興毅、前哨戦に快勝

ディファ有明で行われた試合結果です。
フライ級強10回戦：
亀田 興毅（亀田）KO5回2分29秒　ウンベルト　プール（メキシコ）

バンタム級8回戦：
亀田　和毅（亀田）TKO3回2分　ヘスス　ベリバン（メキシコ）

＊亀田家の長兄が世界前哨戦をスパー感覚で快勝。11月29日に予定される内藤　大助（宮田）戦にしっかりと標準をあわせています。
末弟は鮮やかな右アッパーでベリビン倒し、プロ10勝目（全勝9KO）を飾っています。

八重樫が初防衛に成功

後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦：
王者八重樫 東（大橋）判定3ー0（99-91、98-92x2）挑戦者金田 淳一朗（白井・具志堅）

＊八重樫が持ち前のスピードを生かし実力者を下しています。自身2度目の王座の初防衛に成功。
判定だけ見るとワンサイドな試合。しかし金田も終始意地を見せ、場内からはクリーンファイトを繰り広げる両者に対し、大きな歓声が沸き起こっていたそうです。

色々（09‐08‐09）

最近（2009年9月8日ごろ）のニュースです。

1）WBAのウェルター級“スーパー"王者シェーン　モズレー（米）が12月26日に初防衛戦を予定しています。挑戦者はガーナの強豪ジョシュア　クロッティ。この試合は米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われます。

2）WBOバンタム級王者フェルナンド　モンティエル（メキシコ）が、今週土曜日に初防衛戦を予定しています。挑戦者は昨年10月、長谷川　穂積（真正）に2回TKO負けを喫したアレハンドロ　バルデス（メキシコ）。

3）WBOスーパーライト級王座統一戦、正規王者ティモシー　ブラッドリー対暫定王者ラモント　ピーターソン（共に米）が12月5日に予定されています。この試合は米国カリフォルニア州で行われる予定です。

4）同日にドイツでもWBO内での王座統一戦が予定されています。予定される試合はクルーザー級戦、正規王者マルコ　フック（独）対　暫定王者オラ　アフォラビ（英）。

5）スーパーフライ級2団体（WBA/WBC）統一王者ビック　ダルチニアン（豪）が12月5日に王座防衛戦を予定しています。米国カリフォルニア州のリングに登場予定のダルチニアン。挑戦者は現在までに決定していません。

6）以前ダルチニアンにKO勝利を収めている現暫定WBAスーパーフライ級王者のノニト　ドナイレ（比）。12月12日に米国内で試合を予定しています。この試合が暫定王座の防衛戦になるのか、または無冠戦になるかは現在のところ未定です。

7）WBCミニマム級王者オレイドン　シッサマーチャイ（タイ）が7月31日に無冠戦に出場。インドネシアのアディ　ヌクングに6回判定勝利を収めています。

19歳のソンソナが王座奪取

カナダで行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級戦：
挑戦者マービン　ソンソナ（比）判定3ー0（114-111、115-110、116-109）王者ホセ　ロペス（プエルトリコ）

＊19歳の新鋭ソンソナが、5度目の世界挑戦で王座を獲得した37歳のロペスに判定勝利。世界王座獲得に成功しています。
ソンソナは4回にダウンを奪い、ロペスは8回に低打のために2ポイントの減点を受けています。
19歳になったばかりのソンソナ。初の12回フルランドを経験しましたが、スタミナの点ではまだ疑問符がつきます。しかし体格に恵まれ、サウスポースタイルからのワイルドな右ロングストレートには威力があります。マッチメークがしっかりすれば、かなりの選手に成長するのではないでしょうか。

同胞ノニト　ドナイレを連想させるスタイルの持ちソンソナ。王座を奪取した同会場カナダのオンタリオ州ラマで、11月21日に早くも初防衛戦を予定しています。挑戦者は現在のところ未定です。

石田、暫定ながらも世界奪取

大阪府立体育館で行われた試合結果です。
WBAスーパーウェルター級暫定王座決定戦：
石田 順裕（金沢）判定3ー0（117-111、118-110、119-109）マルコ　アベンダーニョ（ベネゼエラ）

スーパーフライ級強10回戦：
亀田 大毅（亀田）KO4回30秒　ホセ　アルベルト　クアドロス（メキシコ）

＊日本人選手としては、1992年12月に上山　仁（新日本木村）がアルゼンチンで王座決定戦に臨んで以来のスーパーウェルター級での世界戦登場となった石田。昨年9月に大苦戦した宿敵に大差判定を収め、世界王座奪取に成功しています。
しかし獲得した王座が、あくまで「暫定」タイトルであることは石田自身が一番よく知っています。石田陣営は師走の28日、または29日に大阪市中央体育館での初防衛戦を予定していますが、石田の標的はあくまでも正規王者ダニエル　サントス（プエルトリコ）との王座統一戦。サントスは強敵ですが、石田のアウトボクシングが冴え渡れば攻略可能な選手です。石田の正規王者昇格を期待しています。

