好きなことにぞっこん

花に癒され、永井龍雲の歌声に癒されています

読書

2015-08-08 01:31:35 | 日記

 今は年に数冊しか小説を読まなくなりました。成長するにつれて、とんと読書から遠ざかっています。

 昔家に、誰が読むために有ったのだろうと思われる漱石全集がありました。当時、私しか読んでいなかったと思いますが、ぼちぼち、面白いなあ、何でこんな文章が書けるんだろうと、時には嘆息しながら読んだものです。

 活字を追う事が唯一、情報を得る手段だった昭和の始め頃から考えると、ラジオに始まってからテレビの時代もそこそこ長かったようですが、今はメディアは数えられないくらい数多あります。加速しています。今も新しいメディアが生まれてきている事と思います。

 という、言いわけをしています。活字を追う事が面倒になってきています。子供に買い与えたハリー・ポッターも私は1巻目で挫折しました。脳も目もついていけない!好奇心が完全に薄れてしまっているのです。

 町の本屋さんが潰れた話を聞くのは、もうかなり前から聞くお話です。活字離れに待ったをかけようと、本屋大賞や、なんとか賞とか、いろんなジャンルの小説のプライズを設けて結構話題になったりしています。筆頭は芥川賞、直木賞かな。

 若いころ、芥川賞を知りたいと思い、それなら第1回受賞作からと、石川達三の蒼氓を読みました。ブラジル移民のお話で、その渡航船中や移民先の苦労など、この本から多くの事を知りました。読書は世界を広げてくれる、未知の世界に誘ってくれ、レクチャーしてくれる、人生の師となるものと、つくづく感じ入ってはおりましたが・・もちろん芥川龍之介も何冊かは読みましたが、漱石ほど腑には落ちませんでした。

 芥川賞受賞作も多数になり、それでも話題になる都度、どんな作家さんなのか注視して、たまにですが文芸春秋を買ったりしていました。

 オイコノミアをここ2年ほど見ていたもので、今回は特に興味がありました。新聞の下段の広告にバッチリ出ていたので、これは買うべきと、本屋に走りました。

 店頭の目立つところに、一台のワゴン全部に山積みされた文芸春秋がありました。ミーハーと思われるかも、思われてもいい、そんなことで怯むような人ではありません、私は。

 まだ、4分の1くらいです。読み終えたら感想を書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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