新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

嘘つき緑の狸には都政は任せられない

2020年06月06日 11時54分38秒 | 小池百合子

己が作ったキャッチフレーズに酔い痴れる小池百合子。
 
「東京アラートを宣言します」と言って、都内感染者の「ぶり返し」に危機感を覚えたのか、慌てたのかはしらないが、突然新宿地区の「夜の街」をエスケープゴートとして、そこで働く人たちに責任を押し付けた小池百合子。
 
すべて自分中心に世の中が動いているという傲慢さが鼻につくが、それはいまさら始まったことではないので今は特に問題にはしない。
 
6月の最初に、「五輪中止決定で安倍晋三と小池百合子は消えていく」とのつぶやきの中で、小池百合子の学歴詐称を取り上げた。
 
文春オンラインの「『カイロ大学卒業は嘘』小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 元同居人が詳細証言」と、gendai.ismediaの「再燃する小池百合子の『学歴詐称』疑惑…首席も、卒業すらも嘘なのか」という2本の記事。
 
実は迂闊にも2020年05月29日にノンフィクション作家の石井妙子が『女帝 小池百合子』(文藝春秋)を上梓していたことを知らなかった
 

コロナに脅かされる首都・東京の命運を担う政治家・小池百合子。
女性初の都知事であり、次の総理候補との呼び声も高い。
しかし、われわれは、彼女のことをどれだけ知っているのだろうか。
「芦屋令嬢」育ち、謎多きカイロ時代、キャスターから政治の道へーー
常に「風」を巻き起こしながら、権力の頂点を目指す彼女。
今まで明かされることのなかったその数奇な半生を、
三年半の歳月を費やした綿密な取材のもと描き切る。
〔目次より〕
序章 平成の華
第一章 「芦屋令嬢」
第二章 カイロ大学への留学
第三章 虚飾の階段
第四章 政界のチアリーダー
第五章 大臣の椅子
第六章 復讐
第七章 イカロスの翼
終章 小池百合子という深淵


 

    知られざる半生が明らかに 『女帝 小池百合子』石井妙子著
 
◆「アガサクリスティー1 週間前
「この都知事選前の出版に感謝。
小池百合子に投票したくない理由は山のように見つかるが、投票しようと思う理由が一つも見つからない。この本を地上波でもっと話題にして頂きたい!ぜひ読みたい一冊!」
 
