新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

消費税0%も、奨学金チャラも、すべて可能な政策しか言っていない

2019年07月30日 11時47分09秒 | 政治

2020東京五輪が近づくにつれて、徐々に海外からの観光客が増えることは止められないのだが、中には単なる浮かれ気分の観光客だけではなく、8年前のあの日以来の日本の各地へ放射性物質が拡散され、すべてが除去されていないことを知っている観光客もいるという。
 
そんな観光客への不安を取り除くには、安倍晋三が好む、「不都合なことはなかったことにする」という、言い換えればお得意の隠ぺい政策であろう。
 
とりわけ福島第一原発の大事故を起こした現場で目につくのはおびただしい汚水タンク群であろう。
 
    
                【朝日新聞DIGITALより】
 
しかしわざわざ金使って空から見学する物好きはおるまい。
 
そうなれば関連施設からの撤去という発想が出てくるのもうなづける。
  
原発事故の対策拠点、解体へ 「教訓が消える」と懸念も


しかし現実には放射性物質で汚染された汚染水は無くならない。
  
制御しきれぬ福島第一 汚染水の水位下がらず理由も不明

    
 
            
                【朝日新聞DIGITALより】


6年前に国際的な虚偽プレゼンをした張本人は今年の夏休みはどう過ごしていたのか? 

相変わらずの「脳天気」らしいが、参院選で改憲派議員が「3分の2」に届かなかったが、その数は僅か4名にもかかわらず、既に国民民主党は一本釣りされそうで、しかも泡沫候補と言われていた連中が政党要件の議席を確保してしまい、さらにゲス議員やポンコツ無所属議員を集めているN国なる政党が、改憲勢力に加担する可能性が大きくなった。

もはや、参議院も「なんでもあり」状態になりつつあるのかもしれないが、今でも全国的に拡散されている「改憲だけが目標」というこの男の憲法観を改めて確認してほしい。 
 
 【安倍晋三の憲法観】
   
さてある意味では、参議院議員は多様性が豊かになったのだが、実際は国の法律を決めるのは衆議院であり衆議院議員の3分の2以上を与党が占めているが、その与党の中には.このような若手連中が存在する。、 
 
日本を救う「安藤提言」!~問題だらけの「骨太方針2018」を真の「骨太」にする提言~」という1年前のブログから紹介する。
 
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与党側の地道な活動は相変わらずマスメディアで報道されないが、政治家の提言で素晴らしいといえる物がでた。自民党の安藤裕ひろし衆議院議員らで構成される「日本の未来を考える勉強会」が出した提言で、首相官邸に提出されている。「日本の未来を考える勉強会」は、昨年にマスコミで「魔の2回生」と揶揄されたメンバーで構成されているが、非常に真面目な骨のある議論をしていたため注目していた。非常にいい提言なのでまとめてみた。「日本を救う提言」として、是非見てほしい。
安藤裕氏は税理士である。サラリーマンとして働きながら税理士資格を取って税理士事務所を開いた後に、一転して政治家となっている。平成24年(2012年)に衆議院議員に初当選し、その後平成26年(2014年)、そして前回の平成29年(2017年)にも当選し、現在3回当選の「若手」議員である
去年にマスコミの政治家の下らないたたき方として、自民党の『魔の2回生』というのがあった。安倍首相を叩くための一つのスローガンであり、安倍首相が返り咲いた後(平成24年)に初当選したメンバーを指す。その時の選挙は自民党が圧勝した年であり、初当選が大量に出た選挙だった。その中で、いわゆる「ゲス不倫」の宮崎謙介議員、「このハゲ~」の豊田真由子議員など、話題性のある不祥事があったため、テレビはこぞって「魔の2回生」などとレッテルを貼って、馬鹿にしていた。野党も同じである。
しかし、そうした程度の低い議員は別として、日々勉強を積んでいた議員がきちんといる。「日本の未来を考える勉強会」という勉強会はそうした自民党の平成24年の当選組などが集まったものであるが、非常に中身の濃い勉強会と議論をしている。ネットでその勉強会の様子などがある。内容は非常に勉強になるものばかりである。
しっかり仕事をしている政治家はきちんといる。残念ながら、野党にはほとんどいないが・・・。
しかし、マスコミは意図的に全く報じない。政治家の悪いところや悪い人ばかりを取り上げて喜んでいる。これで正しい政治ができるだろうか?会社でも学校でも人の悪口ばかり言う人の言うことを、信用出来きるだろうか?
ここで取り上げる提言は、この「日本の未来を考える勉強会」から出たものである。中心人物の一人、安藤裕議員は、さすがに税理士らしく非常に経済に明るい。安藤氏の考えを聞いたことがあるが、経済をよく熟知した正しい議論であり、経済音痴の政治家とは全く違う物を感じている。話を聞いても、非常に勉強になり、また納得がいく議論をしてくれる。
私が活躍を期待し、注目している政治家の一人である。  
・・・中略・・・
「安藤提言」の骨子
① 消費税の増税はデフレリスクを助長する。そのため、軽減税率の範囲を増やしその際の税率を8%から5%から下げるべき。
② 財政出動を積極的に行い、現状では「プライマリーバランスの黒字化」は考えずに、政府が景気を後押しする。
③ 長期的な経済成長のための「財政運営」の方針を構築すべき。
①は、消費税を増税することはやむを得ないが、軽減税率を一気に広げむしろ減税に持って行くというものである。そもそも上げなくていい、というのが私の考えだが、政治的にどうしても無理であれば、この方法は非常に面白い。ヨーロッパなどは消費税の税率は高いが、非課税の範囲が非常に大きい。あえて日本に当てはめるのなら、この提言にあるような手当をすることで、ヨーロッパ型に近づくと共に、景気に対してむしろプラスの影響を与えることが出来る。

②の提言はばらまきに見えるが、内容を見ると非常によく考えてあって興味深いものである。これらを実施すれば日本の経済成長が見える、と思われる物が上手にまとめてある。

③については、まさに今の日本に必要な議論である。財務省が大蔵省時代から言っている「日本財政破綻論」は、それこそ破綻している。私が子供の頃から言われ続けた議論であり、その頃から更に「国の借金」と言われる「政府国債の残高」は増え続けているのに、一向に破綻しない。この話が嘘の証拠である。詳細は過去記事( 「国の借金」にまつわる嘘を、資産(B/S)の観点から斬る!)を是非ご覧を!
その嘘を認めた上で、確かに多い国債依存の体制について検討することは是非行われるべきである。
・・・後略・・・
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これらの提言は今回の参院選で山本太郎が街頭で演説していた政策内容と酷似しているのである。
 
大きな政府をめざし、必要ならばどんどん国債を発行しろと言ってきた。
 
それに対して危機感を覚えた安藤裕はこう語っていた。   
 


もちろん当時の安藤裕たちの「提言」は握りつぶされてしまったが、それは安倍政権の経済政策があまりにも間違っていたという明らかな証だったということであった、とオジサンは思う。
 


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