友人はいつもピアノ演奏を2曲くらいアップしてくれる。今回はバッハのG線上のアリアと、ABBAのダンシングクイーンだった。
ピアノ一台の演奏でも、上手だからアンサンブル曲でもなんでもボリュームたっぷりに聞かせてくれる。
私、猛烈にABBAが好きだったら、ABBA来日のときに、コンサートに行ったんです!って思わず書きこんでしまった。嫌ですね、自慢しーで。
時間をおいてから、も少し詳しく書き足した。
もちろん、大阪の厚生年金会館のチケット、自腹で入手したいくらいの気でいましたよ。でもたまたま新聞にコンサート招待の懸賞が出ていたんです。
一生懸命書きましたよ、ハガキ。その当選チケットでした。
当日はホールはいっぱいで、外にも入場できない人達があふれてた。その群衆の間に、手に1万円札を溢れんばかりに握りしめた恰幅のいい女性がいて、「チケットないか、売りたいチケットないか!売れ!売れ!」と迫ってくるんです。
一枚しかないもの、誰が売るもんか。
それって、正規値で買って、どうしても入場したい人に2倍3倍で売り付ける、ダフ屋っていうんですね。そんな存在を初めて知りました。今は昔の話です。
それで、生のABBAのサウンドを聞けて、感極まった二十歳代の最高の思い出でした。
でもそんな幸運に出会ってしまったばかりに一生分の『運』使いきってしまったわ。
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