明日まで家を離れていますす。
いつもの「つぶやき」の代わりに少しでも涼しくなるように廃墟のような知られざる絶景名所として、カンボジアの密林に眠る「ベンメリア遺跡」をお届けします。
【廃墟のような知られざる絶景名所」-1】
蓮池の意味をもつ「ベンメリア遺跡」
ベンメリアは、1992年ユネスコ世界遺産に登録されている「アンコール遺跡群」のひとつ。アンコールとは「王都」という意味で、かつてクメール王朝の首都があった場所です。 |
アンコール・ワットよりも古い遺跡で、12世紀初頭までに、スリヤヴァルマン2世によって、ヒンドゥー教寺院として創設されたといわれています。
いつの間にか忘れられ、密森の中にひっそりと眠っていたところを、最近になって眠りから起こされたような寺院遺跡です。 |
遺跡の存在が明らかになったあとも、長く間続いた内乱で放置され、さらにポル・ポト政権崩壊から40年以上経った最近まで地雷除去が進まず、人が入れる状態ではなかったとか。 |
★アンコール・ワットと同規模サイズ
ベンメリア寺院は、この先調査が進み全貌が明らかになれば、アンコール・ワットと同じくらいの大きさがあるのではといわれている、平面展開型の巨大寺院です。環濠は周囲が約4km超えというのですから、その規模を想像するのも難しいくらい。 |
しかし崩壊が激しく、修復が施されないままに放置されており、アンコール・ワットのモデルになったともいわれているのだが、もはや原形を想像することすら難しい状態である。 苔むし、ほぼ瓦礫の山と化した廃墟感が漂っている。ベンメリアでは、さまざまな遺跡で使用可能な「アンコールチケット」は使えないらしい。 |