「政治家として信念、理念を持って発言している。まったくないことを言っているわけではない」と58歳の「ガキ政治家」がいる。
「維新・馬場伸幸代表“暴論"撤回せず、立憲&共産から猛抗議に…「特大ブーメラン」指摘の当然」
「政治家として信念、理念を持って発言している。まったくないことを言っているわけではない。謝罪や撤回をする気はまったくない」 立憲民主党や共産党に対して否定的な発言をしたとして、両党から抗議や批判の声が出ていた日本維新の会の馬場伸幸代表(58)が26日、自身の発言を撤回しない考えを示した。 馬場代表はネット番組で、「共産党は日本からなくなったらいい政党」「立憲民主党がいらっしゃっても日本は何も良くならない」などと持論を展開。これに対し、共産の小池晃書記局長(63)は会見で、「民主主義を根本から否定する暴論だ」と反発。立憲の岡田克也幹事長(70)も「自民党が改革する政党だと思っているのか。自民党が好きで好きで仕方がないという風にしか聞こえない発言」と不快感をあらわにしていた。 馬場代表は「政治家としての信念、理念に基づく発言」として両党の撤回要求を自信満々で突っぱねたわけだが、ネット上で指摘されているのが、《馬場さん、あなたも同じようなことをやっていたのでは》《なんか行動が矛盾していないか》という“ブーメラン"の声だ。 ■菅元首相の「ヒトラー」投稿に猛抗議するため事務所を訪問 馬場代表と言えば、立憲民主党最高顧問の菅直人元首相(76)が1月、日本維新の会を創設した橋下徹氏(54)に関して「ヒトラーを思い起こす」とツイッターに投稿したことに反発。国会内の菅氏の事務所を訪れ、抗議文を手渡した上で、約20分間にわたって菅氏に対して執拗に発言撤回などを求めてやり取りしたことが報じられた。 この時の抗議では「不適切極まりない発言は重大」「わが党の抗議を『脅し』にすり替えるなど、正当性はもちろん、誠意のかけらもない態度を貫いておられます」「人として許される言動ではありません。内閣総理大臣を務めた現職国会議員、野党第一党大幹部が、このような人権感覚、歴史観を著しく欠く無責任な対応に徹すれば、日本の国益をも毀損しかねません」などとカンカンだった。 それが今回は抗議を受ける側となったわけだが、SNS上ではこんな投稿が少なくない。 《馬場さん、今回のあなたの発言や政治姿勢は人権感覚、歴史観を欠く無責任な対応では》 《馬場代表の発言に正当性はあるの?誠意ある態度を取っていますか》 「第二自民党」と公言してはばからない政治家の信念、理念とは一体何なのか。 |
こんな輩にはピッタシのコラムがあった。
「<コラム 筆洗>いなくなってほしい人間に向けて小さなスイッチをカチと押す。…」
size="5">いなくなってほしい人間に向けて小さなスイッチをカチと押す。すると、相手はたちまち消えうせ、もともと存在しなかったことになる。「どくさいスイッチ」は『ドラえもん』(藤子・F・不二雄さん)のひみつ道具の中でもおっかない▼野球でのへまをののしられた、のび太はつい、ジャイアンを消してしまう。次にスネ夫を。最後には、「だれもかれも消えちまえ」。結果、世界にいるのは自分独り。子どものころに読んで震えた人もいるか▼日本維新の会の馬場代表。五十八歳は小欄と同じ世代だが、『ドラえもん』は読まなかったか。最近のインターネット番組で共産党について「日本からなくなったらいい」と述べたそうだ▼立憲民主党には「立憲がいても日本は何もよくならない」。公党に対し、のび太のような「消えちまえ」は聞き捨てならぬ▼他党の主張や政策に批判を加えて自分たちの意見をぶつける。それはよい。考え方の違う者同士が互いの意見をぶつけ合い、よりよい方法を探る。それこそが民主主義の肝だが、その発言は対立する党の存在自体を否定してしまっている。別の考え方はいらぬ、消えろ。そう言っているのも同じだろう▼漫画ではドラえもんが消えた人々を取り戻す。反省した、のび太の言葉が印象に残る。「まわりがうるさいってことは、楽しいね」-。馬場代表、よかったらお貸しする。 |
今年の4月の統一地方選で議席数が格段に「伸びた」維新のババ君は、最初はまさにのびたの心境だったのだろう。
そして、「第二自民党」と「第三自民党」、さらに「第四自民党」になれば「糞味噌政党」の集まりになることは容易に想像がつく。
さて猛暑週間の7月も最終週となったので「在野のアナリスト」の登場してもらおう。
「7月4週の動き」
