新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

想定閣僚名簿」が現れた新総理はやはり短命におわるのか

2024年09月11日 12時35分01秒 | 総裁選

多くの国民は忘れているかもしれないが、先月NHKにとってはNHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで政治問題になりそうな放送事故があった。
 
その後こんな調査結果の記事が出た。
 
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NHK 会長ら報酬自主返納 担当役員が辞任 ラジオ国際放送問題で

 

先月、NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで、中国籍の外部スタッフが沖縄県の尖閣諸島の帰属などをめぐって、原稿にはない日本政府の公式見解とは異なる発言を行ったことについて、NHKは10日、調査報告書を公表しました。
稲葉延雄会長は記者会見で「今回の事案はいわば『放送の乗っ取り』とも言える事態で、自ら定めた国際番組基準に抵触するなど、極めて深刻な事態で、改めて、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、稲葉会長ら4人が役員報酬の50%を1か月、自主返納するほか、担当役員が辞任することなどを明らかにしました。
先月19日、NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで、原稿を読んでいた中国籍の48歳の外部スタッフが沖縄県の尖閣諸島の帰属などをめぐって、原稿にはない日本政府の公式見解とは異なる発言を行ったことについて、NHKは10日、調査報告書を公表しました。
報告書によりますと、問題の放送には、基幹職デスクなどが立ち会い、原稿にない発言をしていることに気づきましたが、音声を止めるなどの対応を取ることはできず、その理由について「突然のことで対応できなかった」と話しているということです。
また、この外部スタッフは、中国当局の反応への不安や懸念、処遇への不満を職員に伝えることがあったということで、その発言や主張を踏まえ、事前に備えておけば適切な対応がとれた可能性があったと考えられるとしています。
さらに事案の発生後、放送の訂正の実施や視聴者・国民への適時の説明などにおいても、対応が十全ではなかったとし、こうした事態を招いた背景には、危機意識の乏しさがあったとしています。
こうした責任の所在を明らかにするとして、稲葉延雄会長、井上樹彦副会長、山名啓雄専務理事、中嶋太一理事の4人が役員報酬の50%を1か月、自主返納するほか、国際放送担当の傍田賢治理事が10日づけで辞任します。
また国際放送局長を減給とするなど、あわせて5人の職員を懲戒処分にしました。
このほか外部スタッフと業務委託契約を結んでいたNHKグローバルメディアサービスの代表取締役ら2人も、役員報酬の30%を1か月、自主返納するとしています。
一方、この外部スタッフの行為はNHKに対する信用を著しく低下させたものであり、不法行為に該当するとして1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に起こしました。
稲葉会長は、記者会見で「今回の事案はいわば『放送の乗っ取り』とも言える事態で、自ら定めたNHK国際番組基準に抵触するなど、NHKが放送法で定められた担うべき責務を果たせなかったという極めて深刻な事態であり、重く受け止めています。改めて、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
今回の問題を受けて、NHKはラジオ国際放送の事前収録への切り替えや「AI音声」の導入検討などに加え、国際放送と、編集体制が強固である国内放送との連携を深めるなどしてチェック・けん制が働くようにするなどの対応策を徹底することで、国際放送に関するガバナンスを強化し、信頼回復に努めていくとしています。

 
しかし「HKに対する信用を著しく低下させた」と憤って見せたが、すでにNHKに対する信用は地に落ちている、とこの御仁が指摘していた。
 
本澤二郎の「日本の風景」(5281)
 
