鈴木清順監督の題名だけは昔から良く知っていた映画「ツィゴイネルワイゼン」を初鑑賞。撮影や照明に構図の美しい映像で何やら良くは分からないけれど妖艶で不気味で不思議でユーモラスで残酷な妙な世界観でまったり展開してゆく映画です。惹きつけられるものはありますが少々怠くも感じられもしたり。だけど深く理解出来てなくとも突拍子の無い描写や展開が急に出てきたり映像的にハッとする瞬間があったりするので目が離せません。女優陣がとても綺麗に撮られていて素敵でした。演劇みたいでもあり映画的でもある独特の世界感で最終的には全てあの世の出来事?という事で良かったのかな?何でもありの自由な創作と芸術的な映像美と変態的な拘りというか演出が炸裂した和風な空気感のある変わった魅力のある映画でした。
大学時代にパフォーマンス論という授業を受けていたフランキー堺先生の出演映画「喜劇 男の腕だめし」を鑑賞。色々と出演作は見てましたが、がっつり主演の映画を見るのはもしかしたら初かも。結構古い映画でストリップ劇場のオーナー役を面白可笑しく演じています。見世物的な娯楽作であり沢山ヌードやおっぱいが見られます。
だけど芯になる物語が人情仁侠ものというかいい話で纏められていて昭和時代の良き雰囲気と共によく出ていました。昭和時代の何処か懐かしい風景描写なんかも見所でした。今では失われた独特の文化みたいなものも感じられました。フランキー堺も若々しかったです。人懐っこい笑顔が魅力でしたね。
だけど芯になる物語が人情仁侠ものというかいい話で纏められていて昭和時代の良き雰囲気と共によく出ていました。昭和時代の何処か懐かしい風景描写なんかも見所でした。今では失われた独特の文化みたいなものも感じられました。フランキー堺も若々しかったです。人懐っこい笑顔が魅力でしたね。