不惑フッカーのよもやま日記

不惑を過ぎてまだラグビーで熱いスクラムを組みたい男の、それでもヘナチョコな日記です。

残念な記事その2

2012-07-24 11:15:15 | Weblog
もうひとつ、残念な記事が。

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7/14に、40代の男性教師が、バレー部の女子中学生に、
1周200m程のグラウンドを100周しろと命じ、実際に
行わせた結果、数名の生徒が熱中症の症状を出したと
いう記事がありました。

で、なんでもその教師は

「体力づくりと精神を鍛えるためだったが、配慮が足りなかった」

ということで。


・・・

一体何を考えているのでしょう?

確かに運動部の練習の一環としてグラウンドを走ることはある。
しかし、この夏の炎天下に1周200mのグラウンドを100周
走れ=20km走れと命ずるのはあまりにも配慮がなさすぎる。

ここで問題にしたいのは

①炎天下での長距離走を命じる姿勢

②部活動の一環として20km走らせる姿勢



我々子供たちを指導する立場にいるものとしては、特に
この時期は熱中症に対して配慮をしなければならないと
感じます。タグの練習時も、20~30分に1度は必ず水入れを
しますし、その際には「頭から水かぶってこいよ」とか
「顔や手足を水で洗ってきてね」とか声掛けをしています。
勿論練習中でも動きがしんどそうな子には都度休憩を
取らせてやってます。

いくら体力づくりや精神を鍛えるといってもこの行為は
危険であると言えるでしょう。


私自身は子供がいないので、現在の中学校の部活が
どうなっているかは理解していないのですが、それでも
部活中に20kmを走らせる練習がどのような効果が
あるのか疑問です。

ネットでは結構辛辣な意見もあるようですが(歩くような
ペースで5kmしか持たないのは現代の子たちがひ弱だから
とか)それでも他の練習や試合をした上でのこの命令は
いかがなものだったか?


そういえば私が高校生のときに試合後ランパスを
100m*2*5往復(つまり10本)させられた時はヘロヘロ
でしたねぇ~



いずれにしろ今回の件は問題がありすぎると考えます。






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