新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

やはり嘘つきはあぶりださなければならない

2022年08月11日 10時35分51秒 | 岸田統一教会内閣

昨年までは「県境を越える移動はおやめください」と各所で見られた光景が、今年は「オールフリー」となった。
 
そのためか都心から地方に向かう高速道路は軒並み大渋滞という映像を朝の情報番組は流していた。
 
国内では今日から「お盆休み」らしいのだが、本来ならば国会議員の連中も地元に帰り支援者らのあいさつ回りに忙しいのだが、今年はチョット趣が異なるようである。
 
昨日、岸田改造内閣が発表されたのだが、残念ながら「クリーン内閣」には程遠いようである。
 
在京各紙の社説をチェックしてみた。
 
■朝日新聞(社説)岸田新体制 教団との関係 清算せよ
 

教団と政治家との関係には濃淡がある。首相の指示は「それぞれ点検し、厳正に見直す」というもので、過去に接点のあった議員を一律に除く考えはないのだろうが、関係の清算はより明確に求めるべきだ。
 閣僚をはずれたからといって、萩生田光一政調会長や岸信夫首相補佐官らの説明責任が不問に付されるわけではない。安倍政権下での教団の名称変更をめぐる経緯も解明されねばならない。この問題に真摯(しんし)に対応するかどうかは、政権の本気度を占う試金石となる。

 
■毎日新聞内閣改造と旧統一教会 これでは決別ができない
  
・首相は、安倍氏と最大派閥の安倍派に配慮し続けてきた。格差是正を目指す看板政策「新しい資本主義」を、成長重視のアベノミクス寄りに軌道修正した。防衛費の大幅増額方針も打ち出した。
・首相は、主要派閥に配分する閣僚ポストの数をほぼ変えず、各派の要望に応じて9人を初入閣させた。安倍氏の後押しを受けて首相と総裁の座を争った高市早苗前政調会長も、経済安全保障担当相として閣内に取り込んだ。
 党の要職には派閥領袖(りょうしゅう)3人を配置し、安倍派の萩生田氏を政調会長に登用することで同派に配慮を示した。
・内閣や党幹部の顔ぶれを見れば、派閥均衡と保守層への配慮という「内向きの論理」が優先された形だ。懸案にどう取り組むのかという戦略は見えない。

 
まさに「突っ込みどころ満載」の改造内閣である。
 
毎日新聞は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を追及してきたジャーナリストの鈴木エイトの記事も掲載していた。
 
改造後もまた…?「身体検査、不十分内閣」 鈴木エイト氏」と、改造内閣は「身体検査、不十分内閣
 
「経済再生担当相に再任された山際大志郎氏について、鈴木さんは2018年に開かれた旧統一教会の関連団体が開いたセミナーなどに出席していたことを、数年前から指摘し、ニュースサイトなどで報じてきた
 そうした指摘を受けても、山際氏は内閣改造の前、報道陣からの質問に対して旧統一教会との関わりを明らかにしなかった。だが、再任が決まった10日に一転し、記者会見で「過去に旧統一教会に関連するとされる団体のイベントに出席したことがあることが分かりました。いずれも通常の政治活動の一環だったと認識しています」などと述べ、同イベントに出席していたことを認めた。同氏の資金管理団体が13年、旧統一教会の友好団体「平和大使協議会」に会費1万円を支出していたことも明らかにした。
 山際氏は、自身と旧統一教会との関係について、「私自身が旧統一教会や関連団体と関係があるわけではありません」「団体がどのような方々が主催しているものだということを(出席の際に)明確に確認したかどうかは私には分からない」などと釈明した。
 だが、鈴木さんは、「私は、自民党内部からも『山際さんと旧統一教会は関わりがある』と聞いたことがあります。岸田さんは、よく山際さんを閣僚に残したなと感じます」と驚きを隠さない。

 
 
 5閣僚、旧統一教会と関係 深いつながり浮き彫り」
 
     
                     東京新聞より】
 
やはりザコ議員よりは安倍晋三や加計孝太郎とのスリーショット写真で有名な萩生田光一なのだが、こやつは加計学園問題で萩生田光一官房副長官(当時)の存在が急浮上する中、加計学園問題での最大のキーマンであった。
 

