ソーサ、ノンクアイ、ソト

メキシコで行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦：
王者エドガル　ソーサ（メキシコ）KO6回　オマール　ソト（プエルトリコ）

IBFスーパーフライ級王座決定戦：
シンピウェ　ノンクアイ（南ア）判定3ー0（117-111、117-112、116-112）ホルへ　アルセ（メキシコ）

WBCスーパーフェザー級戦：
王者ウンベルト　ソト（メキシコ）TKO2回1分21秒　挑戦者アリステデス　ペレス（コロンビア）

＊「戦う」王者ソーサが二桁防衛に成功。現在混沌としているフライ級戦線。ソーサがここに食い込んでくる可能性があります。
ノンクアン、2月のフランシスコに続き、アルセ兄弟を連破しています。アルセ兄、そろそろ潮時ではないでしょうか。
圧倒的な力量の差を見せ付けて3度目の防衛に成功したソト。11月に、1階級上のエドウィン　バレロ（ベネズエラ）との対戦が予定されています。

今週末の試合予定

2009年9月第3週末の試合予定です。

19日　土曜日
ドイツ
IBFミドル級王座決定戦：
ジョバンニ　ロレンゾ（ドミニカ）対　セバスチャン　シルベスター（独）

米国ネバダ州ラスベガス
ウェルター級弱（多分）12回戦：
ファン　マヌエル　マルケス（メキシコ）対　フロイド　メイウェザー（米）

WBOライト級暫定王座決定戦：
マイケル　カツディス（豪）対　ヴィセンテ　エスコベド（米）

WBAフェザー級戦：
王者クリス　ジョン（インドネシア）対　挑戦者ロッキー　フアレス（米）


21日　月曜日
スーパーフライ級10回戦：
坂田 健史（協栄）対　ディッキー　プトラ（インドネシア）

女子OPBF（東洋太平洋）スーパーフライ級王座決定戦：
藤本 りえ（協栄）対　ミシェル　プレストン（ニュージーランド）


25日　金曜日
WBCライトヘビー級戦：
王者ジャン　パスカル（カナダ）対　挑戦者シルビオ　ブランコ（伊）

冷や汗、モンティエル

メキシコ　ナヤリト（Nayarit）で行われた試合結果です。
バンタム級10回戦：
WBOバンタム級王者フェルナンド　モンティエル　負傷引き分け3回　アレハンドロ　バルデス（共にメキシコ）

WBOミニマム級王座統一戦：
正規王者ドニー　ニエテス（比）判定2ー1（118-110、116-110、112-116）暫定王者マヌエル　バルガス（メキシコ）

＊無冠戦に出場したモンティエル。初回にダウンを奪うも同じ回に左まぶたを負傷。2回にはダウンを奪われる苦しい試合展開になります。結局、試合は3回終了時にストップされ結果はテクニカル・ドロー。一時はバルデスのTKO勝利と発表されましたが、最終的には負傷引き分けという結果に戻っています。

バルガスが攻め、ニエテスが迎え撃つという形となったミニマム級王座統一戦。判定は割れましたが、結果として一つの暫定王座が吸収される結果になっています。

カルデロン、マルティネス

プエルトリコで行われた試合結果です。
WBOライトフライ級戦：
王者イバン　カルデロン（プエルトリコ）負傷判定7回（2ー1：68-65x2、65-68）挑戦者ロデル　マヨール（比）

WBOスーパーフェザー級戦：
王者ローマン　マルティネス（プエルトリコ）KO9回2分59秒　挑戦者ヴィンセンテ　ロドリゲス（亜）

＊3ヶ月ぶりの両者による再戦となったライトフライ級戦。今回はカルデロンが逃げ勝ち、同王座の2度目の防衛に成功しています。
スーパーフェザー級戦はマルティネスが代役挑戦者を9回で仕留め王座の初防衛に成功しています。

ミハレスが3連敗

メキシコ　ヌエボレオンで行われた試合結果です。
WBA暫定バンタム級戦：
王者ネオマー　セルメニョ（ベネズエラ）判定3ー0（117-111、116-112x2）挑戦者クリスチャン　ミハレス（メキシコ）

＊両者による半年ぶりのダイレクト・リマッチ。初戦同様セルメニョが勝利を収め、同王座の初防衛に成功しています。
ミハレスにとり手痛い3連敗となってしまいました。

色々（09‐15‐09）

最近（2009年9月15日ごろ）のニュースです。

1）来年1月にスーパーバンタム級で3団体王座の統一戦の可能性があるようです。対戦が噂されているのはWBA/IBF王者セレスティーノ　カバジェロ（パナマ）とWBO王者のファン　マヌエル　ロペル（プエルトリコ）。

