新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

やはり「維新の会」は「半グレ」政党だった

2021年12月11日 11時44分45秒 | 維新の会

昨夜は、「どうせカネ目当てでしょう」の石原ノビテルが内閣官房参与を辞任したというニュースが駆け巡っていた。
 
そもそも議員の資格もないポンコツ輩を任命した岸田文雄の任命責任であることは自明であった。 


すでに先月末には、「オミクロン株」の国内流入を防ぐため厳しい水際政策をしたのだが、多くの批判を浴びて簡単に撤回するという、文字通りの「朝令暮改」を演じた岸田文雄。
 
あたかも本人の「優柔不断」さが批判されていたのだが、その裏にはこんなことが隠されていたという。
 
『ぜんぶ国交省のせいにしろ!』岸田官邸が覆い隠す国際線「予約停止」撤回の真相」では取材した関係者の証言を伝えていた。
 
「官邸には11月29日の時点で、国交省から『国際線の新規予約を中止する』との連絡が入っていた。国交省が官邸に報告せずに勝手にやったというのは大嘘ですよ。岸田政権批判を避けるために、国交省航空局に責任を押し付けたというのが真相です」
 
「松野官房長官は、国交省が新規予約停止の要請をしていたことを1日夕方の会議で初めて知らされたと主張しています。『国民生活に大きな影響を与える』として要請の見直しを国交省に指示したと記者団に説明した。岸田首相に至っては、1日夜に事後報告を受けたということになっている。しかし、海外在留邦人の安全にかかわる重大事を官邸に一言も相談せず、国交省だけの判断で行うことなど、霞が関官僚の常識からしてあり得ない。29日の時点で、国交省から官邸に連絡が入っていたのです」
 
ところが官邸側は、この措置によって、多くの日本人が帰国できなくなり、大騒ぎになることをまったく予想していなかった。
 
「海外在留邦人を日本に帰さないと言っているわけで、邦人保護の観点から許されない。野党に格好の攻撃材料を与えるだけでなく、先の総裁選や組閣・党役員人事で、溝が深まっている菅前首相と安倍元首相に揺さぶりをかけられる恐れもある」(官邸スタッフ)
 
そして、国交省のせいにしろと言っておきながら国交相は公明党出身なので、今度は、「『公明党を刺激するな!』 岸田首相・国際線『予約停止』撤回がなぜ問題にならないか」ではその真相があきらかになった。
 
「1日夕方の会議で初めて国交省から報告を受けたことにして、『国交省から官邸に事前連絡はなかった』と国交省に口裏を合わさせたということです。首相官邸の都合で、役人に口裏合わせさせ、役人に責任を押し付けるのは、安倍・菅政権でも日常茶飯事だった。今回も前例を踏襲したわけです」
 
「国交省の暴走だなんて、永田町、霞が関では、だれも信じるはずがないだろう。朝日新聞などの岸田派贔屓のメディアは、今回の騒動について松野官房長官の言った通りのストーリーで報じているが、追及が甘過ぎるように思う。いずれ真相が明らかになるはずだ」
 
「しかし和泉補佐官が辞めても、国交省の航空局長から官邸の首相秘書官らに事前連絡や相談がまったくないとは考えにくい。実際、官邸関係者は『29日に国交省から官邸に連絡があった』と証言している。現在の首相秘書官に国交省出身者はいないが、国交省からの連絡は、財務省から来た首相秘書官が受ける習わしになっている。いずれにせよ、国交省から事前に官邸に連絡があり、首相や官房長官にも連絡が入っていたと考えるべきでしょう」
 
「これ以上、斎藤国交相に傷を負わせるわけにはいかないという空気が自民党には強い。しかも斎藤氏は、週刊文春にスキャンダルを追及されたばかり。公明党を刺激するのは得策ではないということだ」
 
「役人が下から上げて来たものを淡々と承認して、お任せでやらせるのが岸田流。菅前首相のようにコロナ対策で周囲に当たり散らすことはない」(官邸筋)というが、見方を変えれば官邸の統制力が弱まっていることの証左ともいえ、今後も同じようなトラブルが起きるのは避けられないだろう。       
 
