病棟担当の看護師さんの注射はホントにへたっぴですね、何度射し直す事やら。見れば看護学校を出たてばかりくらいの若さです。無理もないでしょうけどね(でも痛い!)
あっけらかんとしていた私ですが、摘出したがん細胞診の結果、がんの顔つきがどうのこうのと医者が言う。「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類の女性ホルモンの受容体や、「HER2」の受容体の検査結果から、トータルで中程度の再発の危険性があるという。えっ?
乳房温存では放射線治療が必須のようです。時間だけはいっぱいある私は抵抗なくく受け入れました。準備のための事前処置のための1日を加えて26日間、少し離れた病院に通いました。大きな病院なら放射線治療科もあるのですが、ここの病院には残念ながらありませんでしたから。
抗がん剤の知識はまったくありませんでした。ネットでいろいろ検索して、より詳しく知りたいとプリントアウトして医者に見せて、自分がどの程度にいるのかそのプリントに書き込みたいと思って持参しました。けれども主治医にそのプリントをチラリと見せても、あまり肯定はしません。ネットで知識を付けるのは否定はしないが、そんなことまでしなくてもいい、私に任せておいたらいいんだ、というような空気です。
それでもと、逆らうことはできません。ですから詳しく記録を取って残しておこうかと思いましたが、詳細な数値など記録は残せませんでした。でも今になって考えてみると、けっして読み直して感慨に耽りたいものじゃありませんね。むしろ見たくない、思い出したくない部類に属するかもしれません。
この病院の看護師の注射で毒性の高い抗がん剤を打たれるのはコワい!と思ったので、先生の大学病院で抗がん剤治療を受けさせてください。大きな病院なら患者も多くて患者会があるでしょうから、そこに入りたいんです、と口実をつけて頼みました。正直にここの看護師が怖いから、なんて言えませんからね。
イヤーうちの看護師、注射は下手だよー、患者会は2つあるけどね
ということで放射線治療が終わり次第、カルテを大学病院に引っ越すことになりました。
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