同志社大学体育会航空部 活動日誌

同志社航空部の活動報告を公開中!

滝川最終日

2009年08月21日 | Weblog
4回の入江です。こんばんは。

本日20:30フェリーで敦賀まで帰り、全員が無事に帰ってきました。
滝川最終日(8/20)は朝から雨が降っており、フライトは昼ご飯をすませてからとなりました。
曇り空、上空は静穏で、地上は南風結構吹いていました。
川又は自家用に向けて自分の納得いかない課目やクセを直すためにフライト、洲上も一度は通ったATチェックを、教官チェンジの関係でもう一度フライトをしました。
夕方の電車までねばりました。
洲上は残念ながらほんの1歩届かず、滝川ではATソロに出ることは出来ませんでしたが、悔しさをバネに同立戦ではきっと出ることでしょう。
選手として一緒に戦うのを楽しみにしています。

滝川での飛行時間(発数)
入江  7+58(11)
竹山 10+24(10)
川又  8+50(16)
洲上  6+22(13)




ここからは私の個人的な感想ですが・・・


滝川での2回目の合宿。
今後の競技会にむけて、自分達の気象知識の不足、ソアリング技術の未熟さを強く感じました。
サーマルだけではなく、コンバージェンスやウェーブを使って、雲海やブロッケンなどいままで見たことの無い世界を見ることが出来ました。
まだまだ教官に「見せてもらっている」だけですが、「自分の力でこの景色を見たい」という気持ちが、自分のトレーニングの動機付けなのだと教わりました。

また、滝川の教官陣や来られていた社会人の方々とたくさんお話をして、自分のこれから卒業後にどのようにグライダーに関わっていくかということも考えさせられました。
学連の枠を越えた合宿は、オーストラリアも入れると3回目でした。
社会人クラブや、SATA、ナロマイン。色々な人が色々な考えを持っています。
たくさん話を聞いた中で、自分の中ではどうしたいのか、どの考えに共感するのか、毎日考えました。
私は卒業後もグライダーに関わっていきたいと思っています。
その中で、自分の最終目標は競技会なのではなく、その先にあるのではないかと感じました。
もちろん競技会で勝つということは目標のひとつですが、グライダー人生はそれだけではなく、その先にも続いていくものだと思います。

今後学連が縮小していく中で、自分たちがどういう選択をするのか、どこの大学も岐路に立たされています。
私は大切なことは「将来あるべき姿を見通し、過去に囚われず柔軟な発想で行動を起こすこと」だと思います。
そのためには広い視野を持つことが重要です。
もっと知識をつけなくてはと思います。

今回はフライトの技量は勿論ですが、こうやって色々なことを考えるきっかけをもらえたことがとても自分のためになりました。
竹山・川又は「教官とはどうあるべきか、自分が目指す教官像は?」ということについて遅くまで語り合っていましたし、洲上も同立戦のピスト準備・自家用の勉強をしながらこの滝川合宿を過ごしていました。
行き・帰りの長い船旅では、4人でクラブの運営やチームについても話し合いました。
目に見えない成果ですが、これも後輩に伝えることができたら良いなと思います。

最後になりましたが、今回は4人とも翔学金をお借りして、滝川に来ることが出来ました。本当にありがとうございます。
収支報告を、簡単にですが同志社専用BBSに投稿させていただきました。
ご確認下さい。
OBの方々から見れば私たちはまだまだ本当に未熟だと思いますが、これからも暖かく見守っていただけたらと思います。
今後とも後輩たちが利用できるように、ご協力いただければ幸いです。
コメント (1)
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