新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「投了」しない安倍晋三に引導を渡すには?

2020年02月10日 11時28分51秒 | 安倍晋三

昨年の5月ころには、「総理にしてはいけない政治家ランキング 2位に枝野氏と茂木氏」という記事が出ていたが、政治家OBや政治学者、評論家、ジャーナリストなど30人にアンケート調査では「令和の総理にしてはいけない政治家」でダントツの票を集めたのは人呼んで「タカ派のマドンナ」、稲田朋美であった。 
 
                    【NEWSポストセブンより】
 
その理由を政治学者の後房雄・愛知大学教授はこう言っていた。
 
「思想的理由で安倍首相の特別な庇護を受け、首相候補に育てようと抜擢されながら、行政組織の掌握でも、社会的な説明責任の点でも、とても政府のトップの器ではないことを露呈した」
 
さらに、主義・思想面でも見るべきものはないと評した評論家・古谷経衡はこう評していた。
 
「彼女は南京百人斬り訴訟(日中戦争時に『百人斬り』をしたと虚偽の報道をされたとして旧日本軍将校2人の遺族が毎日新聞、朝日新聞などに損害賠償などを求めた)の弁護団で一躍保守論壇の寵児になったが、その歴史観はネット右翼の範疇を出ていないように見える」
 
まさにズバリ稲田朋美の弱点(?)を突いていた。
 
したたかなこの保守オバサン半年後には、「未婚のママにも税制優遇」ということを言い出した。
 
『未婚のママにも税制優遇』推進した稲田朋美『イメチェン』の狙い」という記事によれば、
 
「防衛省の“日報問題”で閣僚失格の烙印を押されて以降、稲田さんは変わりました。LGBTや夫婦別姓の問題についても、これまでは考えられない踏み込んだ発言をしている。今回の見直しも、当初、甘利さんは難色を示していた。最終的に選挙受けする政策として受け入れたのでしょうが、稲田さんが押し切ったというのがもっぱらの見方」と、一見、“美談”にも思える今回の寡婦控除見直しを紹介していた。
 
ところが、哲学者の適菜収は、「婚姻ばかりが日本の伝統的な家族の姿かどうかはさておいても、現行の法律は結婚を前提にしているわけで、“未婚の母”を救いたいなら、安易な減税ではなく法制度を見直すのがスジ。受けのよい政策で“桜を見る会”の問題から目をそらそうとしているようにしか見えませんね」と冷静に批判していた。   
  
