3回重田です。
今日の競技成績・・・思い出すと今でも興奮して上手く語れないのですが、とにかく報告させて頂きます。
3月4日 Day3
天気:晴れ
風:正対風
タスク:高山→千代田(32km)
1発目:前田 11:45離陸 12:27着陸 飛行時間00+42
2発目:重田 13:09離陸 13:50着陸 飛行時間00+41
3発目:岩井 14:33離陸 14:38着陸 飛行時間00+05
4発目:岩井 15:19離陸 16:19着陸 飛行時間01+00
ゆるい西高東低の気圧配置の中、昨日に引き続き上空は強い寒気に覆われていました。朝から十分な日射もあり好条件が期待されたので、タスクは高山→千代田のΔ32km。朝のブリーフィングではアウトランディング場の確認も行われました。前日のくじ引きで決まった同志社の発航順は15番。この順番が見事にはまり、丁度条件が良くなった時刻に1番手前田さんが離陸。この時周回していたのはまだ日大8Kのみでした。同時期に上がった立命ディスカスと上空でサーマルを取り合いながらも、いち早く1500mまで上昇し一気に高山を目指します。途中グライドスピードの差で立命ディスカスに追い越されるも高山を1200でクリア、そのまま高度落とさずに千代田を1100でクリアしそのままゴール。一番手として完璧な仕事をこなし2番手にバトンを渡してくれました。
この時点での周回は日大8K、立命ディスカス、同志社23の3チーム。上空に浮いている機体が多かったためすぐに自分にも発航順が回ってきました。先ほど一緒に周回した立命ディスカスの2番手に続いて離陸。あらかじめ目星をつけていたポイントでサーマルにヒットし一気に1400mまで上昇。その間に立命が着陸するのを無線で聞き、これは差をつけるチャンスだと気持ちが逸ります。高山を1000mでクリアした後、富士重上空で再び1400mまで上がりなおしたのですが、サーマルで上がるまでもなくその先のルートはほとんど沈下がなく千代田を1000mでクリア、サーマリングに無駄な時間を使ってしまった事に後悔しました。そのまま180km/hでファイナルをかけてゴール手前で350から引き起こし400でゴール・・・のはずだったのですが、ゴール判定はNoGood。引き起こしが遅かったのか、高度計指示の遅れを読み間違ったのか、競技会初周回という未熟さが減点を招いてしまいました。
しかしこの時点で2周目を達成しているのは日大8Kと同志社の2チームのみ。3番手の岩井に期待がかかります。岩井の発航を待つ間に各チーム周回を達成していきますが、3番手の離陸は同志社が2番目に早い!しかし条件が一時的に死に始めたのか、すぐに場周に戻ってくる機体が目立ち始めます。渋い条件の中みんなの期待を背負って離陸した岩井でしたが中々サーマルにヒットせずあえなく撃沈。しかし、まだ最終発航までは時間がありました。再び機体をセットし次の発航順を待ちます。最終発航ぎりぎり15時19分にもう一度岩井が離陸。皆の祈りが届いたのか条件が再び持ち直し、渋いながらも岩井が粘りのフライトを見せます。慶應YS・立命ディスカスとやりあいつつ苦労して高度を上げると、一直線に高山へ。地上で見ている皆も応援に熱が入ります。しばらくして「同志社23、まもなく高山クリア」の無線。その瞬間、地上の同志社クルーから歓声が上がりました!周回できないまでもこれで1ポイントクリア、2.5周だと帰ってきた岩井を興奮気味に皆で迎えたのですが、話を聞くとカメラのセットミスで結局写真撮影できなかったとの事。写真がなければ当然無得点です。非常に残念な結果となってしまいましたが、悔しがる岩井の話を聞きながらもこれからの同志社チームの可能性を感じさせる1日となりました。
この日は結局、日大A、慶應A・B、早稲田A・Bが3周を達成。その他周回多数であまり差をつめることは出来ませんでした。得点は前田さんが38分9秒で935点。重田は37分15秒でゴールNoGoodに加えて、旋回点撮影不良もあり減点100の844点。未熟・・・
ただ明日も好条件は続きそうなので、同じミスを繰り返さずに今度こそ3周を目指します!
Day3
◆個人デイリー
1位:山崎(早稲田A)1000点
2位:中村(名大)981点
3位:橋本(東工6)973点
9位:前田(同志社23)935点
22位:重田(同志社23)844点
◆団体デイリー
1位:慶應A 2674点
2位:日大A 2537点
3位:早稲田B 2490点
10位:同志社23 1779点
通算成績
◆団体総合
1位:慶応A 4751点
2位:早稲田B 4090点
3位:早稲田A 4055点
10位:同志社23 2574点
◆個人総合
1位:柳沢(法政A)2602点
2位:中村(名大)2545点
3位:小寺(東海6)2503点
12位:前田(同志社23)1730点
32位:重田(同志社23)844点
プレッシャ-掛けるがこれを跳ね除けて健闘を祈る。
去年の名大もカメラミスで周回失った。
慶応と僅差となった時彼らは あのミスさえ無ければ今頃は悠々とトップなのに と全員口々に悔しがってた。
コイツラ凄い奴らだと感嘆した。
まるで全員が一人の人格を持つ合体ロボだと思ったよ。
後輩が贈った新品ゴム索が3人を引っ張ってるぞ!
運も味方してくれる様にベストを尽くそう!
済んだ事はクヨクヨしない、次に活かせば良いから。
三人の健闘を祈っています。
重田・岩井君 昨日のミスはキッパリと忘れて、気持ちを切り替えろ。何事も経験、次に生かせ。
好条件が期待出来るのは、今日と明日の2日間でしょう。勝負は2日しかないと思って、一発を大事にするように。