どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ミツバチのささやき」

2018年11月08日 | 映画
大学時代にテレビで見てとても良かった印象は残っているんだけど、どう良かったのか殆ど覚えていなかった映画「ミツバチのささやき」のブルーレイを購入して凄く久しぶりに鑑賞。
「フランケンシュタイン」のモンスターが実在すると信じるお眼目ぱっちりの無垢な少女に感情移入が出来て最後は泣ける映画だったような印象だったのですが久しぶりに見ると色々と違っているのが分かりました。
思ったよりまったりとした展開で睡魔を誘うものがありましたが映像は綺麗です。印象的な場面も多いですが何よりこの映画の魅力は主人公アナ役の少女の無垢な瞳と佇まいでした。
僕も子供の頃に見た「フランケンシュタイン」のモンスターが怖い存在だと思って見たのに怖い存在では無く可哀想というか哀愁と何処か親しみを感じる存在であったからアナの子供目線の不思議な感情に共感出来るものがありました。完全に忘れてたのは映画の後半でモンスターが実際に登場する場面っていうのがあったんですね。
美しくファンタジックではあるが死の恐怖を感じるような静かな展開の夜の場面が独特の魅力を感じました。
ネットで後から調べてみると政治的な隠喩とか色々と含まれた映画であったとか書かれてましたが勉強不足の為、そこまでは僕は全然理解しないで見てました。


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