 
岸田文雄が今回の改造であえて萩生田光一を経産相から外し、自民党内の政調会長にしたことについては大きな驚きおどろきと批判が沸騰していた。
 
統一教会関連団体の理事まで務めた『萩生田政調会長』抜擢にネットで批判殺到! それでもテレビ・新聞が萩生田を追及しない理由」        

本日10日行われた、内閣改造と自民党役員人事。事前に予測されていたように、岸信夫防衛相、末松信介文科相、山口壮環境相ら、統一教会との関係が明らかになった閣僚は全員交代になったが、しかし、こんなものは「統一教会との決別」でもなんでもない。
 統一教会の名称変更や警察の捜査への政治家の介入などについてまったく検証しようとせず、統一教会の反社会的活動を規制する反カルト法などの法律を制定しようという姿勢も見せない。癒着が発覚した閣僚だけ一時的に外しても、それは、「統一教会との癒着隠し」にすぎない。
 いや、正確に言えば、岸田首相は「癒着隠し」すらできなかった。というのも、あの萩生田光一氏を経産相から外したものの、自民党三役である政調会長に据えたからだ。
 萩生田氏は安倍元首相の側近で、安倍派内ではポスト安倍の一番手と目されているが、すでに報じられているように、統一教会のイベントに出席していたことがわかっている。
 2014年10月、統一教会が、東京・八王子市芸術文化会館大ホールで「祝福原理大復興会」なるイベントを開催したが、このイベントに当時、自民党総裁特別補佐の職にあった萩生田氏が出席。来賓挨拶を行なっているのだ。
 この間、イベントに祝電を打って「頼まれれば誰にでも打つ」と発言した山口環境相に批判の声が殺到していたが、萩生田氏がやったのはイベントに出席しての挨拶。祝電どころの話ではない。
 しかも、そのイベントはよくあるダミー団体のものでなく、統一教会の多摩東京教区主催。そのうえ、統一教会のトップ・徳野英治会長が「世界の平和は祝福結婚から」なる特別講演会を行っていた。
 ちなみに、徳野氏は、統一教会系の印鑑販売会社「新世」が不安をあおり高額な印鑑を売りつけたとして、特定商取引法違反で摘発された事件の責任をとるかたちで、2009年に会長を辞任。ところが、2012年12月26日、第二次安倍政権が発足すると、直後に統一教会会長に返り咲いていた人物。
 つまり、萩生田氏は、刑事事件で引責辞任しながら、安倍政権とともに戻ってきた統一教会会長が合同結婚式を勧める演説をした集会の来賓として挨拶していたのである。
 いや、それだけではない。萩生田氏が代表を務める自民党東京都第24選挙区支部が、統一教会の関連団体・世界女性平和連合(WFWP)に、会費を支出していたこともわかっている。
■萩生田光一と統一教会のズブズブ関係…関連団体の理事を務めパネルディスカッションにも登壇も
しかも、萩生田氏と統一教会のこうした関係は、他の政治家に見られる選挙目的の付き合い、というレベルのものではない。
 萩生田氏はなんと、統一教会の関連団体の“理事"まで務めていた。この関連団体は「一般社団法人教育問題国民会議」なる名称の団体。この事実を報じた「週刊文春」(8月6日号)によると、勝共連合の本部長や政策局長だったA氏が事務局長を務め、萩生田氏以外の7名の理事のうち、4名が統一教会系メディア「世界日報」に登場歴があったという。
 萩生田氏は落選中の2011年3月から12年6月までこの「教育問題国民会議」の理事をつとめていたのだ。同団体の登記簿にもその名前がはっきりと掲載されていたという。
 ちなみに、「教育問題国民会議」の事務局長だったA氏は統一教会の江利川安栄・第7代統一教会会長の側近で、教団の政界工作を担っていたといわれている。そんな人物が仕切る団体で「理事」という要職を務めていたということは、萩生田氏が統一教会の政界人脈の中核にいたということではないか。
 また、萩生田氏は同じく落選中に、あの「全国教育問題協議会」のイベントにも参加していた。「全国教育問題協議会」は日本会議とも密接な極右団体だが、前述の統一教会関連団体幹部A氏が事務局員を務めており、「こども庁」の名称を「こども家庭庁」に変更させる反動的キャンペーンでも大きな役割を果たしたとされる。その「全国教育問題協議会」が2011年8月、第31回教育研究大会を開催。
 このとき、基調講演したのが下野していた安倍晋三氏。そして、萩生田氏は山谷えり子氏とともに、パネルディスカッションに登壇していた。
 安倍元首相と統一教会の関係は、祖父・岸信介から継承されたというだけでなく、自民党の下野時代に抜き差しならない深いものになったことが複数の報道で明らかになっているが、その安倍氏にくっついていた萩生田氏もまた、同じように、この時期、統一教会との関係を深めていったのではないか。
 いずれにしても、萩生田氏と統一教会は極右政策のタッグパートナーというべきもので、自民党の中でも、安倍元首相、下村博文元文科相、山谷えり子参院議員に次ぐレベルの、ズブズブの関係だった可能性が高い。
 ところが、岸田首相はそんな萩生田氏を経産相から外したものの、党の政策をとりまとめる政調会長という要職に抜擢したのである。萩生田氏は前日8日に「俺は骨格じゃなかったのか」という岸田首相を恫喝するような言葉まで口にしていたのに、である。
