「ハードカバー 黒衣の使者」

ジェニー・ライト映画祭の最後は「ハードカバー 黒衣の使者」という映画。
この映画も大好きです。怪奇小説を読んでいたら小説の中の怪人が現れて殺人が起こるというホラーファンタジー。怪人がジェニー・ライトを愛する女だとして酷い事を愛すればこその屈折した努力を重ねます。
そんな歪んだ報われない愛の形も魅力です。この映画でのジェニー・ライトも綺麗です。相変わらずポカンとした何考えてるかフワフワしたような役柄でしたけど。
恋人役で事件を解決する立場の役柄の男があまり活躍せずパッとしないのがアレでしたがラストにストップモーションアニメで描かれるジャッカルと人間の間の子クリーチャーが大活躍してくれるのが何だか分からないけど盛り上がり好きです。
最後はどうなっちゃうんだろう？と興味をそそりますが、まさかあんなトンデモなぶっ飛び展開になるなんて…初めて見た時は驚きと共になんじゃそりゃ？みたいな騙されたような感覚もありました。だけどそういうのも含めて変わった夢のような世界感や雰囲気に呑まれて大好きな映画となりました。
見始めたらあっという間に見れちゃう不思議映画。
DVDソフトが手に入らないので字幕無いけど輸入盤ブルーレイ買っちゃおうかと迷い中。