サラリーマン増税と、岸田政権 政府税調が列挙した、サラリーマン狙い撃ち増税について、岸田首相は「考えていない」とし、宮沢自民税制調査会長は「あそこはものを決める機関ではない」とまで言い放ちました。しかし岸田政権には防衛増税の過去があり、かつ子育て支援策などの財源が不足する状況です。政治家は嘘をつく、という前例を踏襲するなら、政府税調の意向通りに増税が企まれていることに間違いありません。ただそれが政局的、選挙の時期をふくめていつになるか? という点では、今考えていようがいまいが、「絶対にやらない」と言わない限り、その疑惑がついて回ることになります。むしろ岸田氏はやる気満々、という感じでしょう。 面白いことに、今週の某安倍系雑誌で、統一教会の韓鶴子実質的な代表から呼び出しをうけた岸田氏を腰抜け、とする記事があります。しかし唯々諾々とその意を汲み、表立って反論すらうけなかった安倍氏の方が、よほどチキンです。岸田氏はまがりなりにも、統一教会側に不都合なことをしかねない。ナゼなら、岸田氏にとっては統一教会の意向より、支持率の方がよほど重要だから。しかし、統一教会の支持が崩れたら、自民は選挙で大敗する怖れがある。その匙加減に今は悩み、だから統一教会側は岸田氏を脅す。私たちが離れたら、アンタらは壊滅するよ、と。逆にいえば、自民党はそれだけ統一教会に近い、ということ。 サラリーマンは、実際には岸田氏には怖くありません。これまでも非正規雇用を拡大させても、自民は敗北しなかった。それを決めた小泉政権など、当時は賞賛をうけていたぐらいです。サラリーマンは喉元過ぎれば…で、負の政策をとってもすぐに忘れる。そもそもまとまりがなく、統一的な動きがないので、悪材料を引っ張って…となりにくいからです。言葉は悪いですが、サラリーマンは舐められているのです。 しかしそれもデフレ下だったから。インフレ下で増税をすれば、生活苦に直結します。生活苦は否応なく、サラリーマンに恨みを抱かせる。ただでなくとも実質賃金は目減りし、さらにそれが拡大傾向にあります。手取りが増えたところで、生活苦になっていく。これがインフレの怖いところ。そこに増税などすれば、自民党は大敗する怖れすらでてくるのでしょう。ただし、岸田氏にその辺りの機微が分かっていない。分かっていれば、政府税調の答申などださせなかったでしょうから。怒りの声が湧き上がって、初めて否定するなど杜撰で、国民の声が分かっていないことを露呈します。このままだと増税は既定路線でしょう。 統一教会に魂を売って、票を買った安倍政権。当時、おもしろい話が一つあって、安倍系メディアであるフジテレビが、韓流ドラマなどを放送し、それをネット民から「韓国への阿り」として袋叩きに遭っていました。フジテレビとしては、安倍氏とともに韓国を優遇しただけ、安倍系である態度としては自然でしたが、それをネット民は赦さなかった。このネット民とは、いわば安倍支持層、私はネオ保守、似非保守などと呼んできましたが、伸長し、日本への圧力を増す中韓に怒りを抱えた、中高年層だったのです。 だから安倍元首相は、統一教会との近さを伏せ、中韓と戦う政治家、とのイメージを作り上げようとした。しかし統一教会との関係が、銃撃事件によってバレると、支持層は一気に離れた。それが安倍回顧録の27万部、という低調な売り上げにもつながっているのです。韓国に阿諛追従する政治家、との印象が、ネオ保守の態度すら変えた。安倍派、なんていうのも統一教会の主張をきれいに踏襲するだけ。自身の主義、思想などほとんど感じない、似非政治家の類だと今回知れた。以前も指摘した通り、改憲派の集会、なるものが統一教会の主催するもので、そこに岸田氏、維新の馬場代表、国民民主の玉木氏が顔を連ねた。しかしこのネオ保守層が離れた今、統一教会にいくら世論操作をされようと、ふたたび支持がもどってくることはないでしょう。どこに配慮し、目配せした方がいいか? その判断を間違えると、雪崩式に政治情勢が大きく変化することにもなるのでしょう。 札幌首切断事件の報じ方 何だか、訳知り顔で語る人もいますが、的を射ているとは思えない心理学者などもいて、玉石混交の報道になっています。私が考えるに、幼いころから持病があって、両親は娘への配慮があった。娘のすることを応援し、後押しする。そしてそのまま娘が大人になっても、小さいころの習慣が続いたと考えられます。 トラブルがあった、恨みがあった、としますが、もし家族ぐるみで被害者を殺すことを考えた場合、非力な娘ではなく、父親が実行犯の役をになうのが自然です。しかし娘がしたい、ということを両親が支援する形であれば、今回の事件がすんなり理解できるのでしょう。不同意性交があった、とされますが、そんな相手を殺したい。そうした怒りを娘が主張し、両親が支援した。だから実行犯を娘が演じて見せた。 一方、頭部を持ち去ったのは、推測ですが自分と性交した、そんな記憶をのこしておくことが赦せなかった、とも考えられます。遺体を解体し、処分しようと思ったけれど予想以上に大変で、頭部だけになった、などという推論もありますが、なら自宅においておく理由に欠けるし、被害者の身元を隠す目的なら最低、指は切り取るでしょう。頭部を保有する、領得という言葉が意味するのは、それを特別視する何かがある、ということ。何かの宗教でもなく、頭部を保持するのは、阿部定事件のように特別な何かを感じます。 