「油揚げの儀式」がPJ映像祭にノミネートされ音楽のヤノケンと共に参加。朝から本当に沢山の自主映画を見る。どれも非常にレベルが高く驚かされた。大阪芸大の卒制もあり、僕らの時代とは想像も出来ない程の完成度でした。
ここでいつもなら作品の感想を書くんだけど12本も観たので文字数に限りがあるし、長くなりそうなのでやめておく。上映前に他の映画の作家さんと話せてみんなしっかりとお金や手間をかけた映画を作ってるんだなあと感じると共にみんな若いと思った。僕は最年長じゃあないかな。歳を感じる。しかし、やっぱり学生だと学校に撮影機材があるし映画仲間が常に回りにいるし今考えるととても自主映画作りには恵まれたうらやましい環境。
仕事しながら、スタッフや役者があまり予定が合わずに休みの日を狙って作るという僕の環境では不可能だ。だけど編集等、後処理は僕は恵まれた環境にいる。観客にはそんな事は関係ないけどね。やっぱり観客が楽しんでくれればそれが一番嬉しい事です。今日は沢山のお客さんに「油揚げ」を観てもらう事が出来た。テアトル池袋の大画面で上映されてお客が見てくれているというその事実だけでも僕にとってはとても嬉しい体験でした。
はたしてお客さんたちは楽しんでくれたかな?最後の上映で長篇だったので流石に僕でも疲れたのでどうだろう。耳をすましてると時々、笑いも起きてたので少なくとも何人かは楽しんでくれてたみたいだ。
だけど、最後の中野裕之監督の総評ではあまりいい評価は得られなかった。
編集というかシナリオで同じような事をしつこく繰り返すところがあってそういう所の荒が自分でも分かってるので見ながらう~んと思ってしまった。おまけに上映されたバージョンがロングバージョンだった。応募したのは後から少しだけど短くカットしたバージョンだったと思っていたけど違っていたようだ。なので自分でも長いなあとも感じた。だけど仕方がない。
出来るだけ沢山のお客さんの心に何かを残す事が出来ていればいいのだが!
こればかりは分からないね。投票の結果が知りたいしちょっと不安でもある。お客さんの書いてくれた感想って後で読ませてもらえるんだろうか?読んでみたいなあ。