- 相変わらず、与党内からも「答弁能力に乏しい」と言われている菅義偉の優柔不断な態度には改めてj批判が多い。
まづは26日のこんな風景。菅首相はメモを読んだあと、一部総理番記者からの質問を無視して立ち去りました。「なぜGoToに触れないのか」「緊急事態宣言は」「会見しましょうよ」という呼びかけはいずれも菅氏が答えるべき重要な質問。他の総理番もパンケーキや名刺で籠絡されるのでなく、厳しい質問で記者の責務を果たすべきです pic.twitter.com/0bvi5W4yHq
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) November 26, 2020菅首相の今日のぶら下がり(43:25~)。メモを読んだだけで、GoTo対応や記者会見開催を巡る呼びかけ質問を、菅氏は無視して立ち去っています。記者会見をここまで嫌がる菅氏は日本の歴代総理でも、主要国の首脳でも異例です。リーダーとしての説明責任から逃げていると思いますhttps://t.co/xTu2T9iOC2
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) November 26, 2020政治家は言葉が命だ。なぜ自粛が必要なのか、どうしてGoToを一時的に中止にするのかなど、菅首相が自らの「言葉」で国民に説明しなければなるまい。
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) November 26, 2020
記者会見をいまこそ開くべきではないのか。
一方的な官僚答弁の紙を読み上げるだけでは心に響かない。 https://t.co/CMwlyecjcy
「新型コロナ急拡大も一方的に発信 会見は就任以来一度だけ 発進力問われる菅首相」菅義偉首相は27日、新型コロナウイルス感染症対策本部で、重症者数の急増など深刻化する感染拡大について「国民の命と暮らしを守り抜く」と強調した。コロナ対策で国民の協力は不可欠。安倍晋三前首相は節目ごとに記者会見して、国民に直接呼びかける機会が比較的多かったが、菅首相は一方的に呼びかける形の発信ばかりで、多くの記者から質問を受ける形の官邸での記者会見の開催に応じていない。(村上一樹)
首相は、感染拡大の「第三波」の到来が指摘されるようになった今月、対策本部をこれまでに計4回開催。今後の方針や国民の協力を呼びかけているが、報道各社に公開される発言は終了前のあいさつにとどまる。
また、官邸に出入りする際、立ち止まって記者団の質問に答える「ぶら下がり取材」については、新型コロナ対策をテーマに今月はこれまでに計4回応じているが、事前に用意された質問に一問答えるだけだ。
26日は、観光支援事業「Go To トラベル」で感染拡大地域から出発する旅行を対象外とするかどうかなどが問われた。首相は営業時間を短縮する飲食店支援などについて答えたが、「トラベル」については何も答えずに終了。記者団が「なぜ、触れないのか」などと追加の質問を投げかけたが、立ち止まることはなかった。
安倍前首相は今春の「第1波」の時期、2月末に会見を開いたのを皮切りに、官邸での会見を、3月は2回、5月は緊急事態宣言が解除されるまで3回、合わせて8回行った。
一方、菅首相の会見は9月の就任時の一回だけ。内閣記者会加盟の数社が質問できるグループインタビューにはこれまで2回応じたが、多くの記者が質問できる官邸での会見は2カ月以上開いていない。
加藤勝信官房長官は27日の会見で、首相が記者の質問に答える対応をするべきではないかと問われ、「対策本部で今後の対応の方向性を示し、ぶら下がりで(国民に)呼びかけている。必要な発信がなされてきていいるし、引き続きしていく」と話した。
若手の記者を集めての「パンケーキ懇談」程度ならば余計な質問もさせずにオフレコ談義としてごまかせるのだろうが、国会の予算委員会での野党議員との「一問一答」では自分の言葉で答えられず官僚の作成した答弁書の棒読みしかできない菅義偉。
復活した桜関連疑惑でも、当時の自分の答弁が虚偽であったことは頑として認めなかった菅義偉。
検察リークによる讀賣新聞の連日の安倍晋三に関する「前夜祭」の費用補填疑惑については、時系列に分かりやすく、この方がまとめてくれている。
「安倍『前夜祭』問題 秘書任意聴取から1週間の動きまとめ」
昨日は、「同じ穴の狢の安倍晋三と菅義偉はもはや一蓮托生」とつぶやいたが、まさに文字通りの同じ貉ぶりが露見してしまった。
昨晩からこんな話が飛び交っていた。「週刊ポスト」が爆弾スクープ
— 盛田隆二??Morita Ryuji (@product1954) November 27, 2020
菅首相、後援者2500人パーティー 政治資金収支報告書に不記載
桜前夜祭とそっくり! 会費1500円、高級ホテルで支援者を接待
「なかよしゴルフコンペ」も「成田山バスツアー」も7年間報告なし
菅氏は官房機密費を7年で78億円。毎日300万円使ったからね。領収書ナシで。 pic.twitter.com/vrXrkJC8fR安倍首相に菅官房長官コンビ、憲政史上最悪の内閣でしたね。週刊ポスト、グッジョブ! https://t.co/BPMSaLXg5G
— 山口一臣 (@kazu1961omi) November 27, 2020??経費の補填があれば大事件です→そう??大事件です??
— 原口 一博 (@kharaguchi) November 26, 2020
??証拠が無いって??→明細書を見れば一目瞭然でしょう??
