どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ジンジャー・スナップス」

2005年05月06日 | 映画
朝帰って来たら子供が遊んでくれと待っていた。流石に今日は勘弁してくれと少しだけ遊んでから寝る事に。だけどTVのニュースでう~んと思うのやってて見ちゃった。それからしばらくしてから眠りに付きました。ぐっすり寝ました。夕方過ぎに「おじちゃん御飯食べるよ!起きて!」という声に起こされて晩御飯を食べました。妹の手料理御飯でしたが、みそ汁が旨かったですなぁ。今日はなんだか味噌がおいしく感じる。御飯をちゃんと残さず食べたら遊んであげると言って子供にも御飯食べさすけどなかなか言う事を聞かない。それから遊んであげるけども、途中で下の子供の花乃香ちゃんを抱っこしてあげてたら上の明日香ちゃんがきっとヤキモチでしょうか?怒っちゃって?もう遊ばなくてもいいみたいな感じになり今日は体力を消耗するような遊びはやらずに済みました。それでビデオで映画を見る事にしました。「ジンジャー・スナップス」という映画。ホラー映画?モンスター映画?青春映画?一体どんな映画なんだろう?という感じで始まったけども基本は狼女の物語。狼なんとかっていう映画はどれも大抵好きで今まで見たのは大抵が狼男の話でしたが、それの女性版っていうのはなかなか新鮮。「キャット・ピープル」ってのもあったけどね。ティーンエイジの女の子が狼になる話、男では「ティーンウルフ」ってのがあったけどもこちらの方がもっと深い物語がありました。普段の生活にうんざりしたゴス系姉妹は自分たちで殺人現場の趣味の悪い写真とかを作り上げて撮ったりしてるようなネクラな生活を送っている。何度もファック!という台詞を連発する自暴自棄な生活ぶりで、近所で起きてる連続ペット殺人とかその後に起きる殺人等にも案外驚く程、普通でなんでもない反応で進む。姉が狼に噛まれて狼女に変身してゆく課程で妹が色々と姉の事を心配しつつ事件が起きて行く展開ですが、変なモンスターものとして描かれず、ごく普通にそうなった場合にどうなるか考えつくような展開を丁寧に描いてあり脚本の面白さが出ていた。モンスター映画でもあるがティーンの悩みや不安をうまく表現した映画だと思う。変身したいという感情や変わりたくないという微妙な時期の感じが出ていた。全く飽きずに見れました。狼女になる姉の女優がとても良い。どこかで見た事あるぞと調べたら「インソムニア」「フレディVSジェイソン」にも出てたキャサリン・イザベルという女優さんでした。妹役の女優もいい演技でした。最後は微妙に感動しそうな哀しみも出ていて80年代に沢山見た狼男映画と同じ感じの良さがありお気に入りの1本となりました。

コメント