最近見つけた【自民党の悪の本性】が出回っている。
うわぁ、この形相マジでヤバい。これ安倍の本質でしょ。思い通りにならないと尋常じゃなく怒りを露わにする。まるで子どもだよ。 pic.twitter.com/9ETT8RgMzd
— OCG (@OCG_CGO) July 31, 2019
「小野田紀美議員、「文書通信交通滞在費」の不適切な利用を自白してしまう」
さすがにこのツイートには驚きました。文書通信交通滞在費は非課税で使途報告の義務がない事から、議員の〈第二の給与〉と言われて問題視されている事はよく知られる所です。まさか、こうもあからさまに目的外使用を勧めるツイートが他ならぬ議員の手によってなされるとは思ってもおりませんでした。 https://t.co/BurY1xoE2f
— 松井計 (@matsuikei) July 31, 2019
— カエサル (@KaeruNiSaWoTukL) August 1, 2019
「え?」とか言っちゃって
— タカユー (@casurbq78) July 31, 2019
なんかかわいこぶってるけど
小野田の本性はこれ??だから。 https://t.co/ZCPaWNg1MA pic.twitter.com/ofk0usXjzt
ところで、結党2カ月で1992年の参院選で4議席を獲得、翌93年の総選挙で35人を当選させた日本新党。
この躍進によって日本新党は政界のキャスチングボートを握り、細川護熙代表が非自民連立政権を樹立し、一気に総理大臣に駆け上ったという過去の出来事があった。
それから元号が変わり、元号と同じ名前の団体が政党要件を満たしてしまった。
その弱小政党が、街頭活動を行った東京での比例得票率は7.95%(約46万票)に達し、国民民主党の4.74%(約27万票)を大きく上回った。
この得票率を衆院定数465議席に単純に当てはめると、37議席に達するという机上の計算がネット上を飛んでいる。
しかし当時の日本新党は小選挙区比例代表並立制を狙っていた小沢一郎主導であり、1994年には解散し新進党に移行したが、その後、新生党の代表幹事であった小沢一郎により、「壊し屋」の本領が発揮され、次々と新党を作っては壊すということが続いたという歴史がある。
山本太郎は小沢一郎と共同代表になっていたが、小沢一郎が国民民主党の財産目当てに合流し、それを機に飛び出している。
しかし街頭演説では決して小沢一郎のことを悪くは言っておらず、今回の一連の動きも小沢一郎が了承済みという。
今後は山本太郎がどこまで独自に野党共闘の枠組みの中で動くのか、明らかな「小沢離れ」しなければ25年前の再現となってしまうのではないかと思っている。
さて、話はまったく変わるのだが、原発に代わるエネルギーとして持続可能エネルギーが提唱されて長い時間が経っているが、最近は原発代替エネルギーならば、「何でもアリ」なのかという世論が起きている。
太陽光発電では、「メガソーラー」と称して大量の発電パネルを設置するために日当たりの良い山の斜面を切り開くという計画に対しては「大規模な自然破壊」と地元から強力な反対運動が起きている。
そして、そのような自然破壊は決して太陽光発電だけではない。
「ニッポンの原風景・四万十川がピンチ!国内最大級の巨大風力発電計画を止めたい!」というキャンペーン賛同依頼が飛び込んできた。
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四万十町は、美しい山・川・海や田畑に恵まれ、淡路島に匹敵する広大な四万十川流域の森林には、国や県の絶滅危惧種に指定されているヤイロチョウやクマタカが生息するなど、全国的にも自然が豊かな地域として知られています。
ところが、本年2月14日の高知新聞等で、標高550 メートルの尾根筋に、高さ120 メートルの風車を49 基も設置するオリックス株式会社による大規模風力発電計画が発表されました。それ以来、地域住民の間で、ふるさとの美しい景観や、多様な生物が生息する豊かな森の生態系の破壊、近隣住民への健康被害等について懸念する声が高まっています。
四万十川へは日本のみならず、世界中から多くの方がこの風景を見に訪れます。どこまでも連なる山々とその隙間を曲がりくねって流れていく川、そして小さな小さな沈下橋、この風景の魅力は一体、何でしょうか?