<権力監視止めた公共の電波NHKの深刻課題>
10余年前からNHKは、明らかに権力監視という公共放送の責務を放棄して、安倍の清和会応援団と化した。新聞でいうとナベツネ読売化である。安倍長期政権の裏事情である。筆者がテレビを廃品業者に無料で引き取ってもらった理由だ。
たまにNHKラジオのnewsを聞くのだが、昨日は9時前にかけると、なにやら意味不明の関西弁おじさんと中年アナが、実にくだらないおしゃべりをして、笑いに興じているではないか。公共放送のレベルを逸脱して公共の電波を破壊している。気になったことは、そこで「京都五輪開催論」を楽し気に宣伝していた点である。
<「京都五輪」?をこっそり宣伝>
午前9時台のラジオは、夫を職場に送り出した主婦や老夫妻目当ての番組に違いない。あるいは、国会に駆け付ける与野党議員や秘書連が、車でラジオを聞いている時間帯か。不勉強な永田町の愚か者は「面白いアイディア」と思い違いをするかもしれない。飛びついて「そうだ」と口走る馬鹿者愚が出てこないとも限らない。
あぶない!イベントは政治屋・電通の巨大利権ではないか。森喜朗や石原慎太郎・安倍晋三の利権で知られる東京五輪疑獄。財政負担で首が回らない財務省の今である。そのことを十分知りながら、二人の男女は、NHKラジオを国民のためではなく、電通や政治屋のために悪用している!
心底からNHKは解体すべきだと思う。時間の余裕があれば、進軍ラッパはNOだが、平和的な美しい音楽を流せばいい。スポーツ番組に狂奔するNHKは、政府による愚民化政策に便乗するもので、公共放送に値しない。
<コロナワクチンで暴利の加藤勝信宣伝放送に仰天>
9時になると、たちまち番組が自民党本部にハイジャックされた。びっくりしていると、自民党総裁選に出るという加藤勝信の宣伝番組になった。しばらくして聞くのを止めた。1960年代ならいざ知らず、アベノミクスの悪政で日本沈没に追い込んだ責任者の一人でありながら「所得倍増計画」?
国民を馬鹿にし、騙すのもひどすぎる。彼は茂木派に所属しながら、安倍家のお庭番として入閣し、厚労相にもなった。既に40万人もコロナワクチンの副作用で亡くなるという、世にも恐ろしい加害者ではないか、と医学者の一部から指弾されている。
コロナワクチン利権でしこたま金をため、総裁選に飛び出し、再び入閣か派閥の継承ねらい」などと巷でささやかれている。安倍の腰ぎんちゃくでも有名だった。
まさに官僚上がりの政治屋の代表格であろう。そのためにNHKは独占的に報道していると感じて衝撃を覚えてしまった。テレビでも同時に流したのか。既に狐の目をした安倍側近や「蛇の目をした軍事オタク」なども手を上げている。
100万党員をいかに騙すか、の共演に興味などない。平和主義者ゼロ、反原発派ゼロの好戦派同士の争いに浮かれる国民はいない。
<岩田女の差し金?>
安倍のスポークスマンとなって20年の岩田女性の真相には、男と女の関係などに興味を抱く向きも大いにあると聞くが、むしろ60兆円を各国にばらまいた血税資金を懐に入れた日本企業の具体例を知りたい。大方財閥に違いないが、一日も早く知りたい。公正が担保されない血税の海外流出疑惑は、この国の行方とも関係している。彼女のメモの公開を強く期待したい。むろん、安倍の金庫の実情も。
2024年9月11日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

 
さて、マスメディアによってすっかり「選挙の顔」に 奉りあげられたこの2世議員。
 

 
カネと世襲のコネ人生。小泉進次郎ちっともセクシーじゃない“暗”の部分をひた隠す自民党の「願望と勘違い
 
■小泉か石破か。自民党総裁選の行方と政権与党が抱く願望と勘違い
自民党総裁選は次期総理を選ぶことになるので世間の関心も高い。多くの名前があがり、すでに立候補表明もある。本命のひとりである小泉進次郎議員(43歳)は、選挙体制をすでに固めた。

国会議員班:坂井学
党員総務班:田中良生
団体班:長谷川岳
地方議員班:三原じゅん子
候補者班:企画班・鷲尾英一郎
     同行班・赤間二郎
全体統括:事務局長・小倉将信
     事務局長代理・大串正樹(政策)
           ・小林史明(総務・広報)
事務局次長:西野太亮