なお石田の34歳12日の世界王座奪取は、元WBCフェザー級王者越本隆志（Fukuoka）の35歳24日に次ぐ国内で2番目の年長記録となります。

世界戦の前座を飾り大阪デビューを果たした大毅。10月6日、世界王座奪取となるのでしょうか。

今週末の試合予定

2009年9月第1週末の試合予定です。

4日　金曜日
カナダ
WBOスーパーフライ級戦：
王者ホセ　ロペス（プエルトリコ）対　挑戦者マービン　ソンソナ（比）


5日　土曜日
後楽園ホール
日本ミニマム級戦：
王者八重樫 東（大橋）対　挑戦者金田 淳一朗（白井・具志堅）

ディファ有明
フライ級10回戦：
亀田 興毅（亀田）対　ウンベルト　プール（メキシコ）

パナマ
WBAフライ級暫定王座決定戦：
ルイス　コンセプシオン（パナマ）対　オマール　サラド（メキシコ）

カバイェロが二桁防衛

メキシコで行われた試合結果です。
WBA/IBFスーパーバンタム級戦：
王者セレスティーノ　カバイェロ（パナマ）TKO7回終了　挑戦者フランシスコ　レアゥ（メキシコ）

＊初回にダウンを奪ったカバィエロ。その後も試合を優位に進め挑戦者を棄権に追い込んでいます。
統一王座の2度目の防衛に成功した王者。WBA王座のみだとちょうど10度目の防衛に成功したことになります。

ビロリア、故郷に錦を飾る

米国ハワイで行われた試合結果です。
IBFライトフライ級戦：
王者ブライアン　ビロリア（ハワイ）判定3ー0（118-110、117-112、117-111）挑戦者ヘスス　イリベ（メキシコ）

＊ビロリアにとり、実に6年5ヶ月ぶりの故郷での試合。もちろんこれがハワイでの初の世界戦。メキシコの挑戦者イリべに大差判定勝利を収め、2度目の王座の初防衛に成功しています。

色々（09‐02‐09）

最近（2009年9月2日ごろ）のニュースです。

1）11月14日に予定されている大一番、マニー　パッキャオ（比）対ミゲル　コット（プエルトリコ）。この一戦には、コットが保持するWBOウェルター級王座が賭けられる事になりました。

2）ポーランドで同国史上最大の試合が10月24日に予定されています。IBFクルーザー級王者トーマス　アダメックが、同国の伝説、あのアンドリュー　ゴロタとヘビー級12回戦に臨みます。

3）WBAウェルター級“スーパー”王者シェーン　モズレー（米）が12月5日に試合を予定しています。開催地は米国のラスベガス。しかしこの試合がタイトル戦になるのか、誰と対戦するかまでは決まっていません。

4）ワタナベジムのOPBF（東洋太平洋）王者コンビ、内山　高志（スーパーフェザー級）と河野　公平（スーパーフライ級）が10月3日に揃い踏み。内山はアーロン　メルガレジョと、河野はマービン　タンポス（両挑戦者共に比）とそれぞれ防衛戦を予定しています。

5）OPBFスーパーミドル級王者清田　雄三（フラッシュ赤羽）も防衛戦を予定しています。清田は豪州のレス　パイパーと10月12日に対戦します。

6）1ヶ月前に行われたWBOスーパーライト級戦ティモシー　ブラッドリー対ネート　キャンベル（共に米）。結果はブラッドリーの3回終了TKO勝利でしたが、無効試合という結果に変更となっています。

佐々木、念願の世界挑戦へ

10月3日、ウクライナで予定される試合です。
WBAウェルター級戦：
王者ヴァチェスラフ　センチェンコ（ウクライナ）対　挑戦者佐々木　基樹（帝拳）

＊fightnewsで入手したばかりの情報です。OPBF（東洋太平洋）ウェルター級王者佐々木の世界初挑戦が決定。同門佐藤　幸治に続き、敵地（佐藤はドイツで）での世界挑戦となります。
日本人の世界ウェルター級戦出場は、佐々木の大先輩尾崎富士雄以来実に20年ぶりのこととなります。世界王者が同じ団体内でも乱立している今日この頃。しかしウェルター級で世界挑戦までこぎつける事が至難であるには変わりありません。
世界奪取なるか佐々木？決して不可能ではないと思います。