よく間違えているのは、殺人など事件を犯した者に、一般的な判断、思考を当てはめようとすることです。刑事ドラマの見過ぎで、犯人は誰もが納得する理由をもつ、と考えがちですが、基本的に一般人と異なる思想、理由があるから犯罪をするのです。体を奪われたら相手を殺す、と考えたとしても全く不思議ではない。しかし問題は、千葉で母親の内臓を食べた、という事件もありましたが、こういう猟奇的な事件は、その理由が報じられない。続報もない。この事件も、恐らく動機や理由が分かったとしても、決して大手が報じることはないでしょう。なので、今それを「謎…」などと報じることがほとんどムダです。ナゼなら、そのムダをきっとそこは報じないから。解決しないまま、放置するだけだからです。 BIG MOTOR事件とメディア 1年以上、疑惑が報じられながら、テレビや新聞では報じられず、保険会社による内部調査で確からしいとなり、国交省が動きだして、やっとテレビや新聞が報じだしました。そして前社長が会見で「経営陣は知らなかった」としますが、正しくツッコミを入れられたのか?メディアもグルになって、知らぬふりを決めこんできたのであって、報道を無視した以外の回答は、本来あり得ないのです。しかしメディアがそれを突っ込むと、なぜそれを報じなかった? とメディア側の問題に飛び火する。広告の大量出稿で、上客だったから…というのなら、もうメディアにこの問題で追及する資格はない、となるのでしょう。 損保ジャパンも不正に深く携わってきた、という問題もでてきた。不正請求をされる側なので、本来グルはあり得ません。しかし損保ジャパン関連の客には不正を働かなかったのか? もしくはそれ以上に、保険代理店のように客を損保ジャパンに誘導する、メリットを享受していたのか? これは国交省の調査だけでは明らかになりません。さらに街路樹の問題など、前社長が口を滑らせて「環境整備の…」としますが、恐らく全社的に行っており、それを経営陣も把握していた、ということが明らかとなっています。 ずっと感じることですが、この問題もジャニーズ事務所による性加害問題も同じ。疑惑を報じられてもメディアは無視し続け、ある日突然思いだしたように、それを一斉に報じだす。薄気味悪さと同時に、メディアの抱える闇の深さを感じます。最早、正義感やまっとうな判断を彼らに求めてはいけない。上記の札幌首切断事件でも同じ、当初「女性のような声で」と、男性を想定するかのような報じ方をしていた。首を切断をするような犯人は男、と潜在的に考えていたからで、世論をミスリードさせていたのです。 ニュース番組で、警察発表以上の話がでてこなくても仕方ないのかもしれません。でも、情報番組を各社とも垂れ流し、そこでさえ疑惑を報じず、また事件後も新たな材料をだしてこない。それでいて「謎、謎…」と呟くばかり。必要性を感じないばかりか、むしろ害でしかない、とさえ断じられるのでしょう。 |
最後に、この老ジャーナリストの怒りの声を一部お届けする。
「本澤二郎の「日本の風景」(4879)
<憲法冒涜政府=どこもかしこも奈落の底が見えてきている> この国の衰退の根源は、78年前の悲劇を忘れ去って、再び「死の商人」が跋扈しているためである。戦前の国家神道政治の台頭といっていい。原始の神道ムラ社会という、閉鎖的男尊女卑・官尊民卑など戦前の反民主的な社会に逆転しているせいだ。このことを多くの国民は理解できない。 戦後の教育に起因する。負の近現代史を教えない学校教育、二度と戦争を起こさせない憲法を教えない学校教育が元凶だ。もう一つが借金を恥とする財政法4条を「今だけ、カネだけ、自分だけ」の輩が、政府や議会に跋扈している。 結果、遠い戦争を「身近な戦争」だと世論操作する犯罪的言論界とそれに沈黙する司法、とりわけ昼寝しながら大金を懐に入れている最高裁の面々。恥を知らない「今だけ、自分だけ」の為政者にこの国の衰退が見て取れる。 <安倍と松井維新の遺産=大阪カジノ万博も泥沼> 安倍晋三と大阪の松井一郎は、A級戦犯の岸信介と笹川良一の関係が、そっくり今日に引き継がれていることを意味する。維新と自民党最右翼の清和会は一体関係にある。当然統一教会とも一体だ。 大阪万博とカジノは、安倍晋三と松井のもとで具体化したものだろうが、狙いは新たな選挙資金のための利権確保作戦。カジノは笹川ギャンブル財団も関与しているはずだ。「今だけカネだけ自分だけ」の大阪府民・国民不在の策略だろう。 米ラスベガスも消えている。それを大阪で!狂っている。大阪府民もそろそろ目を覚ます必要があろう。笹川・維新はまともな勢力ではない。どうしてこんな事態を多党が黙っているのか、不可解千万である。 |
歴史は繰り返すと昔から言われてきたが、その歴史を作ってきたのは人間なのだが、人間は忘れやすいが、私利私欲に走る輩はいつの時代でも存在し、そんな輩を放置しては暗黒の時代に戻る危険性もあるのでは、とオジサンは思う。