「ブレックファスト・クラブ」

ブルーレイで衝動買いしちゃった80年代の懐かしい青春映画「ブレックファスト・クラブ」を鑑賞。
多分、高校生だった頃に見ているが同じような出演者の似たような青春映画が色々あったからどれがどんな内容の映画だったのかとか結構忘れちゃってたけど、アメリカの高校の雰囲気とかは映画で印象に残っていた。日本とは違う感じもあるが、共感出来る部分も結構あって高校生の悩みとかを描いた青春ものとして面白く見れる映画で能天気で明るく楽しい反面、若者の悩みや個々の個性が出ていて真面目に見応えあります。
出演者の顔ぶれや音楽が懐かしくて演技も見応えありました。
学園青春ものでは今見るともっとハチャメチャでクレイジーな映画の方が改めて見直すなら楽しめそうですが、この映画は今見ると結構、真面目さが今は強く感じられたかな。
脚本が凄く良く出来てると思います。
後で特典映像のドキュメンタリーも見るが入念にリハーサル期間をとって役者同士色々と挑戦とか出来た映画作りだったようです。そういうじっくり時間をかけて作られた芝居が見応えありました。
またこの時代の懐かしい青春映画もいくつか見直したくもなりました。
ポスターのデザインも印象的というかこのポスターをパロディとして真似をした「悪魔のいけにえ２」のポスターが面白くて一度並べてみたかったジャケットでした。並べるとやはりいい感じ。

「デビル」

安かったので衝動買いしたブルーレイで映画「デビル」を鑑賞。
ナイト・シャマラン原案のホラー系映画で粗筋のアイデアが面白そう。しかし悪魔の絡む映画って事で内容は嘘っぽくて信憑性が感じられないのでなんか微妙。
そんな内容の映画だったんだけど飽きずに見せきる力量が凄くて面白く見れました。
音楽や音響効果が良くてサラウンド・ヘッドホンで見てると突然の脅かし場面とかで結構ドキッとさせられた。話はアレだけど案外最後には上手くオチというかまとまりもあって良かった。
見せ方の演出の勝利かな。高層ビルの屋上からの俯瞰の映像の見せ方とか高所恐怖症的なゾクっとくるものも感じれた。エレベーター内ばかりの映像では閉所恐怖症な人は息苦しくも感じたりしたのだろうか？おいらはそれは感じれなかったけど。
登場人物もそんなに多く無くて密室ばかりの映画だから低予算で撮られてそうだけどアイデアと演出で頑張ってるなかなか見応えある映画となってたと思います。