新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

安倍晋三に「緊急事態宣言」を与えれば日本は「安倍と共に沈む」

2020年03月05日 12時15分15秒 | 安倍晋三

今週の初めに、安倍晋三の突然の思い付き発言に対して、「お上の愚策には自治体の首長はNO!というべし」とつぶやいた。
 
その後、全国各地の小中学校では独自の対策を取り出している。
 
中でも「一斉休校要請」にも関わらず勇気ある決断を下したところも少なくはなかった。
 
<新型コロナ>「休校しない」広がる 栃木・茂木町 通常授業へ転換
 
     
        【東京新聞より】 


昨日に引き続き今朝も孫娘がやってきた。
 
来週の9日に卒業式を行うそうだが、父兄の参加は2名までと制限され、来賓の祝辞はなく在校生の「送辞」や卒業生の「答辞」もないそうである。
 
残念ながら子どもたちには罪がないのだが、大人が決めたことだから「仕方がない」という気持ちだけは「持つな!」と進言した。
 
孫娘は電車とバスを乗り継いで祖父の家に来たのだが、昨日から渋谷駅周辺には中高生が多く集まっていたらしい。
 
あたかも子供たちが「感染源」になり集団感染するような危機感を煽った安倍晋三だったが、実態はどうであったのか。
 
多くの感染者を出した大阪市のライブハウスのコンサートに参加していたのは「30代男性」、「堺税務署職員の60代女性」、「京都市では50代女性」、「世田谷区にある保育園の30代女性職員」と、40代の女性会社員」、「熊本県で感染が判明した40代女性」等で、決して小中高生ではなかったことは明らかである。
 
したがって、こんな批判が続出するのも当然である。


 
例えば、ライブハウスに参加できる「元気な中高年が感染に気づかないまま、重症化しやすい高齢者に感染させている可能性」とも言えるわけであり、若者に絞る根拠が全然ないということである。
 
そして安倍政権はすでに「新型コロナウィルス」対応に「新型インフル特措法」を使用していたことが判明し「緊急事態宣言」の法改正は不要ということで野党が一致した4年ぶりに開かれた党首会談であった。 
 
『今の法律で出来る』特措法改正、野党から注文続々」 


12年年前に厚労相だったこの御仁は、最近この問題に関して盛んに発信していた。

こんなうがった見方もあった。

しかし実態は少々違っていたようである。

横浜港に入港したクルーズ船内での感染症対策の初動ミスに始まり、すべて後手後手に回り、さらには感染者が急激に増加した北海道では、鈴木知事が「緊急事態宣言」を発したことに、「オレもやりたい」とばかりに先手を打つという名目で「全国一斉休校」という独断専行したところ、あまりのも世間の反発が大きく、翌日には各自治体に丸投げしてしまった安倍晋三。
 
そして念願の「緊急事態宣言」ができるような新法を提案したが、すでに同様な機能が含まれていた予算が通過していたということになる
 
知らぬは安倍晋三だけということなのだが、与党の誰もが、「緊急事態宣言」に向かって突き進む安倍晋三を止めようとしないどころか、あたかもけしかけている連中も多いことには、良識のある人からすれば、「強い危惧と失望」を感じられずにはいられない。
 
与党の忖度議員にとっては、日本経済も国民の暮らしもそれ程にどうでもいいものなのだろうか。
 
これでは日本は本当に「安倍と共に沈む」のかもしれない、とオジサンは思う。
 
 
【付録】
 

    新型コロナ対応の基本姿勢を改めよ 2020.3.4  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 政権の「終わりの始まり」が... | トップ | 「桜」に加え「加計学園」疑... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

安倍晋三」カテゴリの最新記事