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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

お散歩

2005年02月06日 | 自主映画
今日は八丁堀まで自主映画を見に出掛ける。一度行った事ある劇場だからと軽い気持ちで行ったら出口違ってさっぱり何処だか分からず。ぐるぐる歩いて結局、間に合いませんでした。途中から「鍋の中」という映画を立見で鑑賞。内容イマイチ分からず長い映画だな!と感じる。キャラはよく出てていいんだけど、なんかウジウシしてて内容分からないだけに辛い。台詞もよく聞こえない。休憩があって次の上映が「お散歩」という映画。こちらはいい映画だった。とても自然な感じで撮影も綺麗で音楽もいい。主人公の男の女に対する気持ちと裏腹な女の気持ちが伝わり、微妙な気分!主人公はこの2人だけで40分以上もある映画ですが、こちらは長さをそんなに感じない。というのも主人公の男鍋山氏が少しでも長く女と一緒にいたいという気持ちが伝わるからで、同じく最初に見た時はそんなに魅力的な女性とも感じなかったその女にいつの間にか惹かれてゆき長く見ていたいというような感覚が芽生えたからだと思う。声が魅力的で自然体な所が良い。だけど冷静に見るとちょっと酷い女。だけどもそんな彼女に不器用だけど心底惹かれている鍋山氏の気持ち。それがこの映画で一番惹かれて気持ちが伝わった所である。女性側から見るとどう感じるのかや、この映画の良さの目の付けどころは違うのかもしれないがそう僕は感じた。一緒に少しでも長くいたい。一緒にいれるだけで幸せという感覚と日がくれるにつれての自然な別れを予感してなんとか自分の正直な気持ちをぶちまけたいもどかしさもありつつのお散歩。綺麗で動きのあるカメラワークと音楽がお散歩を自分もしているかのような感じで見せてくれる。最後はハッピーエンド風だけども別に何も変わってないのかもしれない。だけどもなんだか暖かい気持ちになれて2人が一歩前進した事は分かる。上映後にトークショーがあった。これも長かった。一番後ろにいたので聞き取り辛かったけどもなんとか聴けた。なんだか真面目なトークショーで作品分析っぽいのだがなんだか一方的に質問者の意見や見方を語られたような感もある。でもおかげでどうやって作品が作られたのか等、興味深い話も聞けました。打ち上げにも参加して一部知ってる連中と飲んで食べて会話して終電ギリで帰る。しかし終電途中で無くなりタクシーで帰る事に。なんだか映画仲間の映画熱みたいなものに触れて僕も編集頑張らなきゃという気持ちになる。風呂入って日記書いてから編集しようかとも思うが明日からの仕事がヘビーなのでやるか素直に寝るかどうしようという感じ。素材だけでも見てから寝ようかなという事で今日の日記は終わり。
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