今回は、「李朝 白磁碗」の紹介です。
この白磁碗は、昭和58年(1983年)に、今から41年前に買ったものです。
ただ、この頃では、もう、私のコレクションの対象は主として古伊万里に向けられてきていて、朝鮮半島のものにはそれほど関心が無くなってきていたのですが、たまに、このような、手の届きそうな、味の良いものに遭遇しますと、ついつい手を出してしまったわけです(~_~;)
見てのとおり、ちょと小振りで、抹茶茶碗とするには小さ過ぎますし、口縁に窯疵もありますから、利用価値が低いため、売れ残っていたのでしょう。
でも、「李朝白磁」としてはなかなか良く焼けていますし、参考資料とするには良い材料になるな~と思って買ったわけです。
そのような、今回紹介しようとしている「李朝 白磁碗」というものは、次のようなものです。
李朝 白磁碗
正面(仮定)
大きさとしては小振りです。口縁に窯疵があります。
正面の反対面
見込み面
口縁に窯疵があります。
口縁の窯疵部分の拡大
裏面
高台部分
生 産 地 : 朝鮮半島
製作年代: 朝鮮王朝時代前期
サ イ ズ : 口径11.0~11.2cm(歪みがあるため) 底径5.1cm 高さ5.0~5.2cm(歪みがあるため)