昨日オジサンはこんなreツイートをした。


当然、多くの批判ツイートが飛んでいた。
やはり現行の憲法をろくに読んでいない弁護士もどきの稲田朋美の本質は変わってはいない。
 
ネトウヨ連中からは「メガネのトモチン」と呼ばれているが、その稲田朋美と格が違うほどの実力と先見の明を発揮しているのが共産党の「智チャン(失礼!)。
 
昨年の11月の彼女の爆弾質問がなければ、今頃は安倍晋三後援会の支持者たちに「2020年安倍総理と桜を見る会」の案内状が届いていたかもしれない。
 
その田村智子議員が、実は今回の「新型コロナウィルス」という感染症に対する政府のドタバタぶりをすでに昨年の4月には警告していたという。
 
NHKのテレビ中継は予算委員会を放映するが、他の委員会の実況中継はほとんどお目にかかることはない。  
 

      【公務員削減告発 感染症対策が弱体化】
 
さて、多くの識者や弁護士、ジャーナリストたちが、「もう詰んでいる」と指摘している安倍晋三による「桜疑惑」。
 
「詰んでいる」とは、ヘボ将棋で「王手」をかけられているにもかかわらず、「玉」が逃げ回り「投了」しない安倍晋三を指している。
 
【シリーズ・国会崩壊04】とうとう安倍総理は自分を棚に上げて立憲民主党・黒岩宇洋衆議院議員を「うそつき」呼ばわりするなど幼稚な発言を連発! しかしそれは「焦り」の裏返し?」というレポートで改めて、先週までのおさらいをしてみよう。
「参加者との個別契約」とする安倍総理の主張に疑義!「ホテルニューオータニでどうやったら1人5000円という破格の会費でパーティーが実施できるのか?」
 質疑の中心は、「前夜祭」の契約主体が本当に個々の参加者と言えるのか、実質的にはやはり安倍総理の事務所ではないのかという問題であった。
 黒岩議員は、「前夜祭」の会場となったホテルニューオータニでどうやったら1人5000円という破格の会費でパーティーが実施できるのか、と問い、前日2月3日の辻元議員とのやりとりの中で安倍総理が「事務所とホテルの信頼関係」があってこそ実現したとし、「参加者との個別契約」と主張する安倍総理に疑義を唱えた。
黒岩議員「昨日の答弁でも、『25年間の安倍事務所の責任がある、実績があるから一見さんの客とは違う』対応をしたと。これね、安倍事務所の『信頼』に裏付けされた買収ですよ。参加者一人一人、個人では、一見としてはできない価格設定を、安倍事務所の信用で割安に設定したわけですから、当然これ利益供与ですよ。間違いなく、明々白々です。で、安倍事務所が仲介…そこ後ろ、うるさい!」
 安倍総理は、黒岩議員の質問中に秘書官に何か耳打ちされ、話を聴こうとしなかったようである。黒岩議員が質疑の途中で安倍総理に話しかけた秘書官に大きな声で注意したことに対して、安倍総理は「怒鳴るのは異常な対応だ。人間としてどうかと思う」と黒岩議員をすかさず非難した。
当日急に欠席になった人が出てきた場合の「リスク負担」について問われると、安倍総理は質疑とは直接関係のない事項で逆ギレ! 黒岩議員を「うそつき」呼ばわり! ところがその直後…。
 この日の質疑では、安倍総理は黒岩議員に対し、何度も「久兵衛」という寿司店の名前を連呼していた。以前黒岩議員らが、「前夜祭」で招待者に供されていた料理の一部に、安倍総理が懇意にしている高級寿司店のものがあったということに言及したことがあったが、この情報には一部不確かな部分があり、どうも安倍総理はそのことを根に持って発言していたものと考えられる。もちろん、この日の質疑の内容とは直接関係のない事項である。
 黒岩議員は、前日に辻元議員が命名した「安倍方式」の契約が不自然である根拠のひとつとして、当日急に欠席になった人が出てきた場合の「リスク負担」についてとりあげ、どう考えていたのかを安倍総理に尋ねた。安倍総理は「おおよその出席者数が決まっていたので特段の取り決めはしていなかった」と答えた。
黒岩議員「いざリスク負担が生じた場合には、安倍晋三後援会が負担する可能性もあったということですね」
安倍総理「今私の答弁を聞いていただければ、普通の方はご理解いただけるんだろうと思いますが、えー、それはですね、ホテル側が、あー、いわば、この、えー、私共との関係、においてはですね、ホテル側の判断で、取り決めを行わなかったということでございます」
黒岩議員「だからね、総理、そこがおかしいんですよ。このリスク負担というのは、規約を見ても、当然契約主体との間で負担をするわけですよ。で、『安倍事務所の信用』で、リスク負担は『じゃあいいか』と。(中略)でも総理、契約主体は一人一人の参加者だと言ってるんでしょ? この人たちにこんな信用はあるとホテルは考えてないんですから。(中略)いざという時にリスク負担を決める、これ当たり前の商取引ですよ。規約にも書いてある。ホテルからすれば、いざという時はホテルが参加者個人個人ににリスク負担を求める、こういう理解でいいんですか?」
安倍総理「今『規約に書いてある』っておっしゃったけど、ニューオータニの規約に書いてあるんですか? 今、根拠のないことをおっしゃったことが明らかになりましたね。別にこれはニューオータニの規約にあるわけではないですよ、そんなことが。根拠がないのにですね、おっしゃる。それはまた久兵衛の寿司と同じじゃないですか。いわば、まるで、だからそれは、根拠がないことを仰るというのは、『うそをついている』ことと同じことですよ、はっきりと申し上げて(以下略)」
 安倍総理は、ニューオータニの規約など黒岩議員は読んでいないと踏んだのだろう。「うそをついている」とまでたたみかけたのだ。しかし、この直後の黒岩議員の切り返しは見事だった。
黒岩議員「逆に言うとね総理、何を人のこと『うそつき』呼ばわりしてるんですか。ここに規約、ありますよ」
毎回のように前言をひっくり返している当人が、他者に「うそつき」と言う滑稽さ
 安倍総理に「うそつき」呼ばわりされた黒岩議員は、冷静に「ここに規約はありますよ」と書類を取り出し、宴会開始前の人数確定後は欠席者が出ても全員分を請求するという、ホテルニューオータニの規約の文言を読みあげた。
 規約の有無、内容の確認、そうしたウラを取らずに黒岩議員を「うそつき」呼ばわりした安倍総理は「完敗」である。その場を取り繕うために、その後も無関係な「久兵衛」について度々言及するなどに、どこまでも往生際悪い醜態をさらけ出した。
 意味不明な回答を繰り返して時間稼ぎをはかったり、すぐに「逆ギレ」して相手を面罵する様子からして、安倍総理の心中はかなり追い詰められていると想像がつく。それにしても、毎回のように以前の発言内容をひっくり返している当人が、他者に対して「うそつき」と言う様は、滑稽というほかはない。

