どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

講演会で

2006年02月08日 | ノンジャンル
今日は朝から新幹線に乗って本庄早稲田大学院へ「日本のデジタル映像拠点を目指して」というフォーラムの「自主映画から商業映画まで映画制作の現場から見たデジタル革命」という講演会に犬童一心監督と共にゲストとして参加してきた。
ゲストなので岡本監督と呼ばれる。なんか沢山偉い人に挨拶されたりしましたが、みんな僕が自主映画の監督だと分かってるのだろうか?まぁ今日の目的の一つはDVDを売る為よ。
大学院なんてこんな機会でもないと入れないわな。凄く広くてなんだか秘密基地のような所でした。後で色々と案内してもらえたのですが、スタジオやモーションコントロールシステムやMAブースやらハイエンド合成システムにハイビジョン関係などとても充実した設備でびっくりしました。そこでは某映画の合成作業が行なわれていました。
さて、講演ですが、どんな人達が聞きに来ていたかというと、結構年配の方が殆どで一体どういう話が聞きたくて集まっているのかが分からず困った。打ち合わせで話したような内容を犬童さんが凄く分かりやすく面白くうまくまとめて話してゆき、トーク術が素晴らしいなと感心。しかも、とても物知りなので恐れ入ります。監督にはそういう才能がやはり必要なのだなぁ~と改めて思いました。それに比べて僕は話をまとめるのが苦手だしダメだなぁ~と思いましたよ。
まぁ、犬童さんが乗りまくりで喋くりまくってくれた御陰で僕は殆ど何も喋らないで済みました。だけど、僕の自主映画を見本に合成の基本について話したり予告篇を流したりしてチラシも配ったりして「油揚げの儀式」DVDの宣伝をさせてもらった。
その効果があってか10枚売れました。イエイ!でもかなり値引きして売ったので儲けは殆ど無しだけどもまぁ、売れて良かった。中にはサインが欲しいなんていう人もいたりして盤面にサインしましたよ。BOOKOFFとかに持ってったら逆に買い取り査定が下がっちゃうのにね。(笑)
大学院でHDで映画を撮ったりしてるような人達ばかりの集団におバカな自主映画を売りつけてやりましたよ。きっと見てビックリでしょう。なんじゃこりゃ?って。でも、楽しんでもらえるといいな。
大学の教授で監督でもある方に車で近くまで送ってもらい、犬童監督と奥さんにまたしても御飯を御馳走になる。ビールも飲んでいい感じでお家に帰りましたとさ。
なんか後日、ギャラも貰えるらしい。ラッキー!犬童監督!また呼んで下さ~い!って感じですわ。

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まぐまvol.14 発売中

2006年02月08日 | 告知
まぐまvol.14 特集・日本映画の逆襲
メジャーVSインディーズ 飯野歩x松田彰
というサブカル・ポップマガジンが発売されました。
文藝書房 定価735円

シネマキャバレ-についての記事を書いてくれと頼まれて原稿書きました。
自主映画についての色んな記事の詰まった雑誌です。
興味がありましたら全国の書店どこでも注文出来るらしいので読んでみて下さい。


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「ハロウィン2」

2006年02月08日 | 映画
BOOK OFFにて5000円で「ハロウィン Michael's BOX」を購入。
早速、パート1の特典のドキュメンタリーを見る。低予算で作った映画がこんなに当たってしまったという最初の制作現場の裏話がなかなか面白い。純粋に映画を作りたいという情熱みたいなものや若いパワーが感じられた。ホラー映画の撮影が一番楽しく笑える現場だと言っていたが、そうかもしれない。あぁ、僕もまた楽しく笑える映画作りがしたい!と思ったよ。
そして、本編は観ずに、いきなりパート2を見る事にした。これは日本での公開タイトルは「ブギーマン」だった筈。チラシを持ってる。目玉に注射器のデザインです。
高校の時かな?TVで一度見てるが、たいして怖かったとか面白かったとかいう印象は無い。
火に包まれて出てくるブギーマンの映像と音楽だけは記憶に残っているが、それ以外は忘れていたので新鮮な気持ちで見れました。
物語が進むにつれて記憶が蘇ってきて、思い出してゆき、見たぞこのシーン覚えてる!ってな感じでちょっぴり懐かしい感じ。一夜の話。しかもパート1の後の同じハロウィンの日の話なのでずっと夜の映画。そんな事もあり、ちょっと間伸びした感は拭えないが病院の廊下とか不気味だけどもなんか惹かれる映像が盛り沢山。廊下の見た目ショットって何故か好きです。この映画とかからの影響なんでしょうか?「サスペリア」とか「ハロウィン」とか音楽と廊下の映像が上手く雰囲気を盛り上げる映画は大好き。夜の学校の廊下の不気味さの思い出も影響してるのでしょう。地下鉄の廊下もいいね。蛍光灯とか。中学の時に廊下とエレベーターの映画を作ったなぁ。(エレベーター)
ある種のトラウマじゃないけど、なんかがあるんだろうな。
「ハロウィン3」はまだ見た事の無い映画だから、ちょっと楽しみ。だけどマイケル・マイヤーズが出て来ない映画らしい。でもJ・カーペンターも音楽等で絡んでいるようだし最高傑作である事はまず無いにしても案外掘り出し物の作品ではないかと期待している。はたしてどうなのか?楽しみです。

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