どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

シネマキャバレー

2003年07月26日 | 自主映画

シネマキャバレーに行く。今日は3本立て。まず、「つぶやき」これは中丸監督がアメリカ留学して映画への夢と現実の狭間でいろいろと感じる事とか思っている事をつぶやき、自作の音楽をのせてイメージ映像で見せるという映画。
同じ映画作りをしている人間として何か分かるなあという「つぶやき」とかが気持ちのいいというかアメリカの楽し気な映像と相まって見てしまう映画。彼は当時メルマガをアメリカから日本向けに作っていて映画作りをやってる人たちと交流を計ろうとしていた。そのメルマガを僕が読んでいた事から彼が日本に帰ってから実際に会いシネマキャバレーでの作品上映が実現したのだ。卒業制作の「I」も上映したいが全編英語なので字幕入れをお願いしているところです。彼がアメリカで映画への夢をスタートさせた頃、僕は「油揚げ」の制作に着手したのでお互いに形にした作品が出来たという事がなんだか嬉しい。中丸さん「油揚げ」観てよ。
次に「ハーレムエイジ」を見る。応募された作品をチェックの時に観た事があって特撮CGが凄くて役者もみんなモデルさんみたいな人ばかりでこれはお金もかかってそうだし凄い映画だと全編最後まで観てしまったのだ。これは是非、監督さんに会ってお話して色々と聞いてみたいなと思っていた映画でした。早速、人見監督さんに聞いてみると監督・主演・CGと1人でやっている事が判明。凄いです。ちゃんとプロデューサーもいてお金を貰ってやってるらしい。うらやましいです。このプロデューサーが実に情熱的な人で彼の監督したおやじの映画というのにとても興味が沸く。主演女優さん達が浴衣姿で来場。舞台挨拶を行い華やかな場となりました。後で2人の主演女優さん達ともお話したがとても気さくな人達で良かったです。
最後に「STRING OF LIFE」という長めの映画を見る。これは初めて見るので楽しみにしていた。最初はどんな映画なのかよく分からなかったが、途中からは話に夢中になり、色んなエピソードが繋がってゆくのが面白かった。
とにかくシナリオの構成と見せ方がすばらしく、荒削りな作りが迫力あるカーチェイスなどを盛り上げスピードにのって後半たたみかけるように展開していきました。今日のシネマキャバレーはバラエティーに富んだラインナップでそれぞれ面白かったです。

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