 当然ながら、ネットでは、内定情報が出た直後から、このありえない人事に、非難が殺到している。
〈統一教会とズブズブの萩生田光一を党要職に任命することが異常。自民党は統一教会と手を切らないことを選択した。〉
〈萩生田が自民党の政調会長ってヤバすぎやろ。 統一教会の関係者が与党の政調会長って経産大臣よりヤバい人事やと思うんだが。 岸田政権大丈夫か?〉
〈萩生田が自民党の政調会長になるらしい。政調会長とは党の政策・法案を取りまとめる責任者だ。 其処に統一教会と最も深い関係にある萩生田が着任するのだ。 岸田は縁を切るのではなく 一層深める気だ。〉
〈政調会長って政策を作る人よね そこに統一教会と繋がってる人を置く 結局、自民党は統一教会の意図が反映された政策をこれからも作り推進するってことなのね〉
〈どんな政策を打ち出すかをまとめる政調会長に萩生田起用? 統一教会関連団体「教育問題国民会議」の理事をし、統一教会イベントに自身が来賓挨拶をした人間を? 岸田首相、まず「閣僚、副大臣を含めてしっかり点検してもらった」結果がコレですか?〉
〈萩生田に政調会長をさせるということは、自民党の政策が統一教会の思い通りになるってこと〉
〈萩生田は安倍派の武闘派。統一教会と関係はある。だから岸田は国会答弁に出すわけにはいかず、党の政調会長にして国会答弁に出さない選択をしただけ。 自民党は統一教会との関係を切れない。〉
■“萩生田の統一教会癒着"追及なぜ甘い? 安倍政権下でも数々の圧力をかけてきた萩生田の言論弾圧体質
ところが、である。新聞やテレビでは逆の現象が起きている。内閣改造について「統一教会問題に配慮し密接関係のあった閣僚は交代になった」「新閣僚も統一教会と関係がないか徹底的に身体検査」などと報じながら、ズブズブの関係にある萩生田氏が政調会長に就任したことについては、なぜかあまり厳しく批判しないのだ。それどころか、9日の「俺は骨格じゃないのか」発言をヨイショするメディアまで出てきている始末だ。
「『経産相を継続したい』『骨格じゃないのか』発言は、『外された』ことを強調して、政調会長就任への批判かわす作戦だろう。一部のマスコミはそれがわかっているのに、『異例の発言』などと持ち上げているんだよ」(政治評論家)
 実は、テレビの萩生田氏への追及の甘さは、統一教会と政治の問題が浮上した当初からずっと続いているものだ。末松文科相、山口環境相、さらには福田総務会長の「何が問題かわからない」発言については、かなり踏み込んで批判していたテレビ局だが、彼らよりはるかに深い関係が明らかになった萩生田氏にかんしては、さらりと事実関係が紹介されるだけ。ほとんど批判らしい批判をしてこなかった。いったいこれはなぜなのか。民放の政治部記者が語る。
「各局とも萩生田さんのことはすごく恐がっていますからね。萩生田氏はこれまで自民党や自分に対する批判については、露骨に抗議や圧力をかけてきた。それがあるので、どうしても及び腰になってしまう」
 たしかに、萩生田氏といえば、自民党筆副頭幹事だった2014年の解散総選挙の際、『NEWS23』が放送した街頭の声にブチ切れた安倍首相の意を受けて、在京キー局に向けて〈選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い〉なる恫喝文書を送りつけたことで知られている。
 また、2017年、加計学園問題では、安倍元首相と加計理事長と萩生田氏のスリーショットが出回ったうえ、文科省に圧力をかけていた事実が浮上したが、テレビ朝日『グッド!モーニング』が田原総一朗氏の「萩生田氏は加計学園問題のいわば一番の責任者」というコメントを放送すると、テレビ朝日に対して猛抗議。田原氏のコメントは正当な論評の範囲内であったにもかかわらず、わずか3日後に謝罪をさせてしまった。
「一方で、萩生田氏は自分のいうことを聞く記者には、情報を流してくれるので、応援団も多いんです。安倍元首相も飴と鞭でマスコミを手なずけて批判を封じ込めて権力を維持してきたが、それと同じやり方をしている感じですね」(前出・民放政治部記者)
 つまり、こうした萩生田氏の言論弾圧体質が、統一教会と同氏の癒着追及の甘さを生み出しているということだろう。実際、今回、テレビ朝日がほとんど統一教会問題を報じていないことが大きな問題になっているが、これも萩生田氏が関係しているのではないかという推測まで流れているほどだ。
 しかも、萩生田氏のメディア恫喝の力はこれからどんどん大きくなっていくだろう。すでに、極右勢力やネトウヨ連中も同じ思想を持つ萩生田氏にどんどん乗っかろうとし始めているが(有本香氏などはさっそく「ハギー」などという愛称で萩生田氏のことを持ち上げている)、安倍元首相のときと同じように、彼らが応援団になれば、マスコミはますます批判しづらくなっていくはずだ。
 安倍元首相の死によって右派が無力化していくなどと解説する評論家もいるが、それは楽観的すぎる。言論の自由と民主主義を破壊するファシスト政治家が権力を握るのを阻止するためにも、萩生田氏と統一教会の関係を徹底的に追及していく必要がある。