 
そしてすでに、法律家有志も力を合わせようという気運が盛り上がっている。
 
現在26人の学者と弁護士が呼びかけ人となって、「『桜を見る会』を追及する法律家の会」(仮称)結成の準備をしている。
安倍晋三による国政私物化、国民財産私物化に憤っている法律家への呼びかけの趣旨の概要は以下のとおりである。
 
昨年の臨時国会以来、安倍総理が主催してきた「桜を見る会」の問題が、国政上の一大焦点となっています。とりわけこの問題は、安倍総理が、国の主催する「桜を見る会」を、自らの支援者に向けて権勢を示し、さらに今後の政治的地位を固めるため私的に利用したという意味で、政治的・道義的責任が問われているとともに、公職選挙法や政治資金規制法、公文書管理法等々の法律に抵触する違法な行為として、法的責任も問われるべき問題です。
 ところが、通常国会の論戦において安倍総理は、野党による「桜を見る会」とその前夜祭の追及に対し、客観的な書類の公表を拒否するなど、納得のゆく説明を尽くそうとせず、ひたすら逃げ切りをはかろうとしており、違法行為の疑惑はますます深まるばかりです。
 私たちは法の支配のもとに生きる法律家として、一国の総理の違法行為疑惑を目の前にしながら、座して見ているわけにはゆきません。いまこそ、私たち法律家が率先して、「桜を見る会」の真相を解明し、安倍総理の法的責任を追及するときではないでしょうか。
 そこで今般、私たちは、「『桜を見る会』を追及する法律家の会」(仮称)を結成し、すでに全国で取り組みを進めている人たちや団体と相互に協力し合い、野党の対策チームとも連携して、安倍総理の法的責任を追及する、全国規模の運動を立ち上げようと考えました。
皆様におかれましては、ぜひ当会の設立について呼「びかけにご賛同いただき、当会が予定する活動にご協力いただけますよう、お願いする次第です。

 
安倍晋三は今後の展開を見据えて、あえて検察庁法を捻じ曲げて、政権寄りの息がかかった黒川検事総長という布陣を敷き始めている。
 
東京地検が動けば起訴は免れないことを意識しているのであろう。
 
一人でも多くの法律家たちが賛同者に加わり、メディアと世論が後押しすることで、安倍晋三に引導を渡すことが可能になるかもしれない、とオジサンは思う。
  

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