センター試験二日目の今日は午後からやっぱし雨になりました。天候の悪い雨か雪はいつもお決まり例年通りで、この時期に受験はほんとうに受難としか思えませんね。
さて今日は、読売テレビ開局50年記念で「松方コレクション」のドキュメンタリー番組を先ほど見ました。日本人に世界の名画を見せたいという松方幸次郎の熱い思いで買い集められ、日本に到着するまでのお話です。大正、昭和の激動の時代を駆け抜けた美術品の数々は数奇な運命をたどり、それを陰で支えた人達のご苦労があって、私達は現在、東京国立博物館やブリヂストン美術館、大原美術館の収蔵されている本物の絵画、彫刻、工芸品を観賞することができます。少し愛おしくて感謝の気持ちで見れるかも~?私利私欲に走る現在では考えられない、日本国民の父のような思いを持って集められた名作、そんな日本人が存在したことに誇りを感じました。
ただただ、本物を見て自分の目を肥やして感性を高める。美術鑑賞は分からないとおっしゃる方がおられますが、「まず見る」これですよね~番組中に絵画が映りそれだけでも心が和む力があって、素晴らしいって感じました。チョット徳した気持ちになりました。cyicyikatsuko