昨日から山籠もりをしています。
いつもの「つぶやき」はお休みして「絶景で決めるアジアの観光スポット」を日毎日お届けしています。
【絶景で決めるアジアの観光スポット-2
#7 イジェン火山/インドネシア
青い溶岩が流れるイジェン火山。インドネシアのジャワ島にあるこの火山はアジア最大の噴火口をもち、緑の火口湖からその名前が付きました。世にも稀な青い溶岩の炎が見られるのは夜の間だけ。魔王でも召喚されそうなその炎は、火山から生まれる硫黄ガスが地上に出てきて空気と触れ燃え上がることにより生まれます。青いマグマの正体はその硫黄ガスが液状化して燃え上がりながら山肌を流れる姿。様々な自然現象が相まってこのように神秘的で恐ろしいまでに美しい景色を見ることができるのです。 ですが、この火山周囲には有毒ガスが立ち込めているため、ガスマスク無しでこの地域に長時間滞在するのは危険と言われています。 |
#8 コルディリェーラの棚田群/フィリピン
天国へ昇る階段と呼ばれる世界遺産のコルディリェーラの棚田群。それは四方を山に囲まれた田舎、バタット村にあります。2000年もの長きにわたり保たれてきたコルディリェーラの棚田群は、まるで空へと舞い上がっていく巨大な龍の背中の鱗のように緑がどこまでも連なっています。その棚田は総延長20000kmを越えるといわれており、人の手と自然の力が合わさり、このような素晴らしい景色が生まれました。 この棚田を生み出し守ってきたのはイフガオ族です。イフガオ族の農業に関する知識や思想は親から子へ代々口承や歌によって伝えられ、その一例がハドハドという歌です。言い伝えや教訓、田植えなどに関する知識がすべてハドハドにまとめられており、世界無形文化遺産に登録されています。 |
#9 ポンガの滝/ベトナム
秘境の滝、ポンガの滝。ベトナムの高原地帯ダラットの奥地にあり、パワースポットとしても人気。観光地としてはあまり知られた場所ではないため、観光客の姿も日によって変わります。壮大なスケールで、段になっている岩の上を滑るように流れる水は見ているだけで心が洗われるような気分になります。その段になっている岩々のおかげで、細く白い線を浮かべながら流れる景色が見られるのです。
雨季と乾季で水量が変わるので、ダイナミックに流れるを様子を見たい方は雨季に、なだらかに流れる様子を見たい方は乾季に行くといいでしょう。 |
#10 マリーナ・ベイ・サンズ/シンガポール
今やシンガポールのアイコンとも言えるマリーナ・ベイ・サンズ。57階建ての3つのビルの屋上にかけられている地上200mの位置にある世界一高いプールが有名なホテルです。プールの全長は150m、約3900人が収容可能とのことで、今や観光客に大人気のスポットです。屋上プールとしても世界最大で、シンガポールの街を一望できます。 ラスベガスのカジノリゾート運営会社によって開発され、このホテルのカジノには500のテーブルと1600ものスロットマシーンが設置されており、単独のカジノとしては世界最大と言われています。また、他にもショッピングモールや映画館、美術館やミュージアムなどがあり、遊びどころ楽しみどころが一気に詰まっているホテルです。夜の景色も見事。シンガポールきたら外せないスポットです。 |
#11 桂林の漓江/中国
桂林の魂といわれる桂林の漓江。全長426kmの桂林の漓江は世界でも有数の川下りの観光コースとして知られています。中でも桂林から陽朔までの83kmは水墨画の世界を行く旅といわれており、その景色はまさに水墨画のように淡く美しく、空の色と緑混じる岩山、川の水面に映る風景が見る人々を魅了します。この川は水の浄化能力が高く、環境保護への取り組みにも力を入れているので中国の川にしてはとても澄み切っており、川底や魚が見えるほどです。 |
#12 ボロブドゥル寺院遺跡群/インドネシア
1200年前に建てられた世界最大級の仏教寺院、ボロブドゥル寺院遺跡群。現在は世界遺産に登録されているこの寺院は1000年もの間土とジャングルに埋もれていた遺跡です。自然の丘を基盤とし、石をレンガのように組み上げて造られた寺院だが、全体像はピラミッドと似た作りになっています。寺院内の回廊には1460面に及ぶ細かい浮彫のレリーフがあり、仏教説話を学ぶことができます。 また、500体を超える仏像があり、寺院内の各回廊や方向により印を結んでいるそう。行った際にはどういった意味なのか確認してみてください。 |