四万十川の風景には、人の暮らしに根付いたこの沈下橋が欠かせません。厳しいけれど、多くの恩恵を生み出す自然に習って、小さな人間が知恵を絞って暮らしてきました。自然と、人間の暮らしの調和した姿が四万十川の景観の美しさを生み出しているのです。
私たち地元の人にとっては、この清流は、暮らしに根付いた「日常の川」ですが、コンクリートで護岸された川を見慣れた都会の人にとって、この美しさは心が解放されるような気持ちになるものです。
風景と暮らしの調和が、絵になる風景、心の中の原風景、失われてしまった日本の原風景を生み出しています。だからこそ、ここを訪れる人が後を絶たず、いまや国内のみならず、アジア各国や欧米からも旅行者が訪れるほどになりました。
四万十川と、川がおりなす景観は、町の財産だけではなく日本の、世界の財産といっても過言ではありません。この景観を文化財として保護していこう、子ども達に残していこうという大きな意志のあらわれが、国の重要文化的景観であり、高知県四万十川条例であり、四万十町の景観計画です。
四万十町の景観計画には、「建設物の新築に当たっては高さ20 m を超えないこと」「景観重点区域から見える稜線を分断しないこと、景観重要公共施設、景観重要建造物、景観重要樹木からの眺望を阻害しないこと」とあります。
しかし、オリックス株式会社の環境配慮書の要約書53ページには「主な眺望点からの風力発電基の視認可能性について「『家地川公園』以外の全ての主要な眺望点から風力発電基が視認される可能性がある。」と書かれています。
添付した資料①は、今年2月にドローンを使って建設予定地付近で、風車とほぼ同じ高さの100メートル地点から、四万十川方面を撮影した写真です。この写真には、景観重点区域である打井川付近と大正中心部付近の四万十川がはっきりと写っています。この写真の意味するところは、重点区域からも風車を目視できる可能性が非常に高いことを示しています。
計画されている大規模風力発電所は、四万十町景観計画に定める建造物の建設にあたって規制を定めている「稜線を分断しないこと」に、明らかに反していると、私たちは考えます。
四万十川流域で生活する人たちは、かけがえのないこの風景を自然と共に育んできました。そして、この現代においても、なおそれは引き継がれ、「人の心を癒す」というとても繊細で大事な役目を負っています。データや数値やお金では測ることのできない、失うと2度と復元することが不可能な貴重で普遍的な価値が、四万十川とその景観にはあります。
私たちは、住民自らが作りだした四万十川景観計画という条例で、この風景を大切に守っています。地元住民として、世界に向けて胸を張れる私たちの誇りそのものなのです。
そのことを、その意味をどうかもう一度、思い出してください。
さらに、オリックス株式会社の計画する大規模風力発電所は、この地域に生息する生き物にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
「高知県の鳥・四万十町の鳥」に指定されているヤイロチョウは、毎年5 月中旬から聴かれる鳴き声が四万十町の風物詩として、多くの住民に愛さてています。 2014 年7 月には民間の資金により「四万十ヤイロチョウの森ネイチャーセンター」が大正地区の轟公園内に設置され、マスコミや国内外から訪れる多くのバードウォッチャーに対して、ヤイロチョウが生息する保護区の森などの情報を提供しています。
本年度はNHK の「ワイルドライフ」という番組の取材班が55 日間にわたってヤイロチョウの生態を中心に取材しており、早ければ秋にも全国テレビ放映される計画と聞いています。
現在、事業者であるオリックス株式会社は、日本気象協会に委託して環境への影響調査(事業者アセス)を実施していますが、ヤイロチョウなど森林に生息する小鳥類の多くは夜間に渡りをするため、蓄積された科学的なデータはほとんど存在していません。
事業者によるアセスだけでは、ヤイロチョウなど渡り鳥への影響を調べる科学的なデータが不足する怖れが高いことから、公益社団法人 生態系トラスト協会では、独自にヤイロチョウなど渡り鳥への影響調査に取り組んでいますが、財政的・人的にも不足しております。そのため、住民にも調査への参加を呼びかけ、風力発電の中心地域に位置する国道439 号線杓子峠において、4 月14 日に予備調査、5 月11 日・12 日に『住民参加型ヤイロチョウの渡りルート調査』と、日本気象協会スタッフ、四国風車ネットワークの関係者を交えて現地学習会を行いました。
その結果、風力発電所の建設予定地内で、5 月12 日0 時15 分にヤイロチョウの渡りの際の鳴き声が確認されました。風力発電計画地がヤイロチョウの渡りルートに位置することが明らかになったのです。