 
今朝のテレビ朝日の「モーニングショー」に出演した田崎史郎は、いみじくも「今の自民党内で旧統一教会と一切かかわりのない議員では組閣ができない」と語っていた。
 
だからと言ってグレー議員の内閣で国民は納得するのか。
 
この際だから、「全国一斉カルト踏み絵大会」が必要だ」と提案している御仁がいた。
 
嘘つきは誰?統一教会ズブズブ問題には「全国一斉カルト踏み絵大会」が必要だ
 
■本邦一億有権者はカルト結託政党にドン引き・疑心暗鬼~自民党は政党維持したいなら所属議員を徹底身体検査し公表せよ
本来墓場まで持っていくつもりが元首相自身の襲撃事件ではからずもいきなりパンドラの箱が開いてしまい、既に収拾がつかないほど大荒れの自民党と統一教会との関係疑惑の問題ですが、昭和や平成の時代ならもう大問題で政権与党としての地位も危なくなるほどの話のはずが、足もとの自民党議員の反応は傲慢そのものでもはや有権者の目を全く気にしない世界に没入しているようです。
自民党議員は概ね3つのレイヤーに分かれている模様
この問題が明らかになってからの自民党所属議員の言動を見ていますと概ね3つのレイヤーに分かれていることがわかります。
ティア1 傍若無人レイヤー
ここへ来て統一教会との関係があって何が悪いという逆切れ傍若無人な自民党議員が次々湧いてくる始末です。その筆頭にあげられるのが安倍元首相の実弟である岸防衛相で、7月29日の記者会見では過去に霊感商法や献金強要被害などの問題が指摘された世界平和統一家庭連合についてそういうことが言われている団体だということは認識して付き合っていた事を悪びれることもなく語っています。足もとでは安倍元首相が統一教会信者票を自ら割り振り采配していたというトンでもない報道もではじめていますから、統一教会との関わりは安倍・岸両家の三代続くファミリービジネスであったとすれば非常に理解しやすくなりますが、それでも有権者の目を一切気にせず傍若無人な発言を継続すると言うのは流石に驚きを隠せません。また稲田朋美氏も2010年に統一教会の関連団体「世界平和女性連合」のイベントに参加していたことを認め、それの何が悪いと言わんばかりの態度をとっています。こういう党内の動きをいち早く察知した自民党・福田達夫総務会長は「正直に言います。何が問題か、僕はよく分からない」とまで発言しており、多勢に無勢感を高めています。
ティア2 逃げまくるレイヤー
その次に続くのは統一教会と関係があったものの正式に認めず知らなかったとしらばっくれる議員のレイヤーということになります。まず共通するのは統一教会とは知らなかった、名前貸ししただけという見え見えの言い訳をする輩たちで、予想どおりこのレイヤーに属する自民党系議員は数をあげたら切りのない状況に陥っています。とくにこのレイヤーで問題なのは旧統一教会の名称変更に手を貸した当時の文部科学大臣の存在で、殆どまともな説明になっていないまま逃げまくりを決め込んでいます。このレイヤーの議員に共通するのは統一教会との関係があったことに対してなんら謝罪しないことで、時間が経てば解消すると安易な期待をしているものと思われます。
ティア3 事実を認める議員のレイヤー
最後に残っているのがすでに統一教会との関係を認め謝罪するという極めてまともなレイヤーですが、ここに属する議員は現状ではごくわずかで船田元衆院議員は世界平和統一家庭連合の関連団体のイベントに祝電を送ったとの指摘を受けたとして、自身のフェイスブックに「不用意な行動により大変ご心配をおかけし、お詫び申し上げる」と投稿し謝罪しています。また青山繁晴参院議員は自分のことではないとしながらも統一教会票が自民党の議員に割り振られていることを認め統一教会の支援が一般国民知られていないことが問題だとあからさまに指摘しています。
