どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」

2008年11月16日 | 映画
ゾンビ映画の帝王、ジョージ・A・ロメロ監督の新作ゾンビ映画「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」を鑑賞。
今回はフェイク・ドキュメント仕立ての映画でしたが、この手法による新鮮味という点ではあんまり無かったなぁ。という印象。
しかし、ゾンビ映画の「ある視点」から見た映画としては興味深いものはあったし、問題定義もあった。
現代のネット社会を反映したゾンビ映画でした。
映画としてはシリーズの流れでゾンビ側の動向というものに興味があったのですが、ゾンビそのものの描き方はワンパターンというか目立つものが無くて無個性なのが残念でした。
映画作りをしてる際の嘘のモンスターと実際にゾンビが現れての対比がなかなかユニークで面白かった。
キャラクターが後半生きていたと思う。滑稽だけども恐ろしい感じ。
低予算でもアイデアしだいで描きたい内容の映画が作れるという事と現代のネット社会を反映させたゾンビ映画を作った所が流石だと思わせるなかなかの映画だったと思います。

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