今回は、「伊万里 染錦鉢」の紹介です。
側面(人物を描いた面:全体で3カ所描かれている)
人物を描いた面から見た底面
側面(花を描いた面:全体で3カ所描かれている)
花を描いた面から見た底面
見込み面
見込み面の側面に描かれた獅子文の拡大写真(3カ所のうちの1カ所)
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 口径;21.8cm 高さ;8.4cm 高台径;8.5cm
この鉢は、昭和57年に(今から38年前に)買ってきたものです。
当時は、古伊万里は、大きければ大きいほど値段が高かったんです(><) 皿もそうですが、鉢もそうでした。
写真では分からないでしょうけれど、この鉢には、腰の部分に、ほぼ一周するほどに、約8割に渡ってニューが入っています(><) ですから、持ち上げる際も、パカリと、上下真っ二つに割れるのではないかと気を使います。それにもかかわらず、けっこうな値段を取られました(><)
現在では、古伊万里も、大きいほど人気がなくなりましたから、現在のほうが安いですね(><)
この鉢は、大・中・小の三つ組のもの(普通、三つは入れ子状になっている)からの離れでしょう。現在なら、無傷の大・中・小の三つ組のセットものが買えるのではないかと思えるほどの値段でした(><) 骨董の値段も、その時の流行に左右されますから、やむを得ないですね、、、。