ようやく野党議員が中心になって「統一教会改称、「100%下村氏の意思」前川喜平元文科次官が証言 野党合同ヒアリング」が開かれた。
国対ヒアリング(旧統一教会と政府与党の関係について)
Arc Times で@ArcTimes1 で星浩さん
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) August 5, 2022
「下村大臣の時、教会の名称変更行われた。許可までの数ヶ月どういう力学で、どんな事前審査が行われたか。2015年10月の退任前に滑り込みでやる必要あったのか。大臣が官邸の意向に対してやったのか、まで見る必要ある」
番組→ https://t.co/f7rxwXfvrr pic.twitter.com/9HKXe69Ii5
元文部科学事務次官の前川喜平がすでに某紙で書いていた内容以上の新事実は残念ながら出なかったらしい。
すでに一部のテレビメディアでは、TBSの『報道特集』『news23』や読売テレビの『情報ライブ ミヤネ屋』を筆頭に、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と政界の癒着問題を追及する大きな流れが生まれている。
しかし、政権忖度が常態化しているNHKとフジテレビは統一教会と政治家の癒着問題にほとんど触れようとしないことは、「さもありなん」という感じであるが、異常なのがテレビ朝日だと話題になっている。
「テレビ朝日で統一教会報道がタブーに!『モーニングショー』放送差し替え、ネット動画を削除! 圧力を囁かれる政治家の名前」
現場のディレクターレベルに「放送差し替え」などと指示できるのは会社のトップしかいないはずだが、実際はそのトップも自民党議員からの圧力に屈していることが当然予想され、テレ朝の場合は、萩生田光一・経産相と菅義偉・前首相だという。
もはや決して驚くような話ではない。
テレ朝はもうすでに死んでいる!!!
— 無職労オジサン (@649rouojisan) August 5, 2022
テレビ朝日で統一教会報道がタブーに!『モーニングショー』放送差し替え、ネット動画を削除! 圧力を囁かれる政治家の名前 https://t.co/WZB9jaoeN6 @litera_webより
そして面白いことに最近では、こんな変化も生じていた。
「NHK大慌て!全職員に『旧統一教会問題を取材せよ』とゲキ “#もうNHKに金払いたくない"警戒か」
民放に比べて旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)関連のニュースに明らかに消極的だと、SNSなどで視聴者から指摘されているNHKが、慌てて全職員に檄を飛ばしていることが明らかになった。 8月2日、NHK首都圏・ネットワーク報道部が旧統一協会問題のキャンペーンを張るとして、全国の報道局員にこんな“お達し"を出した。 《今月8日で、安倍元総理大臣が銃撃された事件から1カ月となります。事件を契機に、全国の自治体や首長・地方議員などの間で、旧統一協会や関連団体との関係を公表したり、対応を見直したりする動きが広がっています》 《事件から1カ月のタイミングで、政治部や社会部と連携しながら、こうした動きについてもまとめて伝えたいと考えています》 《「こんな情報がある」、「こうした内容を出稿したい」ということがございましたら、首都圏・ネットワークの担当まで、積極的にご連絡ください》 ■旧統一協会問題を具体例を挙げて示す NHKは具体例として、①岐阜市長が旧統一協会の施設で市政報告を実施していたことを公表した、②大阪維新の会所属の地方議員と自治体の長計16人が関連団体のイベントに出席し、うち7人が月額の会費を支払っていたが、全員が支払いを取りやめる手続きをした、③全国の自治体による「ピースロード実行委員会」、大学サークル「CARP」などへの寄付金や補助金の支出、表彰取り消しなどを挙げている。 しかし、上からの急な“お達し"に、NHK職員は戸惑っているようだ。 「うちは旧統一協会の報道にメチャクチャおよび腰だったのに、1カ月遅れで民放の後追いみたいなまねをしろと言われても……。