こう状況を概観してみてもティア3の事実を謝罪するレイヤーに属する議員は極めて少ないのが現実で多くの自民党議員たちは完全に開き直っていることがうかがわれます。それにしても驚かされるのは国民から選挙で付託を受けて議員になっている輩が昭和や平成時代のように国民からの批判を全く気にしていないことで一度当選してしまえばすべては自らの既得権益であるかのように振舞う姿は流石に驚かされるものがあります。 
■今回ばかりは嵐が過ぎるのを待つ安倍・有権者小馬鹿戦略はワークしない
今回も安倍元首相が常に口にしていたように時間が経てば国民はどうせ忘れるのだから嵐が過ぎ去るのを待つという常套手段を使って自民党は噂が収まるのを待つ構えのように見えますが、このことで有権者がうけた衝撃はタダならぬものがあり政治家とカルト宗教の結託に関する疑心暗鬼はそう簡単に収まるものではなくなっています。各メディアはこのことが発覚してからの政権、政党支持率の調査を開示していませんが(※ 2022年7月30日時点)、これで支持率が下がらないようならもうこの国はお仕舞と言わざるを得ない状況です。今のところメディアに登場している統一教会やその関連団体と関係があると指摘を受けている国会議員には安倍元総理をはじめ、菅義偉前総理、麻生太郎元総理、加藤勝信元官房長官、高市早苗元総務大臣、下村博文元文科大臣、萩生田光一経産大臣、岸信夫防衛大臣、山谷えり子元国家公安委員長、奥野信亮元総務副大臣など政権を担う重鎮が挙げられていますから現実にはほとんど逃げ場がなくなっています。このままとぼけて時間が経過するのを待っていれば全てOKとはならないのが今回の事案で、国民もそれを議員にもっとしっかり伝えて恫喝をかけていく必要があります。
■信教の自由を盾にするなら政党所属議員の関係レベルをすべて開示すべき
こうなると、もはや統一教会については自民党をはじめ保守系の野党の議員も含めて完全に全国一斉カルト踏み絵大会の実施が必須の状況で、だれが完全な統一教会系議員なのか、或いは謝罪して関係を断った議員がだれなのかを徹底身体検査し、この際官報に全員記載する位の処置を行う必要があります。もっと言えば総選挙を再度実施して現職議員の信認投票まで実施することは免れず、このままうやむやにすることなど一切できないところに差し掛かっています。それにしても本邦の政治がここまで劣化してしまっているというのはさすがにショックで1億国内有権者は完全に馬鹿にされた状態に陥っています。ここで怒らなくてどこで政治をただすことができるのかと強く思う次第です。
 
   
岸田文雄は昨夜の会見で「憲法に保障された信教の自由は守られなければならない」などと、当たり前の話をしていたが、現在問題になっているのは自民党員の信者ではなく旧統一教会の信者から便宜共用を受けたり、広告塔に成り下がっていたことが問われている。 

やはり、この際は「自民党をはじめ保守系の野党の議員も含めて完全に全国一斉カルト踏み絵大会の実施」も決して絵空物語では米かもしれない、とオジサンは思う。         
 


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