◆やったぜフィーフィ2 日前
「是非記者会見を外国人記者クラブで開催お願いします。」
  
公開されている序章「平成の華」から一部を紹介しておく。
 

「その人はひどく怯(おび)え、絶対に自分の名が特定されないようにしてくれと、何度も私に訴えた。同じような言葉をこれまでに、いったいどれだけ耳にしたことだろう。
 ある日を境に電話に出てくれなくなってしまった人もいれば、家族が出て来て、「二度と 近づいてくれるな」と追い払われたこともあった。皆、「彼女を語ること」を極度に恐れているのだ。
 彼女のことを古くから知るというその人は、躊躇(ためら)いながらも上ずる声で話し出すと、憑(つ)かれたように語り続けた。
「なんでも作ってしまう人だから。自分の都合のいいように。空想なのか、夢なのか。それすら、さっぱりわからない。彼女は白昼夢の中にいて、白昼夢の中を生きている。願望は彼女にとっては事実と一緒。彼女が生み出す蜃気楼(しんきろう)。彼女が白昼見る夢に、皆が引きずり込まれてる。蜃気楼とも気づかずに」
 確かに蜃気楼のようなものであるかもしれないと、私は話を聞きながら思った。
 世間には陽のあたる坂道を上(のぼ)りつめた女性として、おそらくは見られていることだろう。女の身で政界にこれだけの地歩を築いたのだから。けれど、彼女自身は果たして「自分」をどう見ているのか。頂(いただき)に登り周囲を見下ろし、太陽に近づいたと思っているのか。それとも、少しもそうは思えずにいるのか。
 ただ一つだけ、はっきりとしていることがある。彼女は決して下を見なかった、というこ とだ。怖気づいてしまわぬように。深淵に引き込まれないように。ひたすら上だけを見て、 虚と実の世界を行き来している。
 二〇一六年夏、日本の首都は異様な熱気に包まれていた。
 都知事を決める選挙に、突如、彼女が名乗りを上げたからだ。緑の戦闘服に身を包み、彼女は選挙カーの上で叫んでいた。足下の群衆に向かって。
「崖から飛び降りました!  覚悟はできておりまーす!」
 それに呼応して歓喜の声が湧き起こる。緑の布を振り上げ、人々は彼女の名を連呼した。
「百合子!  百合子!  百合子!」
 アスファルトとコンクリートで作りあげられた大都市の、うだるような暑さの中で。
 天皇が生前退位の意向を伝えた夏、彼女は圧倒的な勝利を収めると女性初の都知事となった。それから早くも、四年の歳月が経とうとしている。
 平成という時代が終わり、眼の前から過ぎ去りつつある。
 ひとつの時代は社会を代表するものが記述された時、はじめて歴史になるという。ならば、私たちは誰を語り、誰を描けば、平成を歴史とすることができるのだろうか。将来、誰を時代の象徴として記憶に留めることになるのだろうか。
  時の流れは速くなりテクノロジーの進化によって、情報量は格段に増えた。人気者も、権力者も、あっという間にいなくなる。生まれては消えていくスターたち。記憶におぼろな出来事の数々。代表者なき時代、それが平成の特徴だという皮肉屋の声も、どこからか聞こえてくる。
 ならば、そこにもう一つ、「女」という枠を与えてみたらどうだろう。少しは答えが出や すくなるか。平成を代表する女性は、誰か。そう考えてみた時、初めて彼女の名が思い浮かんだ。
「しょせんは権力者の添え物」、「時代の徒花(あだばな)」といった冷めた意見や異論もあることを知っている。だが、添え物にしろ徒花にしろ、そこにはやはり、時代の特徴とでもいうべきものが、現れていると見るべきだろう。
 彼女は平成のはじまりに、華々しくテレビ界から転身して政治家となった。
 二世、三世ばかりの政界で、たとえ政権交代があろうとも、沈むことなく生き抜いた。
「権力と寝る女」、「政界渡り鳥」と揶揄(やゆ)されながらも、常に党首や総理と呼ばれる人の傍(かたわ)らに、その身を置いてきた。権力者は入れ替わる。けれど、彼女は入れ替わらない。そんな例を他に知らない。
 男の為政者に引き立てられて位を極め、さらには男社会を敵に見立てて、階段を上っていった。女性初の総理候補者として、何度も名を取り上げられている。
 ここまで権力を求め、権力を手にした女は、過去にいない。なぜ、彼女にだけ、それが可能だったのか。
 おそらく彼女には、人を惹きつける何かがあるのだろう。権力者に好かれ、大衆に慕われる何かが。
 選挙での言葉は力強く、熱を帯び、人々を興奮させる。芝居がかった所作や過剰な表現。ひどく饒舌(じょうぜつ)で耳触りの良い演説。「敵」を作り出して戦う姿勢を見せながら、他者から共感を引き出していく手法。
 二〇一六年夏の選挙をめぐる狂騒を、私は主にテレビを通じて見ていたが、未だに記憶に残り忘れられない場面がある。彼女が対抗馬の鳥越俊太郎を街頭演説で、「病み上がりの人」と言ったのだ。それは明らかな失言であるとされ、何度かテレビでも流された。だが、私が忘れられずにいるのは、その後の彼女の振る舞いである。
  テレビ番組の討論会で顔を合わせると、鳥越は彼女に激しく食ってかかった。
「私のことを『病み上がりの人』と言いましたねっ」
  彼女はどう詫び、どう切り抜けるつもりなのか。私はそれを知りたいと思い、次の瞬間を見逃すまいとした。
  彼女はおもむろに口を開いた。だが、それは私の、まったく想像し得ない答えだった。
「いいえ、言ってませんねえ」
  テレビを通じて、おそらくは何十万、何百万の人が「病み上がりの人」と彼女が口にするのを見ていたはずである。それでも、「言ってない」という。
「言ってないって、証拠だって」
 鳥越のほうが取り乱し、声が裏返ってしまっていた。
 私はこの短いやり取りが、選挙後も長く忘れられなかった。
 私が書き手として、平成の代表者である彼女に向き合うことになったきっかけは、月刊誌からの原稿執筆の依頼だった。都知事選が終わり、騒がしい夏が去ろうという頃のことだ。
  私はそれを引き受けて、いつもと変わらぬ手順で執筆しようと試みた。資料を集めて読み込むことからすべては始まる。彼女は政治家の中でも群を抜いて自著の多い人である。受けたインタビューや対談の類も膨大な量にのぼり、読むべき資料には事欠かなかった。
  ところが、それらを読み始めて間もなく、私の手は止まってしまった。違和感がぬぐえなくなったからだ。疑念が次々と湧き上がり、私は当惑した。
  彼女が書いていること、答えていること、語ってきたこと。それらは、果たして真実といえるのか。
  あまりにも話が出来すぎている。あまりにも話の辻褄が合わない。あまりにも矛盾があり、腑に落ちないことが多すぎる。 たとえば、彼女はエジプトの名門校として知られるカイロ大学を、正規の四年で卒業することのできた最初の日本人であり首席だった、と何度となく述べている。一九七二年に入学し七六年に卒業した、と。
 だが、テレビタレント時代に発表した一冊目の著書、『振り袖、ピラミッドを登る』には「一年目は留年して」と彼女自身が書いている。留年したのならば、卒業は一九七七年以降でなければおかしい。だいたい、学生数が十万人を超える外国の名門大学を留学生が首席で卒業できるものなのか。
 こうした綻(ほころ)びはひとつやふたつではなかった。
 彼女ほど自分の生い立ちや経歴、経験を売り物としてきた政治家もいない。彼女は好んでマスコミを通じて、自分の私的な「物語」を流布(るふ)し続けてきた。魅力に富んだ彼女の「過去」が、彼女を特別な存在として輝かせてきたのである。
 政治家になるにあたって、政治家になってからも、彼女が武器にし、切り札としたものは、この自分をめぐる「物語」であり、それなくして今の彼女は存在し得ない。 では、その「物語」は今までに一度でも、きちんと検証されたことがあっただろうか。彼女の白昼夢ではないと言い切ることはできるのだろうか。
 女性初の都知事であり、女性初の総理候補者とも言われる小池百合子。
 いったい、彼女は何者か。
『女帝 小池百合子』


