新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
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自民党内の女の争いに女帝はどうからむのか見もの

2024年02月01日 11時44分41秒 | 維新の会

国会で裏金を受け取った自民党の全員のリストを提出せよと野党から責められ、いままで黙っていた連中が会見をし始めていた。

下村博文氏『還流継続』に関与を否定 『誰が決めた?』の問いへの答えは… 自らの裏金は4年で476万円

◆安倍派の元事務総長 還流「全く知らなかった」
 下村氏は2018年1月から19年9月まで事務総長を務めた。パーティー券販売のノルマを超えた分の還流については「関与することはなかった」「全く知らなかった」と主張。22年4月に安倍晋三元首相が還流の中止を提案した際に「初めて知った」と述べた。
 安倍氏が還流中止を提案した22年4月の協議には、下村氏と当時事務総長だった西村康稔前経済産業相、塩谷立元文部科学相、世耕弘成前参院幹事長が出席したと説明。22年8月にも下村氏と西村、塩谷、世耕の三氏が再び対応を話し合ったが「(8月の)協議の中で(還流継続を)決めた事実はない」とした。
 誰が還流の継続を決定したかを問われたのに対しては「結果的に派閥の事務局でこれまでの慣行にのっとり、還付が行われたと思う」と述べるにとどめた。
 下村氏は派閥からの還流分に加え、パーティー券の売り上げの一部を派閥に納めない「中抜き」分を合わせた計476万円を政治資金収支報告書に記載していなかった。今年1月になって不記載の金額を知ったと釈明し、31日に報告書の訂正を行ったという。裏金は事務所側の専用口座で管理して「支出は一切ない」としている。(佐藤裕介)

 


 
こんなヘイトおばさんも明らかにしていた。
 
杉田水脈議員が1564万円の不記載訂正
 


 

●政務官が2人更迭されました。この2人の裏金、杉田とは比較にならない少額です。杉田は、パーティー収入がかなり有るという事でしょう。彼女を支援する岩盤支持層の存在。彼女は、そうした側に担がれ品性や倫理観を欠いた発言を蹴り返しています。 今回の裏金問題を契機に議員の闇収入が減れば良いと考えます。そうすれば、杉田も兵糧攻めとなり、政治生命も先細りとなるでしょう。悪い事ではないですね。
 
●自民党の杉田水脈衆院議員は、「政治責任」をとって、「議員辞職」すべきだ。裏金作りは『反社会的行為』だ。これは、国会議員として絶対に許されない。修正すれば、済む事案ではない。今の時点で、すでに40人を超える裏金を作った自民党議員がいる。まるで自民党は『反社会的組織』ではないのか。
 
●周囲の顔を伺いながらどさくさに紛れて訂正する卑劣さが国会議員らしい。
テレビ中継で野党の質問は昨年末からのネットコメントで溢れた批判とさほど変わらない、対する総理からの答弁は極めて抽象的で曖昧で白々しさの繰り返し。
やはり不正還流で名のあがった全員を対象にした集中質疑をすべきだ。
●訂正、訂正、また訂正
訂正すれば許される自民党
これで国税庁が動かなかったら日本はもう終わり。
議員は3000万までやりたい放題、国民は1円だろうが投獄。
こんな不条理にしないためにも、選挙に行って自民党以外に投票を勧めます。


   
まだまだいる!

  
 
