デジタル合成の仕事を初めた見習い期間中に劇場で見て衝撃を受けたスピルバーグ監督の映画「ジュラシック・パーク」を久しぶりに劇場鑑賞。今回はIMAXレーザーの3Dでの上映を見ました。レーザーだから光量も明るくて3D眼鏡越しでも自然な明るさと色でストレス無く見れました。2Dからの3D変換もなかなか効果が出ていて一部は切り抜き感もあったけど面白く見れました。今作はCGが本格的にリアルに使われた映画で当時はかなり驚きと共に見れたのですが改めて見直すとCGが使われた場面というのは少なかったですね。案外アニマトロニクスやパペットによる上手な見せ方で見せる所と見せない所を上手く演出した的確な人間ドラマを描いた娯楽作品に仕上がっていました。夜の場面でのTレックスは今見てもCGとは感じさせない迫力がありましたが最後の大好きだった雄叫びする決めカットは大画面で見ると当時のCGっほさを感じてしまいました。久しぶりで前半の流れとか再度新鮮に見直せましたが恐竜の出る場面はLD時代に何度も見ていたので大画面での再確認っぽい見方をしてました。後半はちょっと怠くも感じたりも。だけど今作を境に映画のVFXというものの技術の進歩は凄いものがありましたね。今やCGも随分と進歩して何でも描けるような時代となりましたがCGとアナログな効果が半分半分だったくらいの方が魅力的なものが個人的には多かった気がします。そういう意味でCGだけは凄い「ジュラシック・ワールド」のシリーズよりも今作の方が断然好きです。
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