比喩は遠くて大きめ方が面白いですね。古来から使用されている赤ちゃんの手を、〈紅葉のような手〉とか絶望したときにの〈目の前が真っ白になる〉とか(これは事実かもしれない。本当に目の前が真っ白になったことがありますから)、最近の〈心が折れる〉とか、言い得て妙な言い回しも、数多くあります。
だから比喩は大袈裟じゃなくて、ドンピシャなんです。
またまた過去ネタですが、時の過ぎる早さを、〈瞬く間に〉と、サーキット場ではなく年単位での時の経過に使います。この言葉、最近はしょっちゅう使っているような気がします。だってもう1年の半分過ぎるのですよぉ。
光陰矢の如し、も昔の長生きした方の言葉です。これは長生きしたから言える言葉ですね。そう考えてみると、私もそこそこ長く生きさせてもらってるのかなと思います。
一番そう感じる時は、同世代の身近な人、あるいは著名人の訃報に接した時です。わたしと同じ年だったのよ、あの人・・・しばらくは絶句です。
反対に立って言えば、幸せなことです、今もほどほど元気に生きているんだもん。生きてりゃなんだってできるんです、笑ったり、美味しいものを食べたり、好きと思う事が出来るのですから。
感謝感謝の毎日です。