どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「囚われの女」

2020年12月01日 | 映画
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の遺作になる1968年の映画「囚われの女」を鑑賞。モダンアートとか写真や当時の文化やフリーラブやアンダーグラウンドな文化を反映させたものの見方や視点についてを描いた作品でした。映像的にも面白い見せ方や編集がされていて美術も興味深くサイケデリックな効果とか絵になるカットも沢山あり良かった。アートやSM的変態的な感覚や良く分からない魅力に惹かれる様が描かれてました。ラストは予想しなかった変な後味を残す終わり方でした。
目力のある女優さんがとても魅力的でした。エリザベート・ウィネルという方だそうです。少しアンディ・ウォーホルのミューズのイーディにも似てましたね。




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「BERLIN」

2020年12月01日 | 映画
何度も聴き見たルー・リードのライブ映画「BERLIN」を久しぶりに5.1ch サラウンド・ヘッドホンにて鑑賞。
日本語字幕も付いてるので歌詞の内容とかもすんなり入ってきて聴けます。
毎回少しずつ感じ方というか受け取り方は違うのですが切なく暗く哀しい物語であると同時にそんな状況から早く立ち直らなきゃみたいな前向きなものも感じられます。気にしないと言いつつも深い悲しい引きずるものはあるけどね。16mmのフィルムの独特のトーンや映像も大好き。音も優しかったり激しかったりでギターの唸るようなサウンドが痺れます。
何度聴いても何かグッと来る音楽で映画でした。


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