2020東京五輪が近づくにつれて、徐々に海外からの観光客が増えることは止められないのだが、中には単なる浮かれ気分の観光客だけではなく、8年前のあの日以来の日本の各地へ放射性物質が拡散され、すべてが除去されていないことを知っている観光客もいるという。
そんな観光客への不安を取り除くには、安倍晋三が好む、「不都合なことはなかったことにする」という、言い換えればお得意の隠ぺい政策であろう。
とりわけ福島第一原発の大事故を起こした現場で目につくのはおびただしい汚水タンク群であろう。
【朝日新聞DIGITALより】
しかしわざわざ金使って空から見学する物好きはおるまい。
そうなれば関連施設からの撤去という発想が出てくるのもうなづける。
「原発事故の対策拠点、解体へ 「教訓が消える」と懸念も」
原発事故の対策拠点、解体へ 「教訓が消える」と懸念もhttps://t.co/QyqFErncon
— 朝日新聞デジタル@金のデジモ (@asahi_gdigimo) July 29, 2019
東京電力福島第一原発事故で「前線基地」になるはずだった福島県大熊町の建物が解体されるのを前に、記者が内部を取材しました。見えたのは、備えを欠いたずさんな構造です。 #福島第一原発 #福島 #東京電力 pic.twitter.com/FRMxg9UhAO
原発事故の対策拠点、解体へ 「教訓が消える」と懸念も https://t.co/pshGV6Bpct
— Tommy (@TOMMY5918) July 29, 2019
不都合な記憶を象徴する事物は、一早く隠滅して「なかったこと」にする。日本人の得意技。そしてまた、無反省に過ちを犯し続ける。原発事故時に対策拠点たり得なかったオフサイトセンターの解体にも同じことが言える。
原発事故の対策拠点、解体へ 「教訓が消える」と懸念も:朝日新聞デジタル https://t.co/AyH5SwHdYo #東日本大震災8年;今は五輪を控え安倍「コントロール」嘘を大手を振って通さねばならぬ時。この対策拠点は安倍の嘘を思い出させるのみならず、原発事故の恐ろしさを世界に発信、不必要、取り壊せ!
— Akio Yamazaki (@akio_yam) July 29, 2019
しかし現実には放射性物質で汚染された汚染水は無くならない。
「制御しきれぬ福島第一 汚染水の水位下がらず理由も不明」
【朝日新聞DIGITALより】
制御しきれぬ福島第一 汚染水の水位下がらず理由も不明:朝日新聞デジタル https://t.co/k7BGUGiFI0 安倍首相のついたウソは数え切れないが、「アンダーコントロール」は最悪の部類だろう。ウソと怪しげなカネで招致した東京五輪。ノー天気な開幕前1年イベントよりも報道することがあるはずだ。
— 佐藤 圭 (@tokyo_satokei) July 28, 2019
6年前に国際的な虚偽プレゼンをした張本人は今年の夏休みはどう過ごしていたのか?
【首相動静】
— Dr.ナイフ (@knife9000) July 29, 2019
7月25日:
・北朝鮮がミサイルを発射
・安倍総理はゴルフに忙しく「安全に影響ない」
7月26日:別荘で過ごす。夜は焼き肉
7月27日:ゴルフ
7月28日:温泉
7月29日:北ミサイルは弾道ミサイルと発表
総理が遊んでると、国防上は最も安全ってことですね。https://t.co/DoWAhWNElg
相変わらずの「脳天気」らしいが、参院選で改憲派議員が「3分の2」に届かなかったが、その数は僅か4名にもかかわらず、既に国民民主党は一本釣りされそうで、しかも泡沫候補と言われていた連中が政党要件の議席を確保してしまい、さらにゲス議員やポンコツ無所属議員を集めているN国なる政党が、改憲勢力に加担する可能性が大きくなった。
【独自】「N国」立花代表 渡辺喜美氏と共闘へ 新会派結成も視野 https://t.co/wWugcz4qW4
— 足立康史 (@adachiyasushi) July 29, 2019
↓
驚きの声が上がっていますが、立花氏が当選した時点で容易に予想できたこと。N国党のNHK改革は放送と通信が融合する時代の必然だし、他に政策ないんだから、入党へのハードルはゼロ。誰でも入れる。
もはや、参議院も「なんでもあり」状態になりつつあるのかもしれないが、今でも全国的に拡散されている「改憲だけが目標」というこの男の憲法観を改めて確認してほしい。
【安倍晋三の憲法観】
日本全国すべての皆さんへ
— ゆみ (@yumidesu_4649) July 27, 2019
一つ、報告があります。
「?30万再生を突破しました??」
皆さんのご協力に、心から深く感謝です。
ただ、もっと多くの人に、安倍首相の“憲法擁護義務”に反する暴言や、考え方を見て知ってほしいです。
引き続き、拡散を宜しくお願いします。#憲法https://t.co/BJfeUNt3PR
さてある意味では、参議院議員は多様性が豊かになったのだが、実際は国の法律を決めるのは衆議院であり衆議院議員の3分の2以上を与党が占めているが、その与党の中には.このような若手連中が存在する。、
「日本を救う「安藤提言」!~問題だらけの「骨太方針2018」を真の「骨太」にする提言~」という1年前のブログから紹介する。