総裁選に向けた体制をよくわかっている陣容だ。9月6日に会見で「決着 新時代の扉をあける」と題した政策を明らかにした(※資料あり)。9月7日13時からは銀座4丁目交差点で、8日16時から横浜の桜木町駅前で街頭演説を行う。メディアは大きく報じるだろう。
小泉進次郎議員は初当選からしばらくは議員以外への人間関係を広げない時期があった。いまでは新聞記者に原稿の書き方などを学び、あるいは同世代の評論家が勧める本を読むなど、いわゆる外部「ブレーン」との関係を築いてきた。落語を聞いては「語り」の方法を学んでいる。最近では、評論家、女性作家、写真家と会食。写真家が贈呈した北朝鮮の写真集を見て、ずっと質問していたという。
好奇心は旺盛で前向きな姿勢は好ましい。ただし、それがどこまで身についているかは、気候変動対策に関わって「セクシー」と表現したことに象徴されるように、いかにも軽い。さらに付け加えておけば、会食には遅れてきて、たいてい90分をめどにして先に退席する。いかにも永田町の悪しき慣行を身につけてしまった。
■キャッチフレーズは「決着」。進次郎氏がぶち上げた政策
 

 

 

■24年秋から25年に向けて大変動を迎えることになる日本政治
しかしこれは「明」であり、じつは4代世襲の100年議員であり、コネ人生で歩いてきた「暗」の部分は隠されている。そもそもコロンビア大学への留学も特別待遇だった。
小池百合子都知事の経歴詐称を暴いた石井妙子さんは、小泉進次郎氏が、かつて学習院大学で講演をした内容を紹介している。
「ほどほどの努力では、ほどほどの幸福も掴めない」という言葉を私はメッセージとして若い人に送りたい。ほどほどの幸福が掴めればそれでいいのか。内向きとか、草食系とか、言われていますよね。今の若い人たち。
小泉氏は英語もできなかったが、思い切ってホームステイしたという体験談を続けた。石井さんはこう評価した。
努力が大切というが、留学するカネも留学する先も、政治家という職業もすべては親からもらったものではないか。
(『日本の血脈』/文春文庫、2013年)
世襲一般が悪いのではない。しかし韓国では世襲議員が親と同一の選挙区で出ることが禁じられている。河野太郎議員もふくめ、日本の政治家はあまりにも世襲が多い。そこにメスを入れる政策を打ち出せないのが自民党政治の特徴であり、骨がらみの体質だ。
■新しい顔なら大勝できる。自民党の「願望」と「勘違い」
立憲民主党の代表選も9月7日からはじまるが、どうしても次期総理を選ぶことになる自民党総裁選に注目が集まる。日本テレビが自民党の党員、党友から調査したところ、1位石破28%、2位小泉18%、3位高市17%、4位上川7%、5位小林5%、6位林4%、7位河野3%と続く。
この趨勢に議員票を加えれば、決戦投票にもつれ込めば、これまでの派閥の結束が崩れた状況で、誰が最終的に勝つかはわからない。いずれにしても、小泉進次郎議員が語ったように、この秋には総選挙が行われる流れが9月末から大きくなる。しかし自民党の願望と勘違いがある。清新な新総理と体制で総選挙に向かえば大勝できるという幻想だ。
たしかに岸田総理で総選挙を闘えば内部調査によると70議席ほど負けたはずだ。「顔」を変えればそこまで後退しないだろうが、国民の裏金問題への不信と怒りは消えていない。
林芳正官房長官が総裁選に出ることを決めたとき、岸田総理は側近にこう語っている。
「次の総理は短命に終わる。林さんはその次でよかったのに」
秋に総選挙が行われれば与野党の議席は接近するだろう。来年には東京都議選、衆議院議員選挙が必ずある。そこで与野党の「ねじれ」を作ることができるなら、確実に再び総選挙が行われる。そのときこそ政権交代が争われることになる。日本政治は、自民党総裁選、立憲民主党代表選を経て、24年秋から25年に向けて大変動を迎えることになる。


 
すでにレームダックになった岸田文雄だが、「次の総理は短命に終わる」との見立てだけは評価したい、とオジサンは思う。
 

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