思うことがあった。ヤマタク補佐官の働きだ。彼は中国側にルートを持っているのかもしれないが、何故しゃしゃり出てきたのかわかりません。真に役立つ人間ならば、表舞台に立たないのが外交の基本なのではないかと思ってしまう。スパイとかの工作員も同じだろう。「メン」が割れてしまっては、誰がどの人の味方でどこにパイプ持ってるかバレちゃうでしょ?外交には邪魔な情報であろうと思うし、悟られないことは相手の読みを外す上で重要だろう。表舞台には外務大臣が立つべきで、こんな所でヤマタクの存在感示す必要が全くなかったのではないでしょうか?内容も当たり前すぎるものですし。「再発防止に向け外相会談の申し入れ」って、事務レベルでの処理か、副大臣とかでもいいんでないの?補佐官は中国行かずに、首相の側にいて戦略考えたり意見・情報分析などのアドバイスした方がいいんじゃない?そういう役割と思ってたんですが。相手を見てごらんよ、ヤマタクの相手してくれたのって外務次官じゃないか。そのレベルでの話しなんですから、日本側も大使とか外務省役人でいいでしょうが。補佐官の地位を自ら低下させてどうするんでしょうね。

都道府県知事にどこかの国の国王が会いに来るようなものです。ありませんから~!ざんね~ん!

向こうは立場が上と思ってるから、下っ端であしらわれるんですよ、ヤマタクさん。


手前ミソになるようですが、以前の記事で書いたように(カテゴリー:外交問題//海警行動発令、謎の原潜の後始末など)、中国側のコメントは予想した第2パターンにほぼ近かったですね。
日本政府が、原潜問題を深く追及しない方針としたことは、支持していた通りです。

北朝鮮問題の方も、虚虚実実の応酬があるでしょう。外務省職員は眠れない日々の連続ですね。公費に群がる亡者軍団以外は・・・。ねっ!

頑張りどころです。諸君!

国家公務員共済の謎11

2004年11月17日 14時35分01秒 | おかしいぞ
今日はまた事態が前進しました。会計検査院から、今までに比べて随分早い回答が来ました。一体どうしたことでしょう。でも読むと理由は何となく判ってしまいました。一般庶民が行政府にこちらの言い分を認めさせたんですよー!少し嬉しくなりました。無力な国民であっても、働きかければ何か少しは変わることもあり得るということなのでしょうか。昔よりは官庁の考え方が改善されている面がちょっとはあるのかな?



以下に会計検査院からの回答を転載します。



平素より会計検査院の諸活動にご関心をいただき、ありがとうございます。

 ご指摘のとおり、会計検査院は検査の進行に伴い法令、制度又は行政運営に改
善を要する点があると判断した場合は、その旨の意見を表示し又は改善の処置を
要求することができることになっております(会計検査院法第36条)。
 先日お答えした「意見を申し上げる立場にない」の趣旨は、個別に検査を行っ
ていないケースについて軽々に会計検査院として意見を申し上げることができな
いということであります。
 なお、一般論として検査の結果、改善すべき事態があれば会計検査院法第34
条又は第36条に基づき改善等の処置を要求することを検討することもあろうか
と考えます。

以上のとおり、返信内容に言葉足らずの面がありご迷惑をおかけいたしました。

 今後とも会計検査院の諸活動になお一層のご理解を賜りますようお願いいたし
ます。


このような内容でした。

一応私が主張していた会計検査院法に基づく意見表示、改善要求は是認されたと考えてよいと思います。そして、(確定的なことは言えないが)というニュアンスで、「一般論として・・・・」の文言があり、財務省との調整がつけばひょっとすると来年度の会計検査報告に載ることになるのかもしれません。適正ではない支出として認定される可能性が出てきたことを意味しています。

会計検査院は財務省に比べて遥かに誠実な対応と言えます。回答も早いですし、真面目に考えようとしていることはある程度評価できるでしょう。残念なことは、私が今まで記事に書いてきたように、私のような素人が会計検査院法を持ち出して解釈を述べた末に認めたことと、今回のメールにもあった言い訳めいた言葉です。

「『意見を申し上げる立場にない』の趣旨は、個別に検査を行っていないケースについて軽々に会計検査院として意見を申し上げることができないということであります。」というのは、前に私が指摘したような誤認があったのではない、ということを「言葉たらず」として補足しようとしてきたのです。

昨日財務省回答を会計検査院にも送ったので(前の謎シリーズ読んで下さい)、財務省回答が明らかな誤認があったのは検査院にも判ってしまって、その為今度は検査院の方が私の指摘を受け入れるような回答をしてきたのだと思います。

ちょっと見苦しい感じはしますが、でも「正そう」とする姿勢には納得できます。検査院は財務省よりはましです。初めから認めて、法令に従って処理をすることを心掛けてほしいですね。