好きなことにぞっこん

花に癒され、永井龍雲の歌声に癒されています

今さら

2015-06-10 12:30:21 | 日記

 今さらですが、個性ってどうしてこんなに違うのでしょう。他人と自分を識別するためにでしょうか。

 兄弟、親子でも思いっきり違っています。気の遠くなるような遺伝子の組み合わせの、たまたまの一つが、一個人を形成しているから、一人として同じ人はいないのでしょう。双子、三つ子のように同じ遺伝子を持つ者でさえ、後天的な環境因子でかなりの違いを生じているのは、いく例も目にしています。

 多様性は生物が生き延びるために選択してきた進化系の結果でしょうが、一個人に目を向ければ、どうしてこんな私に生んだのよ!と子供の頃、親に文句を言った人も少なくないと思います。

 もちろん私もその例です。子供にも言われました。父親似、母親似でも大きく変わってきます。複雑~なミックス型、隔世遺伝型もあります。

 

 音楽好きな私の遺伝子は、母の遺伝子だと思います。私の子も音楽好きには違いありませんが、感性が違っています。能力も違っています。ただこれを能力と言っていいのか悪いのか問題があると思いますが、子には絶対音感があり、私には有りません。反対に私には人の声を聴き分けたり、いろんな音色を聞き分けることができますが、子供はそれが苦手と言います。

 子は音程の違いやハーモニーの違いは即座に答えられるのに、綺麗な音ね、とか誰々さんのナレーションねと言うと、不思議そうな顔をします。

 こちらの方が余程不思議です。音程は分からなくても、音色は分かるでしょう誰だって。でもその誰だってじゃない事があるということが、今さらながら感じています。

 ファッションセンスもそう、現代アートもそう、味覚もそう、笑いのツボもそう、ありとあらゆること事の感性が、一人ひとり違っているから面白いと言えるかもしれませんね。 

 

 

コメント
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