先日、英紙タイムズが「日本政府は非公式ながら東京五輪を中止せざるを得ないと結論づけた」とスクープにより国内の五輪亡者から中止否定の声が上がっていた。
「五輪開催、3月聖火リレー前までに判断 組織委・森会長 再延期は否定」
「小池知事『抗議を出すべきだ』 東京五輪『中止』の英紙報道に」
「山下泰裕会長、バッハ発言明かす英紙の五輪中止決定報道『フェイクニュースだ』」
「五輪中止は『誤報』 英紙報道を否定 IOCが声明文」
「政府『事実は全くない』 英大手新聞の“五輪中止”報道を否定」
「聖火リレー、規模縮小も 『緊急事態』延長の場合 予備案検討」
こんな「IOC」、「組織委員会」、「東京都」、JOC」等のアタフタ振りを作家の作家の本間龍が一刀両断していた。
五輪中止。既に東京オリンピック中止を政府が決めている・・・の英タイムズ紙報道火消しに躍起の政治家達があまりにも見苦しい。
そして自民党内では犯人捜しが始まっていたという。
「英紙に漏らしたのは誰だ!『五輪中止決定』報道で犯人捜し」
いったい、誰がリークしたんだ!――。英紙タイムズが「日本政府は非公式ながら東京五輪を中止せざるを得ないと結論づけた」とスクープしたことで、一気に「五輪中止」の空気が広がっている。政府自民党は大慌てだ。 スクープ記事の情報源が匿名の「連立与党幹部」となっているため、さっそく政界では「誰がしゃべったんだ」と犯人捜しが始まっている。 情報源が連立与党幹部だとすると、自民党の場合、党三役である、二階幹事長、佐藤総務会長、下村政調会長が当てはまる。さらに、選対委員長や国対委員長ら8人が、執行部のメンバーとなっている。 自民党幹部がリークしたとしたら、いったい誰なのか。 疑われているのが、下村氏だ。 「下村さんは、これまでも菅首相を困らせるような発言をしている。最近は、“4月の補欠選挙で自民党が2敗したら政局になる”と、“スガ降ろし”を仕掛けるような発言をしています。下村さんは“ポスト菅”を狙っている。菅政権に打撃を与えるつもりだったのではないか、と疑われているのです」(政界関係者) リークした犯人は、下村氏なのか。 事務所に問い合わせると、政調会長室から「全くの事実無根であり、大変心外です」「今後もあらゆる手段を尽くして、東京大会を成功に導いていく決意です」との回答があった。 ある自民党関係者はこう言う。 「ああ見えて下村さんは聡い男。記事が出たら自分も疑われると分かっているはずだから、いくらなんでも話さないでしょう。恐らく、リークしたのは危機感を持ったマジメな議員だと思う。もし“下村犯人説”が広がっているのなら、下村さんの口を封じるために菅さんの応援団が意図的に流したのではないか。実際、“下村犯人説”が定着すれば、党内の反感と疑心暗鬼が広がり、“ポスト菅”を狙う動きも制約されるはずです」 いずれにしろ、コロナ禍が急速に下火にならない限り、予定通りに五輪を開くのは不可能に近い。中止するなら決断は早い方がいい。 |
<英紙に漏らしたのは誰だ!「五輪中止決定」報道で犯人捜し>
— Siam Cat_036 (@SiamCat3) January 23, 2021
「スクープ記事の情報源が匿名の『連立与党幹部』となっているため、さっそく政界では『誰がしゃべったんだ』と犯人捜しが始まっている。」
慌てて犯人探しとは「五輪中止決定」は「本当」だということですよね??https://t.co/JDYDcN1sZr
英紙に漏らしたとなると「事実」だったことになるから英紙に「デマをしゃべった」ってことにするんだろうけれど、真実だったのかデマだったのかは数か月後には答えが出ているので今こんな「犯人捜し」する意味はないですね。フツーの感覚の人が先日の河野大臣の英語の話https://t.co/iJCulZ4NBE
— ono hiroshi (@hiroshimilano) January 23, 2021
しかし、いくら犯人捜しをしたところでもう「中止」という流れは変えられない。
こんなまともな見方がある掲示板に載っていた。
東京汚リンピック中止は決定済みです。たまたま英紙タイムズが報道しただけ。 日本の自民党が騒いでいるだけで日本国民の85%以上は中止と思っています。 コロナで始まった、この1年、何の対策も取らず国民の自粛頼りで放置してきただけの粗末なニポン。 中国などは昨年の今頃は大急ぎで10日間で病院作ったり、台湾などは見事な水際対策で成功。 韓国もドライブスルーのPCR検査を実施したりでコロナと戦っていたが、日本は未だに厚労省のアホどもが邪魔してPCR検査を絞っている。連日感染者数、重症者数、死者もウナギ上りで増え続けている日本に海外から命賭けで、たかが汚リンピック如きで来日する脳天気のバカが来るとは思えない。海外先進国の人達は日本と違い流石にそこまでバカではないでしょう。 往生際の悪い狂気のトランプの真似は止めて日本人の潔良さを見せようや。 最初からケチの着き過ぎの東京汚リンピックなど、とっとと止めろ!これ以上日本の恥晒すな! |
「五輪を開催し国民が高揚感に浸っている間に解散して総選挙に臨み、その勢いで総裁選も勝利する」というのが菅義偉のベストストーリーであり、そこには己の都合しかなく、国民はまったく無視されている。
こんな菅義偉に対して海外メディアがこんなことを伝えていた。
「スガーリン:スターリンを連想させる菅首相の独善的な歩み」
海外メディアが相次いで菅首相を酷評。各国メディアが一致してコキ下ろすのはGoToキャンペーンの停止を決断できず、後手に回った新型コロナ対策。とりわけ目を引くのが、ロシアの通信社スプートニクの「スガーリン:スターリンを連想させる独善的な歩み」との署名記事です。 https://t.co/jlumztO3qp
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) January 22, 2021
日本国内のメディアもどきは恫喝で抑え込めても、海外メディアには通用しない。
— ぶる (@polyrhythmic_bw) January 22, 2021
しかしロシアのメディアにここまで言わせるなんて相当なもんだなこりゃ…。 https://t.co/Mj8dJXcTBf
Sugalin pic.twitter.com/uKwOPIihrX
— G5YA ???????? (@G5YAJ) October 15, 2020
そしてついにはこんな状態になってしまっている。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 22, 2021
【日本はもはや「無政府状態」の自覚が必要】
『菅政権に頼っていたら命はないぞ』
「この期に及んで『1ヶ月後には改善』『国民の命を守る』などと口から出まかせを言ってるが、すべて嘘」
“どこもかしこも救急車はタライ回し…神頼み政権に任せていたら命はいくつあっても足りない” pic.twitter.com/QUL5fVdtC1
まさに国内外からも厳しい批判に晒されている菅義偉なのだが、残念ながらこのような「内憂外患」を突破する英知を持っていないことが本人もさることながら国民の最大の悲劇でもある。
いまこそ大手メディアが先頭を切って菅義偉に引導を渡すべきであろう、とオジサンは思う。