新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
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こんなヤツらから「新聞記者」を守れ

2019年07月11日 12時18分26秒 | 参院選挙

口を開けば「あの悪夢のような民主党政権」とか、選挙が始まれば、あえて「民主党の枝野さん」と選挙妨害ともいえる「印象操作」全開の安倍晋三が、自分の不利なことになると必ず自己防衛として持ち出す「印象操作はしないで・・・」。
 
7月3日、参院選公示前に日本記者クラブで行われた7党の党首などによる討論会での安倍晋三の醜態を覚えているだろうか?
 
   「安倍首相『印象操作しないで』討論会でぼっち状態」 
 
挙手によって賛成か反対かを示すよう求めた記者からの質問形式に対して、各党の基本的な政策を明確にするためには、「YES」か「NO」で答えるしかないはずである。
 
ところが、原発新増設、選択的夫婦別姓の質問については安倍晋三首相だけが手を挙げずに、「政治はイエスかノーかではない」、「印象操作はしないでほしい」などと、不満を表明する場面があったのだ。
 
こんな安倍晋三は参院選では、「憲法について議論をする政党を選ぶのか、しない政党を選ぶのか。それを決める選挙だ」とあたかも二者択一を迫っている。
 
これは、参院選で勝てば「国民は議論をする政党を選んだ」として、今度こそ野党を押し切ってでも憲法審での議論を進める強い意志が見え隠れする。
 
憲法論議に「イエスかノーか」を迫るのは、冷静に議論する場を壊す極めて危うい手法であり、3分の2の仲間内であるはずの公明党の山口那津男代表でさえ「争点として熟度が浅い」と突き放す姿勢をしめしている。 
   
その公明党の今回の参院選の候補者は毎日新聞のアンケートではこんな回答をしていたという。
 
   「公明党候補者の87%が9条改憲に反対

こんなアンケート結果は誰も信用していないのは公明党自身が「不透明」党だからかもしれない。
選挙が終われば「反対だけど、仕方なく賛成」とか言って、あっさりと全員賛成に変わるのが公明党。
 
戦争法・共謀罪・沖縄など過去の事例を見ても、これはもう既定路線で今でも健在なのは「下駄の雪」方針であろう。
 
さて、を6月28日の公開日にオジサンも見た、映画「新聞記者」。
 
公開1週間で動員数でベスト10に入った程であったが、当然ながらこの映画を苦々しく思っている連中は多い。
 
なにしろ今までは「内閣情報調査室」を扱ったドラマは、「SICK'S ?内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」というのが有名だが、これは、いわゆる「警察24時」みたいに内調の活躍を描いたプロパガンダであり、内調の人間は基本的には正義の味方なのである。
 
翻って「新聞記者」に登場する内調は、安倍政権反対デモに参加した一般人の顔写真を公安に調べさせるという、まさに国民の敵のように描かれており、「東京新聞の名物女性記者原案の映画に参院選直前の官邸が激怒」するのも当然であろう。
 
フィクションとはいえ、生々しい内調のどす黒い闇の世界を日本中にあからさまにしたのだから、まさに「図星」を突かれたということである。
 
当然の対策というのか「仕返し」として、映画の中でも登場する内調のパソコン室であたかも行われたかのような事態が発生している。
    
望月衣塑子原案の映画『新聞記者』サイトに宣伝妨害のサイバー攻撃! 松坂桃李主演なのにテレビはプロモーション拒否

この攻撃は、比較的昔から行われてきたサイバー攻撃の一つで、DoS攻撃(Denial of Service attack)と呼ばれ、攻撃目標であるサイトやサーバに対して大量のデータを送り付けることで行われる攻撃である。
 
受信側はトラフィックが異常に増大するので、負荷に耐えられなくなったサーバやサイトがダウンしてしまうのである。
 
このサイト担当者は「サイバー攻撃かどうかは断定できない」として、「被害届を出すとか、IPを特定するなどは、現在のところ考えてはいません」というが、“特定”のIPアドレスからの集中アクセスということは、明らかに意図的な嫌がらせ、妨害行為があったということだろう。 
 
山本太郎の政治団体が、2億円を超える寄付金を集め参院選に10名の候補者を擁立したのだが、この映画も興行収入2億円を突破したという。
 
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<『新聞記者』2億円突破! 「キャストが皆秀逸」著名人からも絶賛の声>
 2019.7.9 Tue 17:40 CinemaCafe
6月28日より公開スタートした、“報道メディアは権力にどう対峙するのか”を問いかけるシム・ウンギョン×松坂桃李W主演映画『新聞記者』が、この度早くも興行収入2億円を突破したことが分かった。
公開序盤から各地で満席が続き、公開6日目となる7月3日(水)には興行収入1億円を突破。その後も勢いは留まることを知らず、初週末3日間の数字を2週目週末が上回り、動員対比102.9%、興収対比104.1%の高稼働を記録。そして公開11日目の8日(月)、動員数172,127人、興行収入210,555,640円と、ついに2億円を突破した。
本作を鑑賞した人たちからは多くの絶賛の声が寄せられている本作だが、一般人だけでなく、各界の著名人たちからも多くの感想の声がSNSに投稿されている。
Twitterでは、タレントの小島慶子が「映画『新聞記者』、時間捻出して見て本当に良かった。キャストが皆秀逸。シム・ウンギョンさんも松坂桃李さんも、素晴らしい」と、映画評論家・町山智浩は「映画はたいてい三幕構成で、1幕目で設定が示され、2幕目で主人公が自分がすべきことに目覚め、3幕目は行動、決戦、結末になる。映画『新聞記者』を観てスッキリしなかったのは3幕目が無かったからだ。でも、今は3幕目を作るのは我々なのだと思う」と投稿している。


また、42劇場で売り切れとなっていたパンフレットが今回急遽、10,000部の増刷が決定。3連休のさらなる動員UPにも期待がかかる。
そして、本作の評判は海外にも伝わっており、各国の配給会社より問い合わせが殺到中だそう。すでに、今月開催の北米最大の日本映画祭“JAPAN CUTS”/ニューヨークでの上映が決定しており、今後、海外の動向も気になるばかり。
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選挙中でもあり、さすがに激怒した首相官邸の安倍晋三忖度連中も、この映画は止められなかったということは、まだこの国が土俵際で踏ん張っていることの証でもある。
 
しかし安倍政権が参院選で大勝でもしてしまえばどんな圧力がかけられるか分からない。
 
そのためにも「こんなヤツらには負けるわけにはいかない」という意思表示のために21日には選挙に行こう!!、とオジサンは訴えたい。
 
  


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