風力発電の主要な設備である巨大な風車の羽に、鳥が衝突して死亡するバードストライクも各地で報告されています。北海道では絶滅危惧種のオジロワシが、風車の羽に衝突死する事故が相次いでいると言われています。四万十町における本計画の建設予定地が、ヤイロチョウの渡りルートであることが判明したいま、県の鳥であり、町の鳥であり、絶滅危惧種でもあるヤイロチョウを守っていくためには、大規模風力発電所は必要ないと、私たちは考えます。
私たち住民の健康被害についても懸念されています。
大規模風車周辺で聞こえる夜の静けさを打ち破る騒音。それだけでなく、巨大風車が発する音には低周波音・超低周波音という耳では聞こえない音、振動があります。
6月30日に四万十市大用でオリックス株式会社が開いた説明会では、建設後に体調不良を訴える住民などが出た場合は、「因果関係が立証されていれば、会社として誠心誠意責任を持って対応します」と答えました。しかし、大規模風力発電所が建設されるようになってからの歴史は浅く、国にも学会にも蓄積されたデータは少なく、健康被害と風力発電の因果関係を立証することは現時点では困難です。オリックス株式会社の担当者に「因果関係は不明だが、事実として、体調不良を訴える住民が出たり、野鳥がいなくなったり、ミツバチが消えたりという問題が起こった場合、どのように対応するのか」と質問したところ、明確な返答はありませんでした。
健康被害の症状はめまい・頭痛・血圧上昇・不眠など自律神経失調症に似た症状として現れ「風車病」といわれていますが、個人差も大きく、風車が原因だとの診断は出ないこともあり、保障はされません。また周辺住民だけでなく、計画地の山で働く方にもどのような影響が出てくるのか、懸念しています。
山・川・海そして、里への影響について
現在方法書の段階であり、具体的な計画が見えてきませんが、風力発電建設地の山頂にたまる雨水の問題、川・海への土砂流出による林業・漁業への影響、地下水流への影響など、懸念される点は数多くあります。さらには、野生生物が山から里に下りてきて農作物に被害を与える心配も挙げられます。地球規模の気候変動が起こっている今日、土砂災害も懸案材料です。
オリックス株式会社が計画している風力発電事業は、過去に前例のないほど巨大な計画で、巨大な風力発電が環境に及ぼす影響について現時点では、あまりにも不明な点が多く、想定外な影響が出ても、風力との因果関係の立証が極めて難しいのが現実です。長い年月をかけて育まれてきた自然環境は、一度、壊されてしまうと、元に戻すことはできません。
しまんとに暮らす子どもたちの将来のためにも、私たちの誇りである四万十川の自然と景観を破壊する可能性の高い巨大風力発電について、今一度、計画そのものを見直すべきではないでしょうか?
今回のオリックス株式会社による大規模風力発電計画は、一時的には四万十町や四万十市の税収増や地域の雇用を生み出すかもしれません。しかし、それと引き換えに何を失うのかを考えていただきたいのです。この事業計画が、日本の、世界の財産である四万十川流域の景観と生態系を大きく変えてまでして、行うほどの事業なのか、多くの疑問が残ります。
以上のことから、高知県知事、四万十町長、及び四万十市長に下記の内容を要望いたします。
・四万十町長、及び四万十市長は、オリックス株式会社による大規模風力発電計画に対して、保安林の解除をしない、町と市の所有地を提供しない旨を即時発表し計画を止めるよう働きかけること。
・高知県知事、及び四万山々の十町長は、絶滅危惧種に指定されている「県の鳥・町の鳥」ヤイロチョウについて独自の調査を行い、その恒久的な保護を進めるため、「ヤイロチョウ保護条例」を策定し、今後も四万十川流域の自然を壊す恐れのある計画は行わないこと。
・高知県知事は、オリックス株式会社による風力発電事業に対し、意見書を提出し、想定区域周辺の希少動植物や景観、環境等に重大な影響を回避できない場合には事業中止するよう求めること。
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川は単なる水の流れではない。
そこには様々な生き物が存在し共存しながら生態系を創っている。
それらの生き物が住む川には両側の山から栄養豊かな水が注がれている。
「標高550 メートルの尾根筋に、高さ120 メートルの風車を49 基も設置」すれば、山々の景観を破壊するだけではなく、貴重な養分も無くしてしまうかもしれない。
まさに壮大な自然破壊であり、おそらくオリックス株式会社の人間はそこには住んではいないので、「風車病」にかかる恐れもないかもしれない。
10年ほど前に四国旅行の最後は高知県で、船に乗って四万十川下りを楽しんだ。
沈下橋の下を通った時、地元のガイドさんが、「冬になるとシラスウナギの漁が盛んだが、いつまで続くか心心配だ」という言葉が今も記憶に残っている。
こんな巨大な大規模風力発電は、スラスウナギ達にとってはまったく無用の長物であろう、とオジサンは思う。