さて、以前、佐高信に「『半グレ』政党」と喝破された維新の会だが、その名にふさわしい言動は誰もが認めることかもしれない。
 
作家の適菜収は、「橋下徹と日本維新の会『嘘とデマ』で拡大した集団の茶番」の中で、吉村洋文と共同代表の馬場伸幸が「橋下徹を無理やり政界に戻すというポーズをとる」茶番を繰り広げていると指摘。
 
さらには、別のネットメディアには、地元大阪に大いに影響を及ぼす大阪万博に関しても、「万博でも維新がインチキ!『税金使わない』はずが周辺整備にまたぞろ30億円、医療や保健所削減の一方でカジノの隠れ蓑に多額の税金」と暴露されている。
 
そしてまたぞろ松井一郎大阪市長がこんなことをやらかしていた。
 
まずは本人の言い訳を!
 

維新・松井代表 衆院選の反省会で30人の宴会「市民から見て”違う”とお叱りがあるかも」 
 
維新・松井一郎が掟破りの『30人宴会』も逆ギレ・開き直りの噴飯会見! コロナ失策ごまかすため大阪市職員は大量処分したくせに」では記者会見のやり取りをこう暴露していた。
 
「30人宴会」を開き直ったうえ政策活動費の領収書での店名隠蔽まで正当化した松井一郎
 松井氏は、その後も完全に開き直った調子でこうつづけた。

松井「反省会なんで、みんな挨拶30分くらいかかるんでね。食事出してもらってデザートまで2時間半ぐらいかかったかな」
記者「松井さんも2時間半以上いらっしゃった?」
松井「(うなずきながら)そこにいた」
記者「何人で? 30人?」
松井「30人」
記者「それは要請を守りながらということですか?」
松井「うーん。僕は守ってるつもりやけど、『2時間程度』っていうのが、まあ、2時間半〜3時間ぐらいそこにいたことは事実なんでね」
記者「30人でそれは守っているんですか?」
松井「だって人数の上限アッパーはないもん。1テーブル4人で、人数制限はないから。だからやったんやから」
記者「4人を守りながらやった」
松井そうそうそう。なんか問題ありますか?

『1テーブル4人、2時間以内』という府民に要請している会食時間をオーバーしていることは事実だし、「FRIDAY」にも書かれているように松井氏のテーブルには入れ代わり立ち代わりで議員が挨拶に行っていたのに、「1テーブル4人」「上限アッパーないもん」と開き直る……。その上、このあとも記者からの質問は相次いだが、松井氏は「好きやな〜。なんかこう、やらかしてるだろうなーっていうのを追及するの大好きやね」と発言するなど、反省は皆無。

 これは多くのメディアが見出しに立てた「反省」の発言にしても同様で、記者からルール破り会食で職員を処分した問題との整合性を問われて「だって、いまは時間区切ってないから、ルールとして」と言い放ち、そのあと「ただ、まあ、2時間程度とお願いしているなかで2時間を超えたことは、ちょっと、まあ、あれ、市民のみなさんから見て、やっぱりちょっと違うじゃないかというお叱りもあるかもしれないなとは思います。そこはあれかな、あのー、反省すべきとこやのかなと思いますけどね」と述べたにすぎなかったのだ。

 しかも、松井氏は「そういうふうに居酒屋でやってても取材してんのよ」「領収書出してオープンにしていけばお店に内容によって君、取材に行くやんか」「だからお店名とかは慎重に判断しますって言ってるのよ」とも発言。つまり、「取材に来られて店が迷惑してる」ことを持ち出して、政策活動費の領収書で店名公開はしない場合がありうると正当化したのだ。

 ようするに、松井氏はまったく「反省」などしていないばかりか、むしろこの問題を領収書公開における店名隠しの理由にしようとしたのである。言っておくが、店名が隠されれば、キャバクラや高級クラブなどの接待を伴う店を利用していても国民にはわからなくなってしまう。松井氏はそんな抜け穴をつくろうとしているのだ。