??明細書はないと答えていましたが→明細書は、あったようです?? https://t.co/s25TtGGpsu
「菅首相の2500人パーティー 政治資金報告書に不記載だった」・・・・当時、官房長官だった菅義偉氏は会見で、「(前夜祭では)安倍総理はゲストのようなものだったのではないか」とかばい、国会でも安倍答弁を引用して不記載は問題ないという認識を示していた。
それは本当に“上司”である安倍氏をかばうだけだったのだろうか。実は、菅氏の後援者たちも政治資金収支報告書に記載がないパーティーを毎年開いていたのである。
菅氏が官房長官に就任して2年目の2014年4月19日(土曜日)午後、横浜ロイヤルパークホテルの大宴会場「鳳翔」には、〈内閣官房長官 すが義偉 春の集い〉の吊り看板が下げられ、地元支持者でぎっしり埋まった。
金屏風を背にした菅氏は、「アベノミクスによって我が国の環境は大きく変わった」と挨拶し、横浜を中心に活動する歌手の南部なおと氏が菅氏の応援歌『一途に前を』を初披露して会場を沸かせた。南部氏はこう振り返る。
「私はディナーショーもやりますが、春の集いで歌ったときはノーギャラです。会場は3000人近い人、人、人で埋まっていたから、テンションも上がりました」
別の参加者は、「昼間の『春の集い』は気楽な雰囲気で参加できます。飲み物はソフトドリンクが出て、お菓子はスナック、クッキーみたいなものが並んでいました。参加費は会場で払ったと記憶している」と語った。
パーティーは地元の情報誌「タウンニュース」(2014年4月24日号)で、〈菅官房長官 経済政策に自信示す 地元集会に2500人〉と紹介された。
会費はいくらだったのだろうか。菅氏の秘書出身の横浜市議・遊佐大輔氏がブログ(同年3月1日付)で詳細な案内を書いていた。
〈すが義偉・内閣官房長官『春の集い』
日時:4月19日(土)14時から15時まで
場所:横浜ロイヤルパークホテル・宴会棟3階
会費:お一人様1500円
備考:お問い合わせ等は『春の集い』実行委員会(電話番号が記載)までお願いいたします〉
会費1500円で2500人が参加すれば収入は375万円になる。しかし、菅氏の資金管理団体「横浜政経懇話会」や政党支部(自民党神奈川第2選挙区支部)の政治資金収支報告書には、このパーティーの収入も費用も一切記載がないのだ。
4年前から突如記載
菅氏の「春の集い」で驚かされるのは会費の安さだ。安倍前首相の前夜祭パーティーは、都内の一流ホテルにもかかわらず会費が5000円だったことから、安すぎると国会で問題視された。
「春の集い」は昼間の開催とはいえ1500円とさらに安い。地元のパーティー企画運営会社の担当者はこの料金設定に驚く。
「このホテルの大宴会場で土曜日に2500人規模のパーティーを企画する場合、ソフトドリンクとスナック菓子だけで1時間だとしても、お客さんの誘導などのスタッフは必要ですから1人5000円くらいが相場です。会費1500円なんて当社には絶対無理です」
同ホテルに大宴会場の「鳳翔」で立食パーティーを開催する料金基準を質問すると、「費用はケースバイケースで、1万5000円で2時間のパーティーを1500名さまで用意しております」と回答した。
報告書に記載のない菅氏の「春の集い」はこの年だけではなかった。菅氏のブログには、野党時代の2012年3月に著書『政治家の覚悟』を自費出版(今年文春新書で再版)したのに合わせて4月に「出版記念春の集い」を開催し、「恒例の『春の集い』を実行委員会主催のもと、今年は出版記念として開催していただきました」と綴っている。
その後も毎年、「春の集い」を開催していることが遊佐氏のブログで確認できた。菅事務所の説明はこうだ。
「春の集いは当初、地域の有志の方が設けていただいた歓談の場(実行委員会主催)に代議士が参加していた。その後、国政報告会を主体にした集まりとなり、平成28年以降は、政党支部主催の報告会としました。同年は熊本地震が発生したことから、国政報告会のみの会とし、飲食の提供はしていません。会場費は政党支部から出し、参加費はいただいておりません。平成29年以降は飲食を提供しているので参加費を徴収し、政党支部で収支を報告している」
確かに2016年(平成28年)の政党支部の報告書には「国政報告会会場費」(4月27日)として約169万円、それとは別に「会場費キャンセル料」(約74万円)が同ホテルに支払われている。
この年は4月14日に熊本地震が発生し、大きな被害が出た。そのため、有料の飲食パーティーを開けず、菅事務所が政治資金からホテルに「キャンセル料」を支出しなければならなかった事情が読み取れる。
ちなみに政党支部の2017年の報告書には「春の集い」は収入約771万円で支出が約721万円、翌2018年は5月に「初夏の集い」を開催して収入約453万円に対して支出が約468万円だった。収支はほぼトントンだ。
会場は同じホテルだが、会費や人数は報告書では公表されていない。ほぼ毎年参加しているという菅氏の支持者から興味深い証言を得た。
「去年は会費を5000円払った。食事はビュッフェ形式で中華でした」
食事付きになったとはいえ、収支を公表するようになってから会費が5000円に値上げされたというのだ。やはり会費1500円では同ホテルでパーティーを開くことは無理だったのではないかという疑問が浮かぶ。
※週刊ポスト2020年12月11日号
首相就任早々、菅義偉が「桜関連の再調査はしない」と言っていたわけがこの「不記載疑惑」報道で得心した次第。
やはり7年8か月余りも安倍晋三と一緒にいれば、その手口もそっくりになり、もはやこやつらは一緒に政界から葬ってしまうのが国民のためであろう、とオジサンは思う。
当然じゃないですか。
菅義偉は官房長官として悪名高い安倍内閣を支え続けていたのですから。
学問の自由への挑戦である学術会議の任命拒否を見ても明らかなようにそのファッショ的な体質も同じです。