2）IBFバンタム級王者ジョセフ　アグベコ（ガーナ）が10月31日に米国内で防衛戦を予定しています。挑戦者は1位のコロンビア人ヨニー　ペレス。

3）ジワジワと評価を上げているIBFフェザー級王者クリストバル　クルズ（メキシコ）。10月17日に同国人リカルド　カスティーリョと3度目の防衛戦を予定しています。

4）IBFライト級王座決定戦が12月12日に米国カリフォルニア州で予定されています。この王座を争うのはファン　グスマン（ドミニカ）とアリ　フネカ（南ア）。

5）WBCライト級王者エドウィン　バレロ（ベネズエラ）とスーパーフェザー級王者ウンベルト　ソト（メキシコ）が11月14日に対戦することが内定しています。

6）日本フライ級王者清水智信（金子）が今月10日、後楽園ホールで無冠戦10回戦に出場。タイのウィサン　ソースチャンヤに5回TKO勝利を収めています。タイムは2分19秒。

7）元IBFライトヘビー級王者クリントン　ウッズ（英）が引退を表明しています。

次はケスラー対ワード

デンマークで行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級戦：
王者ミッケル　ケスラー（デンマーク）TKO4回51秒　挑戦者グスミル　ペルドモ（ベネズエラ）

＊ケスラーが再び圧勝。指名挑戦者ペルドモを相手にせず2度目の王座防衛に成功しています。相変わらずの力強い左ジャブを連発したケスラー。長身のサウスポー相手に、ジャブを相手の外側から当てていた事が印象に残りました。


米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
スーパーミドル級強10回戦：
アンドレ　ワード　TKO3回2分16秒　シェルビー　プドウェル（共に米）

ヘビー級10回戦：
ジェームス　トニー　TKO2回2分33秒　マット　ガー（共に米）

＊格下に圧勝したオリンピアン　ワード。11月21日に世界初挑戦が決定。米国カリフォルニア州オークランドでケスラーに挑戦します。
ワード、中々の好選手だと思います。しかし全体的に動きがスロー。11月の一戦では善戦が精一杯ではないでしょうか。

アスロウムが引退

シドニー五輪で金メダルを獲得し、プロではWBAライトフライ級王座を獲得したブライム　アスロウム（仏）。先日、世界王者のまま現役を退くというニュースがフランスから入っています。

引退の理由はフランスのボクシング低迷、そして経済不況によるものだそうです。

今週末の試合予定

2009年9月第2週末の試合予定です。

12日　土曜日
デンマーク
WBAスーパーミドル級戦：
王者ミッケル　ケスラー（デンマーク）対　挑戦者グスミル　ペルドモ（ベネズエラ）

メキシコ　ナヤリト（Nayarit）
バンタム級10回戦：
WBOバンタム級王者フェルナンド　モンティエル　対　アレハンドロ　バルデス（共にメキシコ）

WBOミニマム級王座統一戦：
正規王者ドニー　ニエテス（比）対　暫定王者マヌエル　バルガス（メキシコ）

メキシコ　ヌエボレオン
WBA暫定バンタム級戦：
王者ネオマー　セルメニョ（ベネズエラ）対　挑戦者クリスチャン　ミハレス（メキシコ）

プエルトリコ
WBOライトフライ級戦：
王者イバン　カルデロン（プエルトリコ）対　挑戦者ロデル　マヨール（比）

WBOスーパーフェザー級戦：
王者ローマン　マルティネス（プエルトリコ）対　挑戦者ヴィンセンテ　ロドリゲス（亜）


15日　火曜日
メキシコ　プエブラ
WBCライトフライ級戦：
王者エドガル　ソーサ（メキシコ）対　オマール　ソト（プエルトリコ）

メキシコ　キンタナ・ルー
IBFスーパーフライ級王座決定戦：
ホルへ　アルセ（メキシコ）対　シンピウェ　ノンクアイ（南ア）

WBCスーパーフェザー級戦：
王者ウンベルト　ソト（メキシコ）対　挑戦者アリステデス　ペレス（コロンビア）

今度はフライ級、WBA暫定王者

パナマで行われた試合結果です。
WBAフライ級暫定王座決定戦：
ルイス　コンセプシオン（パナマ）TKO12回39秒　オマール　サラド（メキシコ）

＊正規王者デンカオセーン（タイ）が元気よく正規王座に居座っているフライ級。開き直ったWBAは同階級にも堂々と暫定王座を設置しました。
新王者の座に就いたコンセプシオン。来年に来日があるのでしょうか。

先日の亀田　興毅（亀田）の世界前哨戦。コンセプシオンかサラドとの対戦の方が面白かったでしょう。