正直、ネット民にビビッていると思われても仕方がないですよ」(50代職員) 5日に会期末を迎える参院選後初の臨時国会では、旧統一教会問題などの議論は先送りされ、NHKは臨時国会の中継もしていない。公共放送なのに、この1カ月、国民の重大関心事である旧統一協会をしっかり報じなかったことから、ツイッターでは「#もうNHKに金払いたくない」のハッシュタグ付きで不払い運動の機運が再び高まりつつある。 “お達し"に合わせてNHKは、大阪維新の会と旧統一協会の関係を少しずつ報道し始めたが、果たして視聴者はこの程度で納得するのか。よほど大きなスクープでも出さない限り難しいのではないか。とはいえ、NHKがどんな報道をするのか、期待する向きもありそうだ。 |
それにしても、「鶴の一声」で現場の意思が無視されるテレビ朝日や、いままで上層部に忖度し及び腰だった現場に、今度は積極的に報道せよ、といわれたNHKの現場では、ジャーナリズムが翻弄され、ジャーナリストとしての矜持がある優秀なスタッフの意欲を削ぐようなことが起こっているということであろう。
さて、最後に「主を失った」自民党最大派閥の跡目相続問題について、イトモス研究所所長の小倉 健一が週刊現代にこんな記事を書いていた。
「森喜朗元首相が『血まみれ』で倒れ、集中治療室へ…一体、何が起きたのか」
■集中治療室に運ばれた 森喜朗元首相といえば、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の前会長で、清和会(安倍派)の元会長だ。 安倍晋三元首相が凶弾に倒れた2日後の7月10日夜、血まみれになって倒れ、集中治療室へ運ばれたことがわかった。一体、何が起きたのだろうかーー。 まず、森元首相の党内におけるポジションを確認しておきたい。森元首相は'01年の首相退任後、小泉純一郎氏、安倍晋三氏、そして福田康夫氏など自派閥の政治家が次々と首相に就任したことで、彼らの後ろ盾となっていた。安倍派は、現在、97人の国会議員を擁する自民党最大派閥。安倍元首相亡き後、森元首相は実質的な最高権力者であり、言うなれば「安倍派のドン」だ。 自民党において、最大派閥の動向は、常に政局を左右している。岸田文雄首相が、安倍元首相の突き上げる政策に振り回されていたことは記憶に新しい。 政界において安倍派の次の会長になることは、有力な首相候補になるということであり、森元首相の後ろ盾が必要であるということでもある。今、安倍派では、その座を巡って、目に見えない水面下での暗闘が繰り広げられている。だが、誰が会長に就任すべきかを最終的に判断するのは、「ドン」である森元首相ではないかとされている。 ■安倍元首相が直立して出迎えた 先述のように、森元首相は五輪組織委員会の前会長だった。オリンピック・パラリンピック運営のあらゆることは、森元首相の了解なしに進められることはなかったようだ。 都政関係者はこう語る。 「組織委員会立ち上げ当初、森元首相は政界を引退した人ぐらいの認識だった人も多かったが、あの安倍元首相が森会長(当時)を直立して出迎え、ここまでやるかと思うほど丁重に扱っていたことから、『この人、すごく偉いんだな』という認識が広まった」 五輪組織委員会のドンであり、安倍派のドンでもある森元首相は、かつて「がん」を患っていて、先は長くはないと考えていたようだ。記者会見ではこう語っている。 「私自身がね、もう駄目だと言われたガンが、新薬で助かったんですよ。本当は今頃ここにいないんですよ、ここには。2015年にお医者さんからダメだよと言われたんだ。だけどまさかと思ってた新薬で私は生かしてもらってんですよ」(2020年3月24日・五輪組織委員会記者会見) ■「安倍さんのお通夜に行けなかった」 |
「安倍元首相の四十九日法要である8月25日までは、とにかく静かにしていよう」という話もあったらしいが、どうやら旧統一教会との関係の深い連中はヒョットすると、粛清される可能性もでてきた。
「岸田首相が内閣改造を前倒し、10日実施の意向…旧統一教会と関係の閣僚ら処遇注目」
1週間後が楽しみだが、岸田文雄の本気モードが見られれば、国民にとっては心地よい内紛が始まるのではないだろうか、とオジサンは思う。