GWの国民的な喧噪も静まりようやく5月らしい気候が安定してきたようである。
今日からしばらく山籠もりに出かけます。その間のいつもの「つぶやき」はお休みしますが、今日から4日間は「絶景天国「エジプト」で出会える幻想的な観光スポットをお届けします。
「ピラミッドだけじゃない…絶景天国「エジプト」で出会える幻想的な観光スポット-1」
ムハンマド・アリー・モスク
ユネスコ世界遺産に登録されている「カイロ歴史地区」に位置する「ムハンマド・アリー・モスク(Muhammad Ali Mosque)」。「シタデル」と呼ばれる城塞のエリア内にある建物の中で最大規模を誇っています。 ナポレオンの侵攻からエジプトを守り、最後の王朝を興したムハンマド・アリーが作らせたもので、トルコより招聘された建築家が手掛けたオスマン建築が特徴。ドームやミナレットなどの象徴的な形式は、エジプトではほとんど見かけることができないものです。 |
外観はもちろんのこと、非常に美しい内装も見逃せないポイント。壮麗なシャンデリアに、ランプ、ステンドグラスなどがきらめく幻想的な光景は絶景。 壁面にアラバスター(雪花石膏)を用いていることから「アラバスター・モスク」という別名でも愛されています。 |
アズハル・モスク
首都・カイロにあるイスラム寺院「アズハル・モスク(Azhar Mosque)」。970年、ファーティマ朝の時代に建造が行われた歴史溢れるスポットで、イスラム研究の中核を成す学校として知られる、世界最古のイスラム大学「アズハル大学」も隣接しています。 当初はシーア派のモスクとして作られ、歴史を重ねる中でスンニ派へのモスクに変化。教育も神学や法学を中心としたものからイスラム研究へと変わり、建物も増築や改築が施され、進化しながら現在へと継承されています。 |
見どころは双頭のものを中心とした5本の荘厳なミナレット。さらに、フロアから周囲の石柱まで総大理石で造られた中庭は、見惚れてしまうほどの絶景。アラビア語で「輝かしい」を意味する名称も納得の美しさです。 |