さて自民党の裏金事件はこのくらいにして、にわかにポスト岸田文雄をにらんだ女性の名前がちらほらしてきた。
 
麻生暴言が号砲に…ポスト岸田レース最右翼の上川陽子外相に高市早苗氏が“対抗心”メラメラ
 

裏金事件で自民党が大揺れの中、突如飛び出した“あの暴言”にはポスト岸田レースの「号砲」という意図がありそうだ。
 麻生副総裁が28日の講演で、上川外相について「そんなに美しい方とは言わない」「おばさん」とルッキズムそのものの暴言を吐き、SNSで〈ほんとに失礼〉といった批判が噴出。
しかし、麻生氏は「新しいスター」「大したもん」などと上川氏を持ち上げ、評価もしていた。
岸田総理への牽制とみられています。麻生さんへの相談ナシに、総理はいきなり派閥解散を宣言。その後の会食で表面上は“仲直り”しましたが、派閥にこだわる麻生さんは根に持っている。『ヘマをしたら次は上川を担ぐ』と暗にメッセージを送ったということです」(官邸事情通) 
麻生氏にすれば、岸田降ろしは「いつでも可能」というわけだ。岸田派所属の上川氏は、岸田首相本人とは距離がある一方、麻生氏の“お気に入り”といわれている。昨年の内閣改造で、外相に押し込んだのも麻生氏だったともっぱらだ。
 上川氏は法相時代に、オウム真理教事件の6人ら死刑囚計16人の刑執行を決めたこともあり「胆力がある」(自民党関係者)と評される。党内きっての政策通としても知られ、「ポスト岸田」の有力候補として推す声がある。
「4月の補欠選挙で惨敗すれば、党内で『岸田ではダメだ』という声が大きくなる。その際、『初の女性宰相』の看板を掲げれば、国内のみならず、海外でも話題になる。『日本版メルケル』の評もあるほどで、次の衆院選の顔として申し分ない。麻生さんも、そうした展開を見据えているのでしょう。4月の補選が無傷で済んでも、秋の総裁選でバックアップする可能性もあります」(自民党関係者)
■八王子市長選で安倍派に「貸し」?
そんな「麻生-上川」ラインを意識しているのが、次期総裁に意欲マンマンの高市経済安保担当相だ。前回2021年の総裁選では安倍元首相が高市氏をゴリ押し。議員票だけでは次点につけた。
仲間が少ない高市さんとしては、総裁選出馬に必要な推薦人20人を集めるため、次も安倍派の支援が欲しい。21日投開票の東京・八王子市長選では、地元選出で安倍派の萩生田前政調会長に請われ、現職閣僚ながら応援入り。結果、裏金事件の逆風の中、自公推薦の候補が当選。『貸し』をつくった格好の高市さんは、総裁選で安倍派の支持を取り付けたと踏んでいるのかも知れません」(永田町関係者)
これで、上川VS高市による麻生派と安倍派の“代理戦争”になるかと思いきや、どうもそんな雲行きではない。かつて、高市氏が安倍派を飛び出した経緯から、今なお双方の関係は修復に至っていない。安倍元首相の死後はなおさらだ。
 さらに高市氏は27日、自身のユーチューブチャンネルで、会場建設費膨張が批判されている大阪・関西万博について「延期・縮小」論をぶって話題になったが、これが党内の不評を買ったようだ。
「高市さんは延期や縮小を決断できない総理をクサしたのでしょう。『私なら決断できる』と言わんばかりに『ポスト岸田』をアピールしたのです。閣僚が政府の事業である万博を批判するなんて非常識。党内では『センスが悪い』と批判が上がっています」(前出の官邸事情通)
 スタンドプレーへのブーイングに耐えられなくなったのか、30日の会見で高市氏は万博について「首相を信頼してお任せしたい」とトーンダウン。早くも「女の戦い」の勝敗は決したか。
 いずれにせよ、裏金事件で解党的出直しを迫られる中、今の自民党には政争にかまけている暇などないはずだ。


  
 「高市氏は万博について『首相を信頼してお任せしたい』とトーンダウン」という背景をこんなコラムが明かしていた。
  
政界地獄耳】関西万博延期の駆け引き 経産省のメンツ保ち維新の弱体化狙い
 

・・・前略・・・
能登半島地震の復興を理由にするのは千載一遇のチャンスとばかり、官邸は水面下の根回しを始めていたところに、高市プランのように出されると否定せざるを得ない。案の定、高市発言に日本維新の会代表・馬場伸幸は早速「高市大臣の『万博を延期すべきである』ということが翻らないということになれば、政府は万博を予定通り推進していくということに変わりがないと表明されているので(高市が)政治家の信念で言い続けるのであれば、辞職をされるべきだ」と閣内不一致で攻め始めた。首相も高市の所管である機密情報に触れる権限を付与する「セキュリティー・クリアランス(適性評価)制度」の今国会の提出で機嫌を取り「最終的には総理の判断に従う」という言質を取った首相と高市の共通認識には万博延期で経産省のメンツを保ち、維新の弱体化の狙いがあるだろう。さまざまな駆け引きが動き始めた。

傍から見ている素人にはなかなかわからない駆け引きなのだが、この上記の自民党の二人の女性議員に対抗するかのような女帝の周辺が騒がしいようである。
 
『いまなら勝てる』…!「女帝」小池百合子・都知事が意欲を示す「衆院選出馬」と、狙っている『選挙区』
 

■「いまなら勝てる」と出馬意欲
7月7日に予定されている東京都知事選。小池現知事(71歳)が3期目を目指すかどうかに注目が集まっているが、本人は出馬を明言せず。国政に戻るチャンスがあればいつでも知事を辞めるとみられていたが、柿沢氏が起訴され東京の選挙区が突然空いたことで闘志に火が付いたようだ。小池氏の側近が明かす。
「小池さんの目標は女性初の総理になることです。次の衆院選で都民ファーストの会を母体とした新党を作り、国政に打って出る構想を温めていましたが、解散がいつになるかわからない。もし都知事選のあとに衆院選が行われた場合、3選直後に都知事を投げ出して国政に出るのはイメージが悪い。
15区の補選は4月28日に行われる可能性が高い。ならば今がその時……と決意を固めたようです」
江東区を選挙区とする15区に縁はなかったが、昨年末に行われた江東区長選挙で、小池氏が支援した元都幹部が激戦を制し当選。応援に入る中で「ここでも勝てる」と手ごたえを得たという。
自民党が派閥とカネの問題に揺れる中、19日の定例会見で小池さんは『派閥の役割は終わった』と発言。脱派閥とクリーンな政治を訴えれば圧勝できると踏んでいます。
補選後、すぐに解散総選挙が行われる可能性もあるが、そこで都民ファの議員を大量に出馬させ、キャスティングボートを握る。自民を過半数割れに追い込み、連立を組むことになれば、小池さんが首相になる道もありえます」(同前)
小池知事の座右の銘は「備えよ常に」。虎視眈々と準備を進めている。


 
自民党内の女性の争いでは、安倍晋三頼みだった高市早苗と暴言アホ太郎に思いがけずに持ち上げられた「死刑大好きオバサン」の上川陽子のどちらも問題のある女性であり、とても自民党総裁というイメージからは遠いのだが、決めるのは自民党議員と党員なので、国民は蚊帳の外である。
 
しかし「備えよ常に」の小池百合子ならば自民党離れの国民受けも大きくヒョットすると大きな大転換が起きるかもしれない、とオジサンは思う。   

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