ルー・リードとメタリカがコラボして制作されたアルバム「LULU」を聴いた。
あまり良いという噂は聞かないものでしたが個人的にはかなり気に入った。
メタリカは余り詳しくないので分からないですがルー・リード色の強いアルバムだったと思う。
歌というより、もはや朗読な感じの「ザ・レイヴン」に近い感じのものでした。なんでもドイツの昔の戯曲をベースに作られているとかでアルバム2枚組で1つの物語が描かれております。アルバム「ベルリン」みたいなのを想像しましたが内容はアレよりもっと倒錯していて暗い。色々な捉え方は出来るとは思いますが、ルルという男に冷たい娼婦が日雇い労働者か切り裂きジャックに殺されてしまうというお話。一枚目は女性からの視点で切り刻まれ死んでゆく様から時間が逆に戻ってゆくように結果から理由が明かされていきます。
その描写は生々しく陰惨ですが痛みよりも倒錯した死の快楽が表現されてたように思う。
二枚目は男の視点でルルを愛したが受け入れられなかった男の苦悶と喪失感、支配する為の殺人への衝動等も描かれているようでルルを殺した者の考えともとれるが、また別の第三者ともとれるし男も共に死んでしまうともそうでないとも色々と解釈は出来た。
歌詞を読みつつ聴くと1つの映画を見てるような感覚で暗くもどこか哀しい物語を感じる事が出来ました。サウンドもヘビーなものから優しいものまでとても良かった。
ラストの曲だけ癒し系入ってます。
ジャケットのデザインがアルバムの内容を上手く表現してると思います。
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あまり良いという噂は聞かないものでしたが個人的にはかなり気に入った。
メタリカは余り詳しくないので分からないですがルー・リード色の強いアルバムだったと思う。
歌というより、もはや朗読な感じの「ザ・レイヴン」に近い感じのものでした。なんでもドイツの昔の戯曲をベースに作られているとかでアルバム2枚組で1つの物語が描かれております。アルバム「ベルリン」みたいなのを想像しましたが内容はアレよりもっと倒錯していて暗い。色々な捉え方は出来るとは思いますが、ルルという男に冷たい娼婦が日雇い労働者か切り裂きジャックに殺されてしまうというお話。一枚目は女性からの視点で切り刻まれ死んでゆく様から時間が逆に戻ってゆくように結果から理由が明かされていきます。
その描写は生々しく陰惨ですが痛みよりも倒錯した死の快楽が表現されてたように思う。
二枚目は男の視点でルルを愛したが受け入れられなかった男の苦悶と喪失感、支配する為の殺人への衝動等も描かれているようでルルを殺した者の考えともとれるが、また別の第三者ともとれるし男も共に死んでしまうともそうでないとも色々と解釈は出来た。
歌詞を読みつつ聴くと1つの映画を見てるような感覚で暗くもどこか哀しい物語を感じる事が出来ました。サウンドもヘビーなものから優しいものまでとても良かった。
ラストの曲だけ癒し系入ってます。
ジャケットのデザインがアルバムの内容を上手く表現してると思います。
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