 
そして、元政治記者の近藤大介氏と、『女帝 小池百合子』著者のノンフィクション作家の石井妙子との120分にわたる緊急対談記事が出ていた。
 
学歴詐称疑惑』再燃の小池百合子…その『虚飾の物語』を検証する
 各方面から様々な声が上がっていた。   

 
ところで、1977年秋、中学1年生だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて以来、43年間、「もう一度めぐみを…」との気持ちから講演1400回、署名1300万超…声を力に訴え続けた横田滋さんが亡くなった。
 
実は、この拉致問題でも小池百合子の本性をあらわしている姿が残っている。


来週にも都知事選再出馬表明(?)すると噂されている小池百合子。
 
この学歴詐称疑惑はすでに先週、都議会でも話題になっていた。

小池百合子知事がアラビア語答弁拒否した瞬間

 

安倍晋三の「一丁目一番地」の拉致問題はすでに藻屑に消えている。


そして小池百合子の「一丁目一番地」の情報公開は自らの過去の不都合な事実が本人から明らかにされていない。

こんな人物が来週にも都知事選に再出馬表明するという。   

残念ながら与野党の第一党が対立候補を出せないという情けない事態となっており、今のところ数名の候補者が名乗り出ているが、少なくとも100万票以上を獲得できそうな候補者はいない。

せめて都民の有権者たちは、今回の「つぶやき」の情報をもとに、すくなくとも「小池百合子 NO!」という意思表示をしてほしい、とオジサンは思う。   



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