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与党側の地道な活動は相変わらずマスメディアで報道されないが、政治家の提言で素晴らしいといえる物がでた。自民党の安藤裕ひろし衆議院議員らで構成される「日本の未来を考える勉強会」が出した提言で、首相官邸に提出されている。「日本の未来を考える勉強会」は、昨年にマスコミで「魔の2回生」と揶揄されたメンバーで構成されているが、非常に真面目な骨のある議論をしていたため注目していた。非常にいい提言なのでまとめてみた。「日本を救う提言」として、是非見てほしい。
安藤裕氏は税理士である。サラリーマンとして働きながら税理士資格を取って税理士事務所を開いた後に、一転して政治家となっている。平成24年(2012年)に衆議院議員に初当選し、その後平成26年(2014年)、そして前回の平成29年(2017年)にも当選し、現在3回当選の「若手」議員である。
去年にマスコミの政治家の下らないたたき方として、自民党の『魔の2回生』というのがあった。安倍首相を叩くための一つのスローガンであり、安倍首相が返り咲いた後(平成24年)に初当選したメンバーを指す。その時の選挙は自民党が圧勝した年であり、初当選が大量に出た選挙だった。その中で、いわゆる「ゲス不倫」の宮崎謙介議員、「このハゲ~」の豊田真由子議員など、話題性のある不祥事があったため、テレビはこぞって「魔の2回生」などとレッテルを貼って、馬鹿にしていた。野党も同じである。
しかし、そうした程度の低い議員は別として、日々勉強を積んでいた議員がきちんといる。「日本の未来を考える勉強会」という勉強会はそうした自民党の平成24年の当選組などが集まったものであるが、非常に中身の濃い勉強会と議論をしている。ネットでその勉強会の様子などがある。内容は非常に勉強になるものばかりである。
しっかり仕事をしている政治家はきちんといる。残念ながら、野党にはほとんどいないが・・・。
しかし、マスコミは意図的に全く報じない。政治家の悪いところや悪い人ばかりを取り上げて喜んでいる。これで正しい政治ができるだろうか?会社でも学校でも人の悪口ばかり言う人の言うことを、信用出来きるだろうか?
ここで取り上げる提言は、この「日本の未来を考える勉強会」から出たものである。中心人物の一人、安藤裕議員は、さすがに税理士らしく非常に経済に明るい。安藤氏の考えを聞いたことがあるが、経済をよく熟知した正しい議論であり、経済音痴の政治家とは全く違う物を感じている。話を聞いても、非常に勉強になり、また納得がいく議論をしてくれる。
私が活躍を期待し、注目している政治家の一人である。
・・・中略・・・
「安藤提言」の骨子
① 消費税の増税はデフレリスクを助長する。そのため、軽減税率の範囲を増やしその際の税率を8%から5%から下げるべき。
② 財政出動を積極的に行い、現状では「プライマリーバランスの黒字化」は考えずに、政府が景気を後押しする。
③ 長期的な経済成長のための「財政運営」の方針を構築すべき。
①は、消費税を増税することはやむを得ないが、軽減税率を一気に広げむしろ減税に持って行くというものである。そもそも上げなくていい、というのが私の考えだが、政治的にどうしても無理であれば、この方法は非常に面白い。ヨーロッパなどは消費税の税率は高いが、非課税の範囲が非常に大きい。あえて日本に当てはめるのなら、この提言にあるような手当をすることで、ヨーロッパ型に近づくと共に、景気に対してむしろプラスの影響を与えることが出来る。
②の提言はばらまきに見えるが、内容を見ると非常によく考えてあって興味深いものである。これらを実施すれば日本の経済成長が見える、と思われる物が上手にまとめてある。
③については、まさに今の日本に必要な議論である。財務省が大蔵省時代から言っている「日本財政破綻論」は、それこそ破綻している。私が子供の頃から言われ続けた議論であり、その頃から更に「国の借金」と言われる「政府国債の残高」は増え続けているのに、一向に破綻しない。この話が嘘の証拠である。詳細は過去記事( 「国の借金」にまつわる嘘を、資産(B/S)の観点から斬る!)を是非ご覧を!
その嘘を認めた上で、確かに多い国債依存の体制について検討することは是非行われるべきである。
・・・後略・・・
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これらの提言は今回の参院選で山本太郎が街頭で演説していた政策内容と酷似しているのである。
大きな政府をめざし、必要ならばどんどん国債を発行しろと言ってきた。
それに対して危機感を覚えた安藤裕はこう語っていた。
安藤裕さん(自民党)>>
— 信太郎 (@mn822034p) July 28, 2019
「この国の20年間の経済政策は、大失敗でした。
これにより、我が国は衰退を続けていますが、野党も与党もマスコミも、危機感を抱いていません。
その中で、れいわ新選組はだけが、正しい経済政策を提示できました」
【このままでは、自民は負ける】 pic.twitter.com/R7ji8X7L7B
もちろん当時の安藤裕たちの「提言」は握りつぶされてしまったが、それは安倍政権の経済政策があまりにも間違っていたという明らかな証だったということであった、とオジサンは思う。