 
「反省会なら宴会ではない」と開き直った宴会の事実を報道した元の記事がこれ。
 
松井一郎大阪市長が維新議員30人と「焼き鳥屋で大宴会」現場!
吉村洋文大阪府知事が「同一テーブル4人以内」「2時間程度の会食」を要請している中 衆院選の祝勝会をたっぷり3時間


 
12月以降も「同一テーブル4人以内」「2時間程度以内の会食」を府民に要請している大阪で、あろうことか、維新の会所属議員による大宴会が開催されていたことが本誌の取材で明らかになった。
宴会は12月2日、大阪・心斎橋の焼き鳥屋で行われた。夕方6時半頃、公用車で現れた松井一郎大阪市長(57)が店に入っていったところから、会はスタート。会の名目は、10月末に行われた衆院総選挙における大阪14区の「祝勝会」だったという。維新の会関係者が証言する。
松井市長とお付きの事務方2名、14区から初当選した青柳仁士衆議院議員と秘書、14区に含まれる八尾市の市長・市議、羽曳野市長・市議、柏原市長・市議、藤井寺市議、そして14区が地元の府議多数。総勢約30名が参加しました。会費は3000円。店の予約はこの店の常連である松井さん自ら行ったと聞いています
宴会中の店内は、大阪府の要請をまったく無視したものだった。
テーブルは4名ごとに区切られ、アクリル板も設置、換気対策で窓も開けられていました。しかし、入れ代わり立ち代わりに松井さんのテーブルに議員が挨拶に行っていたので人数制限を守れていたとは言い難い状況でした」(同前
さらに彼らは、「2時間程度以内」という要請も意に介さなかった。夕方6時半に始まった宴会が終わったのは、たっぷり3時間が過ぎた頃だ。
夜9時半、まずは青柳衆議院議員ら3名が先に店の前で待機。続いて、ポケットに手を突っ込んだ松井市長が他の議員を引き連れて出てきた。
お疲れさまです!
お連れの議員たちが口々に挨拶し、深々と頭を下げる。松井市長はポケットから出した手をヒラヒラと動かしながら「お疲れお疲れ」と声をかけ、送迎車に乗り込んだ。その様子はさながら、子分から見送られるヤクザの親分のようだった。市長を見送った後も議員たちはいくつかのグループに分かれて店の前で談笑し、夜10時を過ぎてようやくパラパラと解散していった。
別の維新関係者が明かす。
今回の『祝勝会』の幹事は中谷恭典・大阪府議でした。今年4月末にコロナに罹患し、大阪府の自宅療養者が1万4000人を超えるなかですぐさま入院したため、『議員特権ではないか』と批判を浴びた議員です。そんな中谷府議は『いっちゃん(松井市長)と友達』として知られている。維新の会内部には上には逆らえない雰囲気があり、中谷府議から『いっちゃんも来るから』と言われ断れなかった議員が大勢いたようです
約30名で宴会を開催した理由と参加した議員の氏名について、本誌は松井市長が代表を務める日本維新の会に質問書を送ったが、期日までに回答はなかった。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が言う。
普通の感覚であれば、30人も集まったらマズい、府民に示しがつかない、と誰かがたしなめるはず。府議会・市議会の多数を維新で握り、衆院選でも大勝した。これにより、何をしても許されると勘違いしてしまったのかもしれません。松井市長はどう言い訳をするつもりなのか。府民に苦労を強いているのに、自分たちは特別だから、では済まないでしょう。この気の緩みは維新の瓦解につながる
12月以降も会食の際の要請継続を決定したのは、他でもない、大阪維新の会代表である吉村洋文大阪府知事(46)である。自分たちで決めたルールを自ら破ったのだから、せめて説明責任くらいは果たすべきではないか。

 
先に紹介した佐高信の「『半グレ』政党」ぶりを見事に体現してくれた松井一郎大阪市長は、その風貌といい、話す内容といい、都内の盛り場でくだを巻いている酔客と何ら変わりがなく、どうでもいいことながらこんな輩たちを選んだ大阪市民はどう感じていることだろう、とオジサンは思う。 
   

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