どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

シネマキャバレ-

2004年11月27日 | ノンジャンル
今日は会社のソファーでボロ雑巾のように死ぬように寝てました。起きてからアシスタントと御飯を食べに行く事にした。土曜なのでやってる店も少ない。ラーメン(湯麺)と半ライス食べる。天気が良すぎて眩しい。ドラキュラ生活してた僕には眼に毒。なんか溶けそうな勢いだ。
ヒゲも伸び放題だしなんか汗ばんでるし気持ち悪い帰って風呂に入りたい!と思いつつも会社戻って部屋かたずけして素材まとめて整理してからネットしたりしました。アシスタントは風邪ひいたみたいで僕もヤバそう。とてもしんどい。アシスタントを先に帰らせて(本当にご苦労様でした。)僕はまたソファーでダウンしました。お腹いっぱいとしんどいのが重なってダウンです。起きたら夕方過ぎ、シネマキャバレ-が始まるではないか!それから支度して池袋へ向かう。遅刻だけど行けないと言っていたので行けるだけいいだろう。途中、ビッグカメラでSDカードからパソコンへデータを移すアダプターを購入する。
シネマキャバレ-には「ペインテッド・ブラック」の途中から入場。コントネタな感じの映画で途中からでも十分笑える作りの面白い映画であった。しつこく繰り返されてゆく展開は面白かったと同時になんか芸人のコントのまんまという感じがしてなんか折角映画で撮影してるのだから場所とか周りの人物を巻き込んだりした展開を期待してしまい、そういう面ではだんだん飽きてきた。でも、カメラワークと編集のテンポやリアクションなど凄く上手い作りの映画だと思いました。
次に「ウルトラQ」を見る。とってもくだらないテイストが漂ってはいるが音楽など良くてお話も案外ちゃんとした筋がある。どこまでがパクリなのかとかマニアじゃないのでよくは分かりませんが作り手の映画に対する情熱や遊び感覚が出ていて楽しい映画ではありました。
映画本編よりも監督の舞台挨拶の方が実際面白かった。
最後に「idel age」を見る。2度見てるのでカウンター裏のVIP席(ソファー)へ行き、ぶっ倒れておりました。なんか体調悪かったのです。司会によって監督のメッセージを読み上げスタート。みんなまったりと真面目に見ておりました。16mmの撮影がいい感じで本格的な映画作品。大学の卒業制作映画です。なんか音楽とか画とか時代を感じさせます。日本映画だけど歌が洋楽でそれも一昔前の曲ばかり。不思議な感覚の映画です。主人公の凶暴さがなんか嫌いだが怒りというか葛藤は共感出来なくもない。主人公の女がとても綺麗に見える瞬間があるねと後で話題に上ってました。監督に報告しなきゃ。この映画はいつも仕事をしているCMの制作さんの監督作。シネマキャバレ-にて作品を上映させてよ。と僕がお願いしたのでした。反応があってよかった。 終わって交流会。ビールにお菓子食べて、遅れて見れなかったチカリンの作った「ミルクマン2」の予告篇を見せてもらう。1カットものだけど構図に映像、被写体が良くて短いので見れる。なんかいい感じ。こういう予告篇もありだな。といういい例。まさか、この予告の主人公が本編ではゾンビをやってるなんて誰も想像しないだろうし、この予告だけ見たらもしかしたらオシャレ系映画と勘違いする奴もいるかもしれない。ええんちゃうの?なんでもありだから。 ハハハ。「油揚げ」を見たと言う某元ビデオ屋店長の感想を聞きました。前半の真面目な所は良かったけど途中からは付いて行けなかったとの事。そうか、色んな意見があるので参考になります。途中からの方が受ける事が多いけど、逆に受け付けない人もいるのも事実ですな。前半を逆に凄く評価してくれていたので驚きです。案外、真面目に最後までいってもいけたみたい。だけど僕は途中からのアホな展開が好きだしやりたかった事でもあるので僕としてはそれでオーケー。終電無くならないうちに抜け、帰っておでん買って食べて寝ました。
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